一部のみ原作キャラクターを意識しています。
「同じ中学の生徒なのか、この二人。」
「
「同年で二件ってのは前例が無いよな。」
「かたや圧倒的な破壊力とタフネスで終始独走。」
「
「で、〝爆破〟の個性を使って上昇。上空から急降下っていうか、落下だ、これ。……エグゼキューターの頭部をとてつもない爆発力で破砕。大爆発の反動まで計算したかのような動きで危なげなく離脱。」
「もう一人は……護身用アイテムで丁寧に仮想ヴィランを撃破。よく考えて、終始冷静に対応。」
「戦闘中の挙動は、他の受験生の個性を観察していたようですね。
「えぇ、真骨頂はエグゼキューターを動かしたあとの……演説、いや、煽動か。」
「煽動し、熱を群衆に帯びさせる個性だなんて。」
「逃げるしかなかった周囲の受験生に的確に役割を与え、その中でも目をつけていた者達を使って撃破。」
「初対面の少年少女を組ませて放ったコンビネーションでな。」
「……自身が戦闘をしながら周囲を観察し、個性の解析を行った、と?5分足らずで。」
「〝0ポイント〟ではなく、エグゼキューターと呼んでいるのも侮れん。事前の情報収集でベースとなったロボットの事を把握していたわけだ。」
「しかし、これは
「ですから彼の評点はとてつもなくバラついているでしょう?」
「おいおい、この才覚を評価しないでどうするんだ?」
「だいたい、こう言ってるんだぜ。〝逃げるな〟〝避難しろ〟〝避難させろ〟って。」
「他者を動かしてレスキュー活動をさせた点をレスキューポイントとして扱わないでどうするんだよ?」
「これは、ヒーローとしての才覚でしょうか?」
「確かに。アジテートを行うというのは……。」
「では、門戸を閉ざしてこう告げるのかね?君の才能はヒーロー以外の道で生かした方がいいだろうって。」
「本人も判っているから、最後の演説なんでしょう?」
「経営科と併願か……。ヒーローコーディネーターやプロデューサーの道を想定し、その種蒔きをヒーロー科の実技試験で行ったのか。」
「こいつはヒーロー科に入れるべきだ。……ヒーロー科のカリキュラムを通して見定める必要がある。
経営科に入学し、
「考えすぎじゃないの?」
「オールマイトがヴィランの組織だった活動を解体した現代、ヒーローは飽和し、行き場を失った悪意……ヴィランにすらならない、なれない者の悪意はどこに行く?」
「彼がヴィランを煽動し、先導する事を危惧する、と?」
「そうならないように彼を導こうぜ!我々がねっ!」
「緑谷出久、
「要警戒対象特別ポイント35!!」
「合格だねっ!!」
レスキューポイントと警戒対象ポイントを足すと、原作の緑谷君の60ポイントになります(笑)