バディファイト@サイバーダイバーズ   作:辻 逆月

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前回の続きでディープジュール、略してジュールからスタートっす。
だがしかし、いつになったらファイトが出来るのか・・・。


ディープジュールにて

ディープジュール

 

ハッカーのたまり場として知られる場所だから、一般のユーザーはあまり近寄らない場所だ。

そんな場所にバディポリスの星野美奈ちゃんを連れてきたんだが。

 

美奈「何でこんなところに連れてきたんですか!私たちは唐沢を捕まえないといけないのに・・・。」

 

気さくなハッカー「あれ?そのモブ顔、蒼か。って女連れかよ!」

 

知り合いのハッカーが話しかけてきた。

ってモブ顔は余計だ。

 

蒼「依頼人だよ、依頼人。あとモブ顔呼びやめろ。」

 

気さくなハッカー「ええー、彼女とかじゃねえのかー。けど、かわいい子連れてくるとこがココっての見ると納得かな。」

 

モブ顔のくだりスルーか。

 

気さくなハッカー「それなら、お嬢さん。俺とデートとか。」

 

美奈「えっと、お断りします。」

 

気さくなハッカー「ぐへあっ!」

 

ハッカーは吹き飛んだ!

 

気さくなハッカー「な、何故に。好きな人でもいるの・・・?」

 

美奈「へ、ええ!ちょ、何言って!」

 

星野ちゃんは顔を赤らめた。

居るんだなー。

 

気さくなハッカー「そん、な。ガクッ・・・。」

 

そのままハッカーは気絶した。

・・・そっとしておこう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

――その後もいろんなハッカーと話をした。

ハッカーになった経緯も様々だった。

自分の金をだまし取ったハッカーに復讐する為にハッカーになったもの。

友人に勧められたもの。

CBSNの秩序を守りたいもの。

女の子にもてる為にプログラミングを学んでいたらいつの間にかハッカーとなっていたもの。

それらを聞くたび、星野ちゃんは複雑な表情を浮かべていた。

 

蒼「ハッカーと言っても色んな奴らが居るだろ?日本人はこういう民族って決めつけれないのと一緒だよ。」

 

美奈「・・・はい。」

 

ちょっと落ち込んでるな。

自分の時は、ハッカーのことすら記憶になくて、悪い印象もあんまり持ってなかったからな。

こういう悪い印象を持っていた人がもう一つの側面を見たとき、何を考えるか分からない。

どうするか、そう思ったその時。

 

?「だからよ~、お前ハッカーなんだからさ、出来るだろ~?」

 

抵抗するハッカー「ふざけんな!誰が他人に体を渡すんだよ!」

 

?「こうして丁寧に『お願い』してんのにその態度はなんだよ!」

 

岩で出来ている、首が二つの巨大な犬に喰われそうになっているハッカーと、見たことがない、髭をそり残した30代前半ぐらいの男が揉めている?いや、ハッカーの方が一方的に脅されてるのか。

 

美奈「!?ちょっと、何してるの!」

 

?「あ、何だテメエ。体くれんの?」

 

抵抗するハッカー「あ、アンダーズ!助けてくれ。コイツ、いきなり襲ってきて。」

 

蒼「あ、ああ!」

 

その時辰馬から通信が入る。

 

辰馬「蒼!唐沢の居場所が特定できた。」

 

蒼「すまん、辰馬。今それどころじゃ・・・。」

 

辰馬「お前の目の前だ。」

 

蒼「!?」

 

辰馬「お前の目の前に居る、そり残したような髭をつけた男、ソイツが唐沢だ。」

 

目を丸くして男の顔に目を向ける。

 

唐沢「おれさ、今体が無いんだよ。だから誰かに体譲ってもらわないといけないんだよなあ。ハッカーならだれがどこにログアウトするとか選べるんじゃない~?」

 

星野「体が無いからと言って人の身体を奪っていい理由には――!」

 

蒼「星野ちゃん、ソイツが唐沢だ!」

 

美奈「!え――。」

 

唐沢「な、バディポリスか!」

 

蒼「アンダーズだ!唐沢、お前の確保を言われてきている。」

 

唐沢「へっ、おいおいお~い確保っていうけど人質、こっち人質いますけど?」

 

抵抗するハッカー「ひっ。」

 

まずい、あのハッカーを逃がさないと。

 

唐沢「ああ、ハッカーってのはロクでもない集団だっけ?そいつ1人守る必要も無いか~。」

 

ん?星野ちゃんの方から、歯ぎしりの音が。

 

美奈「少し前なら、私もそう考えてしまったかもしれない。けど・・・。」

 

唐沢「ああ?」

 

美奈「その人も、バディポリスが守るべき人だと今なら自信を持って言えます!彼のアバターを解放しなさい!」

 

星野ちゃんが言い放つ。

 

唐沢「あっそ、じゃあこいつのアカウント壊すわ。オルゴレム!」

 

オルゴレム「グッヒャアアアア!!」

 

抵抗するハッカー「うわああああ!?」

 

犬のモンスターがハッカーを喰おうとする、そのとき。

 

?「よく言った、バディポリス!蒼くん、ルートを。」

 

蒼「!、了解!」

 

上から落ちてきた影が叫び、オルゴレムを一太刀の元に切り伏せる。

響いた声に応じ、隙をついて抵抗するハッカーの足元にルートを作る。

 

抵抗するハッカー「うひゃあああああ!?」

 

自分の横にハッカーが落ち、影の正体、巨大な剣を持ったハッカーがその横に着地する。

そのハッカーを見て、抵抗していたハッカーと自分は驚愕する。

 

?「すまない、君たちの依頼のことはコガラシさんから聞いていたんだが、試させてもらった。」

 

抵抗するハッカー「・・・な、何で。あなたがここに!?」

 

蒼「夜剣!?」

 

唐沢「何だテメエ!」

 

美奈「だ、誰?」

 

夜剣「小生の名前は蒼くんが言ったはずだよ。」

 

突然現れたハッカーはアカウント名、夜剣

CBSN内で最大のハッカーチーム、シャーロックのリーダーだ。




夜剣
年齢、15
性別、女
■ハッカーチーム、シャーロックのリーダー。アンダーズに仕事を頼むことがある。
■容姿はサイスル、ハカメモのユーゴを悠子よりにして、悠子より髪を伸ばした感じ。
■現実では・・・。
■一人称、BCSN内では小生。
■使用ワールド、レジェンドワールド

うーん、どうしてこんなにイケメンな女の子ができてしもうた・・・。
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