バディファイト@サイバーダイバーズ   作:辻 逆月

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地震で昨日は散々だったッスよ…。
今日も今日とて電車は遅れて、大学の授業間に合わない。他にも色々あったッス…。


チビ担当

−−電脳内生物研究所

 

CODE「邪魔するぞ!」

 

さっき炎斬を置いてけぼり、じゃなくて残ってもらって先を急いだ俺達は研究所のドアを開けた。

 

ヒビキ「お邪魔しますっす〜。」

 

ライナ「…。」

 

研究員「あ、アンダーズさん!?何でここに?」

 

近くにいた研究員が事情を聞くため近づいてくる。

前々からアンダーズの方に依頼を通してくるやつだ。

 

CODE「オーバードライブってモンスターについて聞きたいんだ、担当だったやついるか?」

 

研究員「……うえ?…オーバー、ドライ、ブ?」

 

ん?今反応がおかしかったな。

 

研究員「今、オーバードライブと言いましたか!?」

 

CODE「?ああ、ソイツののうりょ…。」

 

研究員「お願いです!オーバードライブのことを彼女に伝えて下さい、そうしないと彼女が!彼女が!」

 

CODE「は?彼女って、……おい、彼女って、女性だよな。」

 

嫌な予感がしてきた。

電脳内生物研究所、もといハッカー集団「ジーニアス」ここにいる女性って、一人しかいねえ。

 

ライナ「もしかして、ノアのことじゃ…。」

 

CODE「すぐ案内しろ!」

 

研究員「はい、こちらです!」 

 

あの死にたがりが担当とかふざけるなよ!

 

ヒビキ「……すんません、全然話についてけないんすけど。誰のことすか?」

 

ライナ「同性嫌いの死にたがり、つまりめんどくさい人なの。」

 

ヒビキ「それって一部オーナ、やっぱ何でもないっす。…何でもないっすから!ちょ、なんすかそれ!ロボットアーム!?嫌ああああ!?」

 

 

 

 

 

 

CODE「おい!ノア!生きてるか!?」

 

研究員「荒神君!オーバードライブの情報源が来たよ!フィリア君!荒神君は、ログアウトしてないよね!?」

 

研究所のたくさんの扉の一つを大の大人が血相変えてドンドンと叩く。

その大騒ぎを聞いて、他の部屋からも研究員が出てきた

 

研究イン「CODEじゃないか、君がここに来るとは珍しい。」

 

研究in「oh、プラーグ。ヒサ、シブリ、ダネ。Over driveノコト、知ッテルノ?」

 

CODE「ちょっと今それどころじゃねえ!返事しろって!」

 

?「そんなに慌てなくても今開けるから、待ってて。」

 

扉の奥から女性の声が聞こえてくる。

扉が開いて、中から黒髪の女性が出てきた。

 

研究員「フィリア君!良かった、荒神君は生きてるんだね!?」

 

フィリア「当然でしょう。バディを死なせるようなこと、私がさせるわけ無いわ。」

 

黒星の巫女 フィリア。

さっきから話に出てくるノアのバディだ。

 

?「んー、んー!」

 

そして、フィリアが出てきた部屋の奥で、目隠しした上で簀巻にされている芋虫みたいな何か、多分ノアが這いつくばっている。

 

CODE「おい、ノア。オーバードライブの事を聞きたいんだ。お前、担当だったんだろ?」

 

この際簀巻状態はスルーしてと。

まあ、喋れるようにガムテープは外そう。

 

ノア「んー!んー、ブハッ!?はー、はー、私を死なせて下さいー!」

 

CODE「第一声がそれかよ。とりあえず落ち着け。」

 

これがノア。

死にたがりのめんどくさい奴だ。

頭もいいし天才と言える、科学者志望らしいが…昔なんかあったらしく自殺癖を持ってる。

 

ノア「オーバードライブを外に出しちゃって!ムグッ!?」

 

もう一度口を塞ぐ。

 

CODE「俺らがそのオーバードライブを保護してた。けどよ、問題が発生したんだ。それでアイツに関する情報が欲しいんだ!」

 

ノア「んー!んぐぐ、んうー!んうー!」

 

CODE「勿論ただとは言わねえよ。情報をくれたら…。」

 

フィリア「くれたら、何すんの?」

 

扉にもたれかかったフィリアがノアの代わりに聞いてくる。

ノア相手にするとめんどくさい、俺はそもそも嫌いなことだからやりたくなかったが。

 

CODE「バディファイトの、相手してやる。」

 

瞬間、時間が凍った。

 

研究員「ふぇっ!?」

 

研究イン「……。」

 

研究in「Ms.アラガミ、ト?」

 

5秒後、ノアに変化が訪れた。

 

ノア「………ふ、へへ、ふへへ、えへへへへへ。バ、ディ、ファ〜イ、ト〜?」

 

ノアを簀巻にしていたロープから、ノアがゆっくりと抜け出し、灰色のロングヘアが姿を現す。。

付いたままだった目隠しも、強引に剥がし、青色と銀色のオッドアイだということが分かる。

 

CODE「ああ、バディファイトだ。」

 

バディファイトと聞く度にノアの目は見開かれていき、ヤバいという語彙力0の言葉でしか表現出来ない顔になってきた。

 

ノア「俺と、バディファイトしたいの!?」

 

さっきまでの気弱な態度はどこへやらだ。

 

CODE「できればやりたくない。だけどよ、やらないと表のお前が落ち着いてくんないだろ?」

 

ジーニアスのハッカー、ノア。

本名アラガミ ノア、漢字でどう書くか知らないが、そこはどうでもいい。

このハッカー、なんと二重人格なのだ。

普段は死にたがり。けれど一度バディファイトと聞けば。

 

ノア「じゃあよ、俺に勝てたらお前にオーバードライブの情報くれてやる。」

 

CODE「ああ、助か「ただし!」…。」

 

ノア「負けたらお前の体、アバターだけでいいから殺させろぉ、勿論ログアウトなんてすんなよ?。」

 

あら不思議、死にたがりが一変。

殺したがりに大変身。

ちなみに、更にめんどくさい事にファイトでガス抜きされないと表の方に戻っても死にたがったままだ。

つまりバディファイトで勝たなきゃならねえ。

 

CODE「…それで良い。さっさとお前を負かしてやる。」

 

エル、死事の時間だ。

影からエルが出てくる。

 

エルシニアス「ククク、ノアか。初めてファイトする相手だな。」

 

どうでもいい、早く終わらせればいい話だ。

その為にまず、精いっぱい怒らせてやる。

2人揃って変顔をしてみる。

 

ノア「お前ら…俺のことなめてんの?」

 

CODE「なめてねえ、こんだけ離れてて舐めるとか物理的に無理だろ。」

 

ノア「……やっぱ舐め腐ってんじゃねえか…!」

 

エルシニアス「腐ったものなど舐めても腹を下すのみ、舐める理由が分からんな〜。」

 

ノア「クソがッ!?」

 

ノアが殴りかかろうとするが、フィリアがそれを抑える

 

フィリア「ノア落ち着いて」

 

ノア「……ハッ!刻み殺す!」

 

互いにデッキを構える。

 

ノア「殺されるお前らの姿!黒い星から観察させてもらうぜ!ルミナイズ、ブラックオブサーヴェイション!」

 

悪いが、早めに勝たせてもらう。その為に、お嬢特製の本気デッキを持ってきたんだ。

 

CODE「オペの時間だ、悪い子は実験台。ハックスタート、ハッピークラックバッドエンド…」

 

システムボイス『ルミナイズを確認。サイバーバディファイト。承認します。バディファイト・・・。』

 

CODE&ノア「「オープン・ザ・フラッグ!(…)」」

 

CODE「マジックワールド…」

 

CODE

マジックワールド

機神大魔導 C・エルシニアス

ライフ10 手札6 ゲージ2

 

ノア「ダークネスドラゴンワールド!」

 

ノア

ダークネスドラゴンワールド

黒星の巫女 フィリア

ライフ10 手札6 ゲージ2

 

先攻は俺、つまりこのファイト、3ターン後につまらない幕引きになることが決まった。

 

 

 

 

 

 

ー−病院

 

蒼「お、グレー!映画借りてきてくれたのか!『コブダイ怒りの爆発』に『ホッケー』、どっちも荒々しい作品だな!って…ここ病院だけどどうやって見ればいいんだよ?え、ちょ、帰るって、待った!パソコン無いのか!?グレエエエェェ!!」




次回、CODE対ノアッス。
感想&活動報告お待ちしてるッス。

ちなみに今回登場したノアは投稿されたオリキャラッス。

以下の情報が更新されました。

ノア
年齢、17歳
性別、女
■電脳内生物研究所、もといハッカーチーム、ジーニアスの科学者の一人で高校中退。
■性格は気弱を通り越して死にたがり、女性にかなり苦手意識を持っている。
■二重人格で、バディファイトという言葉がスイッチになり、凶暴な人格になる、何故バディファイトなのかは不明。
■容姿は、長髪の灰色で、青と銀のオッドアイと、どう見ても日本人離れしている。
■一人称、私、又は俺。
■使用ワールドは、本来はスタードラゴンワールドらしいが、現在はダークネスドラゴンワールドを主に使い、バディは黒星の巫女 フィリア。
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