「和人だ」
今回でかなり出世しましたね。
「望んでした訳じゃないけどな」
それでもいいじゃないですか。
「そうだな」
それでは第15話…どうぞ!
〜テスト結果発表当日〜
「私3番隊だってさー」
「俺もだぜ。これからもよろしくな、凛」
「よろしくねー魁斗」
「私は1番隊のようね」
「ルーミアさんもでしたか。私もです」
「よろしくね依姫」
「よろしくです」
「そういえば1番隊の隊長のところに何も書いてないけどこれはどんな意図があるのかしら?」
「1番隊隊長は、昔から総隊長がやってるんですよ」
『俺の名前が…ない…』
「師匠!あれを…師匠が総隊長になってますよ!」
『マジで!?俺が総隊長!?バッカジャネーノ!月夜見の奴…もとよりこのつもりだったか』
「月夜見様と何か関係が?」
『ん?いやこっちの話だ。ちょっとしばかなきゃならんやつがいるからちょっと行って来るわ』
〜タワー最上階〜
『あいつを驚かせたいからな…ちょっとあれやってみるか』
俺は数歩下がってとても頑丈そうなドアに向かって飛び蹴りをした。
『おっ邪魔しまーっす!』
「ノア!?」
「ノア君!?何やってるの!?」
『永琳もいたのかちょうどいいお前らに話が』
「な、何かしら?」
『月夜見さん?あなた前に俺に体調になれとかなんとか行ってやがったよな?』
「え、えぇ」
『俺が断った時からこのことを考えてたよな?』
「な、なんのことかしら?」
『正直に答えろ。さもなくばこの都市を半分消すぞ。』
「あなたが言うとシャレにならないわ!」
『すまんすまん。お前ら相手だとついふざけたくなる』
「怒るわよ!?」
「絶対ふざけてなかった…今の目は本気だった…」
『ごめんて。総隊長は引き受けてやるから怒んな』
「そう…ならいいわ」
「(ほっ)」
『それだけだから。ドア壊して悪かったな』
「ちょっ!直していきなさい!」
『じゃなー』ヒュン
「相変わらず速いわね」
〜合流〜
『月夜見に確認してきて、ミスじゃないことがわかった』
「師匠ならこうなりますよね」
『知ってた。「じゃあなんで…」遊びに行ってた』
「月夜見様が不憫で仕方ないです」
『いいじゃねぇか。それにあいつも楽しんでたぞ?』
{楽しんでません!!!)
なんか聞こえた気がするけど無視しとこう。だって気がするだけだもんな
「御神楽ノア殿ですね?ちょっと来てください」
『なんだ?月夜見の部屋のドア壊したことか?』
「そのことではありません。この度前総隊長殿の退役により空いてしまった席にノア殿が着いたのですが、毎回総隊長は、他の部隊の人たちへの挨拶として、講堂で話をするのです」
『俺にやれと、「その通りです」オーケーわかった。任せとけ』
「よろしくお願いします」
〜講堂〜
アナウンス「これより新総隊長御神楽ノア殿より就任のあいさつが始まります。」
『俺が今回総隊長をすることになった、ノアだ』
何十人も俺のことを睨んできてる。ワーコワイナー(棒)
『俺が気に食わないやつが沢山いるようだが、俺は好きでこんなとこにいるわけではない。だからといって譲るつもりもない。要するに…』
『俺がこの座についたことが気に入らん奴はかかって来い。いつでも相手してやる。勿論、この座をかけてな』
〜終了後〜
「何やってるんですか師匠!」
「本当あなたって頭はいいのに馬鹿よね」
『これで楽しくなりそうだ』
「呑気だなーミカは」
「相変わらずだねー」
『お前らも総隊長の肩書き欲しけりゃかかってきてもいいんだぞ?』
「勝てないとわかってる相手に挑むほど私達は馬鹿じゃないわよ」
『ハッハッハ!そりゃ良かったぜ!』
今回はここまで!総隊長になってしまった和人は、これから何人の人間を相手にするんでしょうか。次回に続く!
はい。どうもノアです。
「和人だ」
次回はかなり飛びます。
「大体16年くらいか?」
そんなもんですね。次回は和人さんが月夜見に正体を明かします。
「次回!最高支配者の兄」
また次回もお楽しみに!