ああ、暇すぎるぅ......。私は今双六さんに連れられている。と言うかここ凄いね?!色々あるよ!....あ、でもその色々はセキュリティのこと何ですがね......。
と言うか何で後ろに綺麗な男の娘が居るんですがぁ....。え、弟?嘘ーん?!双六さんの?!似ても似つかないなぁ。え、戻れって?....はーい、転移しまーす。
「うお!?なんだそれ!」
「凄い!ヒーローみたい!」
「えー......」
転移した先にロックとニコがすぐ近寄ってきましたで御座るぅ...。
色々と誤魔化しているとジューゴが私の本を取ってあるページを二人に見せる。
そのページは....あ、そこ魔術師のページだわ。あかん。するとそれを見た二人はまた食いついてくる。ガチで...あぁもう!!どうにでもなーレ!と言うわけで二人に魔術師の事を洗い浚い話す、そうじゃなきゃガチでヤバイ。そして私の本を返せや!
「あ!....もうちょっと見せろよノーリ!」
因みに今の用に私の事をジューゴ達は0のロシア語でノーりと呼んでくれている。私一応日本人!それを込めて別世界に逃げだそうとするがジューゴに捕まり動けなくなる。しかし掴んだ場所が脇腹だったので猛烈に恥ずかしい......と、言うより胸に当たる!当たる!....あ、これもう英霊で馴れてんだったわ。
「はーなーしーてー!!と言うかどこ触ってんの?!」
「知るか!!と言うか今お前何しようとした?!何か嫌な予感したんだが?!」
「はあ.....まだ脇腹だから良いけどね?ほら、正座」
「え、何で?」
「正座。..........正座!!」
「ハイ!」
正座させて掴むときは腕とか、脇腹はそう無闇に触るなとか色々と言いながら足元にガンドを撃ち続けた。所でこの二人はどうしよう.....。あ、取り敢えず教えたから大丈夫だよね!だよね!!
その二人を見て考えている内にジューゴがその隙を突いて脱獄してしまう。
あーあ、私知ーらない、ボコられてもしーらない。
「あ、ねえねえ。ノーリ!このFateって作品なんだけどこのキャラクター似てるよね」
「ふーん、どれどれ......これ何処で?」
「ん?普通につーはんだけど?」
通販はここまで進歩するのか?たしかこれって....私の世界の。まあ、所々違うから別に気にしないんだけどねぇ?と言うか後ろで練習しているロックが凄い勢いで魔術を習得してるんだが?!
こんなに才能が....。惜しい!!出来れば魔術教会に話したいよ!!そんぐらいだよ!あ、でもこの世界は化物揃いと言うかこの南波刑務所がその巣窟なんですがね.....。本当どうなってんの?
そう考えているとジューゴが双六さんに捕まれて戻される。今回速くない?
「くそぉ...。でも良いのが見れたぜ!皆!」
「お、良いのって何だ?ジューゴ」
「ふっふっふ.....それはな....。女だ!!!」
「そ、それは女の子か?!お姉様か?!そそそそそれともお、お嬢様かあ?!」
「一応私女なんだけどなぁ......。よし!ここ爆発しよう!」
「まてまてまて待て!!吹っ飛ばすな!だがそれよりも女だ!」
「行こう行こう!!」
「あ、こら!!手を引っ張んないのニコ!」
ニコが手を引っ張って私ごと連れていく。そしてとうとう面会実にきてしまった。
でも多分弟と知ったら驚くんだろうなー、あー。戻りたい!!皆が扉に押しかけたので扉が抜けてしまった。あ、ヤベぇ。後で私が怒られる奴だわ。
顔を青ざめていると弟君が口が開いていた。あ、何だろうか。アストルフォ思いだす。
「な?!テメェラ?!」
「上玉じゃないか」
「妹が居るなら言えよ!」
「そうだぞ!おにいたまー!」
「おにいたまー!」
「フッ!滑稽だわ。私のセンサーが反応している」
「そもそもお前には言っただろうが。.....はぁ、此奴は男だ。女じゃねえぞ」
「お兄ちゃん。その立香ちゃん以外の人達は誰?」
「お兄......ちゃん?」
はは!愉悦に浸るとわ正に私の事ぉ!!いやー、皆の顔がいいね。うん、愉悦!
所で何で....あ、ちょっ?!私も?!押し返さないでぇ?!
結局送り帰されますた......。何でやー。私なんもしとらんやろー....あ、脱獄してるな。そう言えば双六さん明日らへんに所長に挨拶しに行くから付いてこいとか言われたんだよなぁ、待合室で気まずくなんの知ってるくせによぉ!
てかもうジューゴの口が移ったかなぁ....、だんだん似てくる。
と、言うわけで夜です。あ、そういや私ここ最近いびきとかのせいで寝れないんだったよ!くそぅ!抱き枕が必要だよぅ!まあ今夜ぐらいジューゴ抱き枕にしとZzzzzzzzz
あーさがきったー希望ーの!あーさーがー。はい!朝です!ぐっすり寝れたよ!
でもいつの間にか抱き枕が赤面でこっち睨んでるぅ....私何かやった?
次ニコ抱き枕にしよー.....。と言うわけで手を離す。
「よ、よう....ノーリ...。言い夢見れたか?」
「うん?見れたけど如何したの?」
「.........ノーリ、お前は女として恥じらいはないのか?」
あ、そう言う事ね。
今日は仕事の日、木工品を組み立てるらしい。ウノとジューゴはパズルかなんかの話をしている。それを見ている二人は何時もの事のように見ている。
ウノはでかい機械をどこからか取り出してそれをジューゴが解いてしまう。
その機械にはバイオハザードマークが書かれていた、これは多分核だろう。
「.....?!」
「あ、今一瞬世界終わりかけた?」
「うん。と言うかあれって核じゃあ....」
するとその直ぐ後に扉を開けて双六さんが入ってきて並べと連れられる。
木工製品ですね解ります。
「なあ、あいつらって楽じゃないか?削るだけだろ?」
「なぁに言ってやがる。普通は難しいもんなんだよ」
「たしかに彼奴等は手先が器用だからな」
「私って要らない子?」
二人は木を削ってナンバZとバニーガール人形を作り、双六さんに叩かれる。
因みにそれ以外はいたって普通だったので言うことは無い。
「なあ、ここをおすと...」
「ぐお?!」
「「あ」」
いや、やっぱりやられた。しかし我ながらこのイスは良いできだな。
そう言えば今日に看守長の所に連れてくとか何とか言ってなかったっけなー。
戻ったら核を処理してリサイクルしないと。あ、双六さんが胃を抑えてる。