カルデアに来たサプラァァァァアアアイズ!!   作:レルン

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ヒーロー対戦開幕!
ウルトラマン-1


雪が積もる中一人佇む赤き外套の男。その男が佇む丘の周りには無数の剣。

無尽蔵に置かれ、未来も過去も関係ない。ただただ剣が刺さっている。

 

──この体は剣で出来ている

 

若き彼は剣を生み出す

 

──血潮は鉄で心は硝子

 

若き彼から広がる無限の可能性の一つの緑が雪を、青が空を覆う。

 

──幾たびの戦争を越えて不敗

 

世界は飲み込まれ歯車が落ち、若き彼の後ろに剣が刺さる草原が広がる。

 

──ただ一度の敗走もなく、ただ一度の勝利もなし

 

光が照らし、光と影を創りただす。剣が現れていくのを見届けていくように。

 

──但い手は此所に一人

 

男はゆっくりと未来の彼を見つめ、自分を見るかのように渋い顔になる。

 

──剣の丘で鉄を鍛つ

 

男は白い短刀と黒い短刀を手に握り駆け出し、過去も駆け出す

 

──ならば我が生涯は意味を不要ず

 

言葉が聞こえる 'その先は地獄だぞ' そして過去は答える '地獄はもう、最初に見たさ' 世界は変わり始める。過去と未来が居ることでパラドックスが起き、世界が微かにずれる。

 

──この体は、剣で出来ていた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

──ジリリリリ!!

 

 

「ハァ?!.....ハァハァ....」

 

 少年は敷き布団で目覚める、体を起こして周りを見ればいつもの屋敷であり自室。どこも夢のような世界ではなく、平和な日々の一時。少年は先程鳴った目覚まし時計を止める。

 

「夢.....か。取り合えず時間だし着がえるか」

 

少年は立ち上がり穂群原学園の制服に着がえる。

着がえ終わると障子が開き、部屋に昨日泊まっていた後輩'間桐 桜'が制服姿で入る。

 

「先輩、おはよう御座います!ご飯出来てますよ!」

 

「お、有難う。今日何か奢るよ」

 

「うぇ?!///.......えっとぉ...すみません!」

 

「え?お、おい!?.....何なんだ?」

 

間桐桜は障子を慌てて締めて出て行く。少年はそれに困惑しながらも部屋に向かう。

部屋に付くと食卓には一般的な和食が置いてあり、保護者件クラスの担任の'藤村 大河'が向かい側で新聞を広げて読みながら座っている。少年は座布団に座り、頂きますと言い何故か置いてある目玉焼きに醤油を掛けて口に運び....。

 

「ブッ?!....藤ねえ.....」

 

「あーっハッハッハー!どうだシロー!この前の腹いせに醤油とソースの中身をすり替えておいたのだ!あーっハッハッハ!!」

 

「えー、と.....先輩?大丈夫ですか?口からソースが...」

 

「ん?あぁー...多分大丈夫だよ」

 

──続かないぞ?世界は、宇宙は、未来は......。

 

「?!」

 

「?、如何したのシロー?」

 

「い、いや。空耳がしたんだよ藤ねえ」

 

「ふーん.....ねえ桜ちゃん?」

 

「?、なんでしょうか?」

 

「ゴニョゴニョゴニョゴニョ」

 

「.......?!///」

 

藤村 大河がゴニョゴニョと小さい声で間桐 桜の耳元で言うと間桐 桜の顔が急速に'ブロッサム'のように朱くなり顔から煙のような幻想が見える。すると今度は先程の空耳、否、禍々しい声が再び聞こえる。そして光りのような声も。

 

──お前は闇だ、この世の、この宇宙の、帝王だお前は─────マンだ

 

──『君は神じゃない、人であり、ウル─────』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

学校が静まり夜になった時間帯、少年は先生の手伝いをし、帰ろうとしていた矢先。校庭で金属がぶつかり合う男が聞こえ、それが気になり少年は見てしまった。それを見た青のタイツのような戦闘服を着た男が急速にこちら側に来る。少年は心に恐怖を抱き校舎まで全速力で戻る。何十回階段を上った頃に廊下に出て走る。だがそれは......余りにも無謀すぎた。

 

「ゲポォ?!ゲホッゲホッ!!」

 

「坊主、すまねぇが''あれ''を見られたからにゃあ死んで貰うぞ?」

 

少年は壁にへたりこむ。朱い槍が突き刺さっているのを青いタイツの男は槍を抜く。そこからは本来夥しい量の血が出るが何故か出ない。しかしもう男はいない。そこに居るのは死んだ少年が死んでいるだけ。

 

──『名を呼ぶのだ、名を、私の名を!声を!さあ、掛けろ。』

 

「あ....あ......ジー......ドォ......!!!」

 

少年が呼ぶとそれに答えるように光に包まれる─────

 

 

「ジュエ!!」

 

 

 

─────その名は'ウルトラマンジード'闇と光の戦士。

 

少年、ジードは光の朱い玉になり校庭に向かう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ああ!もう!!一体全体どう言うこと?!」

 

「マスター、奴が戻ってきたぞ」

 

「え?!もう?!あの子しんだの?!」

 

あかいあくま。など言われている冬木の管理者'遠坂 凛'。彼女は魔術師であり今回の聖杯戦争の'アーチャー'のマスターである。先程まで学生を追っていた'ランサー'はいつの間にか戻っていて冷や汗が出ていた。

 

「マスターの嬢ちゃんとサーヴァント!!早く逃げろ!!ぐぅ?!」

 

そう言うと吹っ飛ばされるアーチャー。その後ろには悪魔のような姿の青い目の'サーヴァントらしき'人型の何かが少し猫背のように棒立ちしていた。

 

「くそ!!じゃあな嬢ちゃん!あんたらも早く逃げろ!!」

 

「まて!.....くそ、逃げ足が速い'サーヴァント'だな。マスター!」

 

「........待ってアーチャー。どうやらあいつは敵意は無いみたいよ」

 

するとその人型らしき何かは光り輝き、そこに居たのは先程追われたであろう少年。しかし見てみれば血は出ていないが瀕死に近い状態だった。遠坂凛は少年に近づき顔を確認する。アーチャーは顔を見た瞬間霊体化する。細かく言えば少年が彼だった事を確認したらだが。

 

「生きてる?....取り合えず衛宮君を連れて行かないと.....あ、家どこだっけ」

 

彼の名はウルトラマンジード。光と闇の巨人。そして人の名'衛宮 士郎'、その背中には赤い血に隠れて見えないが'スターマークのような令呪'が微かに光っていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一方その頃土蔵の中で魔方陣が起動していた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

──待っていろよ....我が息子よ....!!!シェア!!

 

 

 

 

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