ハイスクールD✕D 白銀の姉を持つ世界を変える男   作:ニャン吉

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第9話

ソーナを連れて家へ帰った俺は眷属達を会議室に集めた。

「済まないな。今日集まってもらったのは俺の婚約者で葬儀社のメンバーであるソーナとの話だ。」

と俺が言うとライザーの実の妹であるレイヴェルが

「話は知っています。私の兄がご迷惑を。認めるのも嫌ですがあの男の妹である私がクロス様に謝罪をします。

もうしわけありません。」

とレイヴェルが俺に頭を下げて謝罪してくる。

「気にするな。レイヴェル。おまえのせいではない。」

「そうです。レイヴェル。貴方のせいではありません。」

とソーナが答えた後に顔を頬を少し紅くして

「そのおかげで私はクロスの気持ちを知れましたし私の本心もクロスに伝えられました。」

「まぁそうだな。」

「それならよかったです。

それでどうする事になったのでしょうか。」

とレイヴェルが俺に聴くと他の眷属達も俺の方を向いた。

「明日の深夜に俺とライザーがレーティングゲームでソーナの婚約をかけて戦う事が決まった。それに出てもらいたい。」

と俺が言うと眷属の1人である黒歌が反応した。

「私達が参加するまでもない気がするのだけどにゃ?」

の声に四条桃花も

「それは僕も思うんだけどどうなんだいクロス?」

「ああ。ライザーにその眷属達程度なら俺一人でも過剰戦力と言えるだろうな。」

と答えると今度はテンテンが反応する。

「ならなんで私達を集める必要があったの?1人でも十分なのはクロスが1番理解しているんでしょ?」

「なに。俺の眷属のお前達のお披露目も兼ねて参加するだけしてもらいたい。何もしなくていいさ。」

と言うとレイヴェルが

「クロス様。ライザーは私に殺らせて欲しいのですがよろしいですか?」

「それは何故だ?」

「簡単な話です。6年振りの再開の手土産に妹に敗北したという事実をぶつけたいのです。」

「そうか。レイヴェルの好きにするといい。」

「ありがとうございます。」

 

こうして俺たちの話し合いを終えて

翌日の深夜に備えた。

 

翌日 深夜

 

俺達はリアス達がいる中でオカルト研究部の部室に来ていた。

俺の眷属として公になっている黒歌達以外は葬儀社のローブを被った状態で。

 

するとリアスが

 

「クロス。少しいいかしら?」

「なんだリアス?」

「なぜほとんどがローブを被っているのかしら?」

「眷属のお披露目も兼ねているからだ。どうせ上層部の老害達も映像を見ている。丁度いいだろう。」

と答えているとライザーとその眷属達がやって来てその後すぐに姉さんもやって来た。

 

そしてライザーから一言。

「クロス。貴様もフルメンバーで参加するのだな。大した心がけだ。いい勝負を期待しているぞ。まぁ俺とお前達では勝負にすらならんと思うがな。」

という言葉に俺が反応しようとするとレイヴェルがいち早く反応してローブを脱いだ。

「そうですね。結果は分かりきっていますわ。ライザー。あなたの負けですわ。」

と答えていた。

普段のライザーであれば違う回答が来ていたはずだが答えたのが実の妹であるレイヴェルだった為別の回答が帰ってきた。

「なぜレイヴェルが貴様の様な悪魔の汚点の横にいる!それにレイヴェル!なぜ家に帰ってこない。お父様達も心配しているぞ。」

「それは悪いことしましたわね。でも帰るつもりはありません。私はクロス様に救って頂いたこの命。そして気付いてしまった悪魔の最大の汚点である上層部の老害達。全てを精算するまでは帰るつもりも組織を抜けるつもりもありませんわ。」

「何故だレイヴェル。俺はお前の兄だぞ。兄の言うことが聞けないのか!」

「私は貴方ごときを兄などと思った事は今まで1度もありませんわ。それに私の帰る場所はフェニックス家では無くクロス様のいるところです。貴方如きに色々と言われる筋合いはありませんわ。」

そう言ってレイヴェルは昨日俺がライザーに見せた黒炎を右手の掌に作り出した。

俺の黒炎よりも小規模だがライザーを殺すのには強すぎるものだ。

 

確か昨日姉さんに止められたな。

と俺は思い出しレイヴェル右手首を捕まえた。

 

「あいつ如きにその黒炎を使うのは勿体ないぞ。レーティングでも使うのは認めない。使うのは『炎帝』ランクの技までにしとけ。」

「申し訳ありません。クロス様のお顔に泥を塗るとのろでしたわ。」

とレイヴェルが俺に謝罪すると姉さんが

「確か昨日はクロスがその黒炎を作っていたわよね。」

「本当ですかクロス様。」

「本当だ。」

「なら私の事は言えませんわね。」

「そうだな。まぁこの程度の技で崩壊する結界で俺達がレーティングゲームを行う。それだけ理解してくれレイヴェル。」

「話を流しましたわ。でもわかりましたわ。手加減しながら戦う事にしますわ。」

とレイヴェルが言うとライザーが

「妹の分際で兄の俺に手加減だと。調子に乗るのもいい加減にしろ!レイヴェル。お前が俺に勝てるはずが無いだろうが!調子に乗るな!」

「調子に乗っているのはそちらではなくて?」

「どういう事だ?」

「実力差が理解出来ずクロス様に勝負を挑む事から始まり今までの無礼の数々。クロス様の心が広いから殺されていないという事を理解していないのですか?

理解していないからわざわざ負ける戦いを挑むのですね。愚かにも程がありますわ。」

「俺がクロスに負けるだと。何を言っているんだ。負ける訳無いだろ。」

そう言ってライザーがレイヴェルに対して我慢の限界値を超えてレイヴェルに多少大きいが中身の無い炎の攻撃を投げてくる。

 

それに反応したレイヴェルが水の力を持ったメモリを取り出し1人で変身する準備を終えて

 

「変身」

そう言ってメモリを、腰に出現したバックルにセットして変身した。

 

青いフルアーマーの装備

 

それを身に付けたレイヴェルが右手を前に伸ばしライザーの放った炎を消し去った。

 

「この程度で私の兄を語るなど我慢なりませんわ。グレイフィア様。早く始めましょう。」

 

「わかりました。ではレーティングゲームの空間に飛ばさせていただきます。」

 

グレイフィアはそう言って俺達とライザー達をゲーム会場へ転移させるのだった。

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