バディファイト@サイバーダイバーズ   作:辻 逆月

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さあ、今回から〇〇がでて〇〇〇〇〇で〇〇と〇〇〇が〇〇〇〇〇〇〇〇〇に〇〇っすよ!


ライナ誘拐事件

日曜日。

ショップ大会が終わった後、人が少なくなった時間帯。

俺は辰馬に怒鳴っていた。

 

プラグ「はあ!?蒼に行かせたのか、よりによって店で流す映画のチョイスに!」

 

辰馬「そんな大きな声で言わなくてもいいだろ。俺のカードを貸したし、戸籍が無いことについては問題ないはずだ。」

 

俺は辰馬に食ってかからずにはいられなかった。

なぜなら。

 

プラグ「あいつの映画チョイスは、どれもクソ映画と言って丁度良いぐらいなんだよ!」

 

凛「あ、この前蒼、『メバルマン』借りてたにゃ。はっきり言って元ネタに喧嘩売ってたにゃ・・・。」

 

辰馬「そ、そんなにか?」

 

プラグ「例えば、アイツが見たがった『バカデカーイワシVS8兆人のジジイ軍団』って映画。アレは、映画批評で0.1点すら与えるのが惜しいとされたクソ映画だ!」

 

俺たちの話を聞いて、2人の男女が歩いてくる。

バイトのミュージシャン、南條響と女子高生、弁天銀子だ。

 

響「むしろ、それ内容が気になるっすね。」

 

銀子「あの人、なんでんなもん借りてんのよ・・・。」

 

プラグ「聞きたいか。」

 

全員がうなずく。

 

プラグ「内容は、バカデカーイワシと8兆人のジジイが闘った、「後」の話になっててな。バカデカーイワシは出てこない上に、8兆人とは程遠い、4~5人のジジイがひたすら意味不明に2時間半も引っぱたきあい、途中でお婆さんが、「ついに、あの方が」とかいうセリフを言うが、説明無いうえその後一切出て来ない。」

 

他全員「・・・・・・。」

 

プラグ「そして最後は庭から金塊出てジャックとアリスが結婚してハッピーエンド。」

 

他全員「何だそりゃ!?」

 

響「邦題マジックにも程があるっすよ!」

 

凛「しかも、最後の2人誰にゃ!??」

 

銀子「ちょっと、それ作ったとこ行ってくる。ペンタ!アタシの釘バットどこ!?」

 

ペンタ「ここにあるペン!」

 

辰馬「ちょっと待て、俺も乗り込もう。」

 

プラグ「いやいや、流石にやめろって!」

 

銀子と辰馬をなだめようとしたとき。

 

?「ちょっとー!ライナちゃん居る!?」

 

・・・・・・幻聴かな?

何故か、このタイミングで最も聞きたくない声が。

しかし、聞き間違えたかもしれない。

ほら、首を90°曲げてごらん?そこにはきっとお客様が・・・。

 

プラグ「げっ!」

 

銀子「ちょっ!あんた。」

 

凛「何でにゃ!?」

 

響「俺レジに戻るっす!」

 

辰馬「・・・何の用だ。銃奈!」

 

最悪のブラックリスト登録者がご来店した。

 

銃奈「そう!主人公を超えた超主人公!天王銃奈ちゃん参上!よーく見ておけミナノシュー!」

 

辰馬「だから、何しに来た!?」

 

銃奈「いや、バディ出来たからさ。ライナちゃんにデッキ改造してもらおうと思ってさ。ついでに主人公の座奪いに!」

 

ピースサイン止めろ。

 

プラグ「お嬢は居ないから!帰って学校の宿題しなさい!」

 

銃奈「そんな全国の学生がドキッとすること言うなー!?」

 

ライナ「うーん、うるさーい。せっかく寝てたのに・・・。」

 

お嬢ー!?

真昼間にパジャマ姿でお店に出るなよ!?

 

銃奈「居るじゃん。」

 

銃奈はお嬢を抱えると異世界へのゲートを開き、その中に入る。

 

ライナ「んあ・・・?」

 

銃奈「そんじゃね!」

 

辰馬「ライナ!」

 

辰馬は手を伸ばすが、ゲートは閉じる。

 

蒼「たーだいま!まさか伝説の『トランスボーラー』と『サメイド!アキバへの挑戦』に加えて『鰯革命~我らは魚強と書くのだ~』がレンタルしてるなんてな。・・・・・・ん?どしたの皆。」

 

丁度、クソ映画紹介機が戻ってきた。

 

銀子「誘拐事件発生!バディポリスに連絡して!?」

 

響「了解っす!」

 

蒼「え?な、何のことだよ!?自分は誰も誘拐なんてしてないぞ?!」

 

プラグ「うっさい!誰もお前のことだって言ってねえよ、クソ映画紹介機!」

 

蒼「何だそのあだ名!?」

 

 

 

 

 

戻った瞬間、突然誘拐事件がどうとか言われたのは驚いた。

事情は聞いたが、ちょっと理解しがたい。

そして辰馬が警察への連絡に待ったをかけたのにはもっと驚いた。

 

銀子「何でダメなのさ、店長!」

 

辰馬「銃奈の件は俺たちアンダーズの管轄ってことになっているんだ。俺自身、アイツに一発ぐらい叩き込んでやりたい気分でな、警察なんぞにいちいち報告してられるか。」

 

プラグ「そういうことだ、まあ辰馬は留守番な。」

 

辰馬「何だと!?」

 

プラグ「当たり前だろ。店長がオーナー不在の店ほっぽり出すわけには行かねえ。」

 

響「けど、移動手段とかどうするんすか?居場所も分かんないんんじゃ探しようもないし。」

 

プラグ「ま、そこはだな。蒼、ついてこい。」

 

蒼「あ、自分も行くんだな。分かった。」

 

近くに居た響に借りてきた映画を渡してプラグについて行く。

 

響「えっと?こ、これは・・・。」

 

凛「わあ、タイトルからもうアウトにゃ・・・。」

 

 

 

 

 

花陽「あの、カードショップの方で騒いでたけど、何かあったんですか?そっちにライナちゃんが歩いていったんですけど。」

 

プラグ「ごめん!説明してる暇ない!」

 

蒼「ってここライナルームじゃ?」

 

ライナルームに入ったプラグは床に敷かれたカーペットを取り払う。

そこには、地下への扉があった。

 

蒼「何だこれ。」

 

プラグ「ライナドックへの入り口だ、入るぞ。」

 

 

 

中に入ると、巨大な地下空間が広がっている。

 

蒼「店の地下にこんなとこが・・・。」

 

プラグ「おい!ギアゴッド。お嬢誘拐事件発生だ。」

 

プラグの声にナニカが反応する。

 

歯車で構成されたように見える体。

巨大なモノアイと両腕についたブレードが目を引く。

4つのビット型の腕がぐるりと回る。

 

ギアゴッド?「・・・・・・状況ハ把握シテイル。ダンジョンワールドヘノゲートをイツデモ創リ出セル。」 

 

蒼「・・・で、でか。」

 

今まで見たモンスター達の中でも5本の指に入るぐらいデカい。

 

ギアゴッド「蒼、トイウ新人ダナ。私ハ元ギアゴッドVER10000(コンプリート)。現在ハギアゴッドVER99ライナノバディダ。」

 

ん?ライナのバディって。

 

蒼「プラグさーん?ライナってバディ居ないんじゃ?」

 

プラグ「んー。詳しいことは辰馬にでも聞け。お嬢は事情があってバディファイトをするのが苦手になってな。」

 

蒼「?」

 

ギアゴッド「ソノ問答ハ現在不要ダ。早急ニライナノ救出ヲ。」

 

プラグ「ああ、悪い。蒼も乗れ。」

 

蒼「あ、了解。」

 

自分たちはギアゴッドの背中?歯車?に乗った。

 

ギアゴッド「ダンジョンワールドヘノゲートヲ開ク。バディポリスノ警戒網システムヲハッキングシ、私達ノ存在ヲ隠ス。」

 

割と犯罪臭漂うこと言ってるんですが。

しかし、今はライナ救出が最優先だ。

 

ギアゴッド「行クゾ!」

 

ギアゴッドが開いたゲートに包まれるようなおかしな感覚を覚えながら自分たちはダンジョンワールドへと向かった。

・・・・・・本当にダンジョンワールドで合ってるのか?

 

 

 

 

 

――バディポリス本部

 

ハザードランプが灯り、けたたましいエマージェンシーコールが響いていた。

 

司令「どうした!?」

 

隊員「分かりません!急に次元監視網システムがシャットダウンされました!」

 

サツキ「誰かがハッキングでも仕掛けたのか!?」

 

隊員「それだけはあり得ませんよ。バディポリスはCBSN運営のイグドラシルサーバに次いで堅牢なファイアウォールが構築されてるんですから。」

 

隊員「そうそう、ハッキングなんてされませんよ。お、治った。」

 

大きな音も赤い光も消えた。

隊員たちが世間話に戻る中、盛谷サツキは首を傾げていた。




今回はここまでっす。
感想&活動報告待ってるっす。
ってあ、情報の更新を随分忘れてた。

『待て!何故吾輩の出番が無い!?小娘しか出番がないではないか!』

情報を更新しました。


■クソ映画マニア。
■グレートバイトドラゴンがバディになった。

山井プラグ
■エルシニアスはバディではなく、ビジネスパートナーと言っている。

下田辰馬
■バディはドラガオンモガミ。

下田ライナ
■以前はギアゴッドがバディだったが現在はバディ解消に近い状態にある。

南條響
年齢、20
性別、男
■ストリートミュージシャンにしてアンダーズのバイト。
■一人称、俺
■時々、アンダーズ内でライブをしている。
■蒼と同時期にアンダーズに入った。
■現在、バディファイトはあまりやっていない。

弁天銀子
年齢、16
性別、女
■ペンギン大好き女子高生。釘バットとペンギン風に改造したアンダーズパーカーがトレードマーク
■一人称、アタシ
■バディは補給員ペンタでデッキのモンスターは全てペンタ。
■バットを振って鍛えた筋肉で増えた体重を、太ったせいだと勘違いしている。
■使用ワールド、ドラゴンワールド
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