カルデアに来たサプラァァァァアアアイズ!!   作:レルン

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第二章 仲間集め
第一話 南波刑務所とペルソナ


灰となった私は見知らぬ場所に居た。そこは凍えるような絶対零度の山脈地帯。そして下をふと見ると人間の骨が所々出ていた。そこはまるで地獄だった、でも彼の事を考えると不思議と楽になる。

 

「歩かなきゃ......」

 

しばらく歩いていると一人の男が焚き火をしながら座っていた。その姿は何処かの貴族なのだろうかと思うほどの綺麗さで、感覚的には死人に見えてしまう。その男は突然話しかけてきた。

 

狩人

「なあ、あんたはまだ死んでない。ここの管理者に会いな、そのまま進め」

 

「あの.....ここは何処ですか?」

 

狩人

「ここは......'慰めの道'と呼ばれる所さ、気を付けな」

 

「ありがとう御座います」

 

狩人

「ああそうそう。この宝石は要らないからやるよ。持ってきな嬢ちゃん」

 

そう狩人が渡したのは白く濁った宝石だった。形は帆に近い。

それを受け取って先に進む。道は埋まっている骨が教えてくれるだろう。猛吹雪の中、爪が剥がれても歩き続けた、すると洞窟を見つけた。そこに入ってみると.......。

 

 

 

 

 

 

 

そこは黄色い世界だった。霧が立ち込み周りがよく見えず、私の本能が警告を出している。何がなんだか解らない、世界が一つになったり。彼が壊れていたり、あの感覚は何だったのだろうか。

静かに周りを見ていると霧の中から丸く口が付いた怪物が襲いかかってきた。だがそれはあまり恐くなく、心の中で、'決意'が感じられた。

 

『汝、我を欲すか?汝、彼の者を信じて望むか?彼の地にて我望まん』

 

「望む!!望んでるよ!」

 

『承知した。汝は我の光。我、汝の盾と剣になろうぞ。呼べ、我が名は────

 

─────ナイアルラトホテップ」

 

そう言うと何かが現れ、怪物をミンチにしてしまった。

現れた者の姿は触手のような顔にぽっかりと穴が空き、鎧のように神々しく黒い体をしている。腕は存在しているが触手を捻ってできたような手であり、体と同じように黒く、そして爪に当たる部分は赤い。

肩と腹に顔をもした仮面がある。足はスリムで足を触手のように動かしている。むしろ触手だ。その姿を見た私はそれに彼に似た何かを感じた、彼も同じような存在だったのだろうか?

 

「貴方が.....私の...」

 

『そうだとも。我は汝の可能性。興味が沸いてな、本体のまま来てしまったよ。私の存在は'ペルソナ'と呼ばれているが汝が契約していた者達とは違い、痛みを共通させる。汝は私について知らないだろう、ひとまず汝が掛けている仮面を外したどうだ。もう汝は人間ではない、外せば楽になれるぞ?』

 

「仮面.....?...人間じゃない?」

 

困惑しながらも私の顔に手を当てて引っ張ってみる。するとカポッと軽い音と共に外れた。だが私自身の姿が確認できずオロオロとしていると自称私の可能性が手鏡を持ってきてくれた。

そこに居たのは歯車でできた顔の私だった。しかも回りの霧がいつの間にか晴れている。

でもまだ気味が悪いので戻しておく。如何やれば.....あ、できた。

 

『仮面を外すことで汝が見える霧は消えて見えるようになる。そして汝は我の化身であるチクタクマンの性質を持っている、何かあったら剥がせ。取った仮面は意思で付けたりできる。汝の手持ちを圧迫はしない』

 

そう言うともう一人の私はその後は何も言わず佇んでいた。そろそろしまいたいので'消えて'と念じると硝子のように砕け散りそこから消える。その瞬間、何かに招かれるように眠気が誘った。

 

 

 

 

 

──────────────────────

 

「ようこそ、我がベルベットルームへ。おひさしぶりで御座います」

 

お久し振り?一体どう言うことなのだろうか。しかも此処は何処なのか、一応リムジンみたいだが豪華でクーラー付き、そして飲み物がある。自分の席の右側には'あの時'見かけた....えーっと...。ああそうそう。たしかマーガレットさんだっけな?でも目の前の人間(?)は知らない。

 

「えぇ。貴方には会っておりません。しかし我が主人が貴方を見ておりました、ですが貴方は対になる存在である'ニャルラトホテプ'の元であるナイアルラトホテップが貴方の可能性でした。まあ、私に取っては可能性がそうあるだけで関係はないのですがね....。これを渡したいので少々手荒ですがこうやって呼ばさしていただきました」

 

そう言って出してきたのは魔道書のような分厚い皮でできた本、そして黒い鍵だった。その本を開いてみると色々な者が書かれていて'もう一人の自分'についてや、それが使える素質がある者が居る世界が記されていた。言うなれば大百科事典と言えば良いのだろうが。

ふとパラパラと見ていると気になる世界があった。'ナンバカ'と呼ばれる世界らしい、この世界には一度ぐらい行ってみたい物だ。

次に鍵を取ってみる。するとその鍵はふわふわと浮き上がり体に入ってくる。

 

「うおっぷ?!」

 

「あら、この鍵は浮きましたかしたか?イゴール様」

 

「うーむ、しかしこれをお造りになったのは我が主でもなくあのお方なので。私めは知らないのですがね。まあそれは言うなれば世界を開く鍵です。その鍵はどんな世界でも行き来できるのです、しかし滅んだ世界は行けませんのでご注意を」

 

「え、何そのチート.....。あ、でもこれで行き来できるのはありがたいな」

 

色々としていると急にまた眠気が襲ってきた。今度は目覚めるようだ。

 

「お来おつけください、彼は取り憑かれています。取り返したいのなら最大戦力とも呼べる世界、'ナンバカ'と言うところに行きなされ。その変わりに囚人としてそこに行くか侵入しに行くかになりますがそこは考えなさいませ」

 

「ではご機嫌よう」

 

─────────────────────

 

目を覚ますと何故か監獄にいた。え、そう言うことなの?!そう言う事なの?!

うーん、取り敢えず本で見てみるか....フムフム、此処は南波刑務所ねぇ.....。て、此処は地下なのかー。あれ、地下は行くべからずと書かれてんだけど...殺されるぅ?!

取り敢えず転移魔術を....。あ、漂流という感じにしよう。そうしよう。

 

 

───────────────

───────

 

 

-医務室-

 

「全く。此処は病人を手当てするところで泊める所じゃねぇんだけどな」

 

ヤベぇ。何とか寝てる感じにしてるけどこの御十義翁さんが恐い。そしてその隣にいる八神さんがなんか見抜いてるッぽいから凄い恐いの!洒落にならないほどのプレッシャーが....。

そ、そろそろ目ぐらい開けとこ

 

「お?起きたか。おめぇさんは何て言う名だ?俺の名前は知ってるだろうが」

 

「えっと私は藤丸立香と言って....いつの間にか此所に居ました」

 

「ふーん。あとこの本開かないんだが知らないか?中身を見たいんだが」 

 

「あ、それ私じゃないと開かないですよ?はい、これでいいですか?」

 

「お、すまねぇな。なんじゃこりゃ?!人間の枠を越えたこと書いてやがる?!」

 

え、そんなんでしたか?....あ、一応私そう言うのに仲間入りしてたわ。

と言うかそんなに驚く?えーっと目的は強い人を勧誘したいんだけなんだけどなぁ。

 

「あのー、私どうなるんですか?」 

 

「多分...牢屋送りだと思うぞ。無断侵入した者はそう言うことになってるからな、あとそろそろこの本を帰しとくからな、それは他人には見せるなよ。そいつを見た者は常人でも壊れた奴でも驚くからな。さて、後少しだなぁ」

 

何か時間を待っているみたいだがどうなるのだろうか......出来れば優しい人が良いかなぁ。英雄王見たいに面倒見が良いツンデレとか良いかも。

時間を待っていると一人のスキンヘッゲフンゲフン。面構えがいい人が来た。ストレスで禿げたのだろうか?もしそうだとするとこの人、賢王見たいに仕事やってないとダメな人か?過労死さんかな?  

 

「なんか馬鹿にされてる気がするんだが?まあ良い、付いてこい」

 

「頼むぞ双六。それと其奴には手を出すな、返り討ちだぞ?」

 

「冗談を.....」

 

あ、声も似てる。

 

 

 

 

双六さんに連れられ着がえさせられ今に至る。今は廊下を歩いている、何か凄ヒビが.....。此処はどんな魔境だ?もしかしてインド神話並みの人がわんさか居たりするのだろうか?

 

「ここが南波刑務所の13舎13房だ、呼んだら入れ────────よし、入ってこい」

 

「ハーイ......」

 

「そうそう。此奴には番号はない、とは言い切れないのでな。一応0番と呼べ」

 

「え?禿げ番?」

 

「15番......どうやったらそう読める!!ふん!!」

 

「ガゴォ?!」

 

今殴られた人は15番と呼ばれているらしいね。えーっと双六さんが言うには白人でピンクと金色の髪の人は11番。髪形が少しまともな赤と紫髪の69番、そして緑髪でほわほわしているのが25番らしい。

と言うか何回も脱獄してると言ってたけど....それを戻してる双六さんは化物?

 

「ではな。新人には優しくしろよ。それと脱獄すんじゃねぇぞ!」

 

そう言って出ていく。良し!!悪口言えるぞ!

でも自己紹介して貰わないと色々と困るんだよなー。まあそこが友達への一方だから。

 

「ねえ、自己紹介してくれない?私、貴方達のこと知らないからさ」

 

「あ、そうか。俺はジューゴと呼んでくれ」

 

「オレの事はウノって呼んでくれ。あ、彼氏居る?」

 

「俺の事はロックと呼べ!何でも飯でも聞いてくれ!」

 

「僕はニコ!よろしくね!」

 

うん、皆良い子だわ。自己紹介がおわると皆が各々別のことをやり始める。ニコは漫画に食いつき、ロックは食べ物系テレビ番組を見ていて、ウノとジューゴはカードゲームなどをやっている。

自分は取り敢えず隅に行ってあの本を取り出して見てない部分を見始める、ここの事も載ってんだが?フムフム、此所には派閥に分けられててオカマとかは日常茶飯事なのか?

お、このペルソナは'源義経'なのかぁ。格好いいな!こっちも英霊のほうも良い!

本に熱中しているといつの間にか目の前にジューゴが居た。此奴、できる!

 

「何見てんだ?お、これ偉人の本か?───すげぇ!!色々載ってる!」

 

「あ、それには武器とか詳しく書いてあるから。エクスカリバーの誕生とか」

 

「え、何それ....今、何気に凄いこと言ったな」

 

え、そうなの?普通じゃないの?あ、自分もしかしてもう毒されてる?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




ああ!!4000だぁ!!....でもまだ少ない。

主人公
「つうわけで次回!!美少女あらわるぅ?!お楽しみぃーに!」

立香
「私ここでやってけるかな?」

コマサンダー
「俺は出番が来るのかな?」

ゴジラ
「来ないかなぁ......」
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