「ほんと早いよなー」
あなたが強いせいで続かないんですよ。
「それは仕方ないだろ」
まぁいいです。第23話…どうぞ!
諏訪に来てから大体三年の月日が経った。
諏訪では今、力自慢大会のようなものと、格闘技の大会のようなものが行われている。
「さぁ!始まりました、力自慢大会!今回の優勝商品は…諏訪の三大美女、東風谷紗枝さんとのデート券です!」
男衆「ウォォォォォォォ!」
なんか紗枝とのデートの権利で盛り上がっている。紗枝が苦笑いを浮かべている。それでいいのか、紗枝よ。
「皆さまこぞって参加ください!」
「俺が一番のりだ!」
あの男は50キロを持ち上げて声を荒げた。
「50キロが出ました!さぁほかにいませんか?」
「俺がやる!」
この男は100キロを震えながら持ち上げた。
「100キロ!素晴らしい記録だ。ほかにいませんか?」
「100キロだと…俺には無理だな」
「俺もだ」
「俺も」
男どもは100キロ以上を持ち上げられないようだ。紗枝が嫌な顔をしていたので、俺が出ようとしたところ、
「俺がやるよ」
この男はとても不清潔感が漂っていて、紗枝はすごくデートしたくなさそうだった。この男が立ち上げたのは230キロ。
「230キロ!?230キロが出ました!ほかに挑戦する人はいますか?」
このままではこの男が勝ってしまうので、俺は神鳳と紫電を亜空間にしまい、参加することにした。
「それでは!この男の優勝でよろしいd『俺がやろう』ここに来て新たな挑戦者だ!」
『ここで一番重いのは何キロだ?』
「700キロが2つ」
『じゃあそれ2つとも付けてくれ』
「無理しないでいいんですよ?」
『無理をしてるだと?この程度だろうが』
「…わかりました、どうなっても知りませんよ」
『どうもならないよ』
俺は軽々と片手で1400キロを持ち上げた。
「片手!?1400キロを!?こ、これ以上重い重りが無いので強制的にこの男性が優勝となります!」
「ノアさん!」
『よう紗枝』
「ありがとうございます。」コソッ
『気にすんな』
「お二人は知り合いのようですが、どんな関係ですか?」
男どもの嫉妬の視線がめんどくさいので、早く帰ろう。
『俺は今神社にお世話になってて、紗枝はそこの巫女さんなんだよ。その程度』
「それじゃあノアさん。早速デートを始めますか」
『そうだな』
俺たちは早速デートを始めた。
「そういえば今日は力自慢大会の他に格闘技の大会のもやってるんですよ?やります?」
『よっしゃやってみっか』
〜格闘技大会会場〜
「さぁ!盛り上がってまいりました!ただ今連勝中のプレイヤーがこの人!全戦全勝の敵なし!彼に挑むものはいるのか!?」
『俺がやろう』
「おっとここで美少年の挑戦だ!幸運祈る!」
『よろしく』
「その綺麗なツラを今すぐにぶっ潰してやりたくなるよ」
『怖いねー』
「それでは…始め!」
「オラァ!」
『遅いなー。虚刀流飛花落葉!』
「グッ!」
俺がみぞおちに両手の掌底を打ち込んだら、倒れて動かなくなった。
『あっけないなー』
「す、すごいですね!」
『普通だな。こんなんなら帰ろうか?』
「私もやってみたいわ」
「ここで美女の参戦だ!」
『お前も来てたのか…ルーミア』
「2人には何か繋がりがあるようだ、それじゃあ始め!」
「行くわよ」
ルーミアはいきなり飛び蹴りをして来た。
『危ないなぁ、雷鳴拳』
俺は雷をまとった拳で攻撃した。
「あなたもね、当たったらタダじゃ済まない威力ね」
『そうでもないぞ。蹴突。』
俺は足に力をためて、一気に地面を蹴って直線蹴りを放った。
「カハッ!ぐっ!恐ろしい速さと威力ね」
『まずはワンヒットだな』
「ダークフィスト」
『三歩一撃、雷鳴拳』
ルーミアの闇の拳と俺の雷を纏った三歩一撃がぶつかり合ってルーミアが吹っ飛んだ。
「きゃぁぁ!」
『まだ倒れないんだもんな』
「当たり前でしょ、まだ始まったばかりだからね」
『武装硬化、鬼皇乱打』
ルーミアは拳があたるギリギリまで動かなかった。
「降参よ」
『危ないな、ギリギリまで溜めるんじゃねぇよ』
「あなたなら止められるでしょ?」
『まぁそうなるな』
「またしても、派手な技が決まり、美少年が勝った!」
「こうなるでしょうね」
「こうなりますよね」
『まぁ、こうなるな。飽きたから帰ろうぜー』
「そうですね」
「そうね」
〜守矢神社〜
『たっだいまー』
「ただいまー」
「ただいま戻りました」
「お帰り」
「紗枝どうだった?力自慢大会は」
「ノアさんが優勝しましたよ」
「ノア…参加したのかい…」
『?なんかダメだったか?』
「いや…いいんだよ、で、何キロ持ち上げたんだい?」
『確か…1400キロ』
「もう驚かない。驚いてなるもんか」
「さすがだね、どうやってそんな筋力をつけたんだい?」
『長年の筋トレの成果と言っておこう。』
「そういえばあなた前に刀がとても重いって言ってたけど、大体一本あたり何キロなの?」
『大体…2トンくらいだな。紫電に関しては3トン。人間に使うときは重さ消してるけどな』
「普通に考えて2トンで叩かれたら死ぬわね」
「想像以上にアレだった…」
「すごいねぇ」
『使ってる材料とかで仕方なくてね、神鳳に使ってる金属は、256倍圧縮チタン合金と緋緋色金を使ってるから必然的に重くなる。
紫電は6倍圧縮グラドニウム、ミスリル、黒夜石を使ってるから神鳳よりも重い。』
「途中なんだかわかんないものが出て来たけど、緋緋色金と黒夜石を使ってるのか。伝説の鉱石を使うだなんて、贅沢だねぇ」
『俺が創った石だからな、いくらでも生産できる』
「えぇ!?伝説の鉱石を創ったって!?」
『そうだよ(便乗)』
〜180年後〜
飛びすぎだって?知ってた。
紗枝が不治の病にかかった。
何故180年もたっているのに紗枝が生きているのかって?それは紗枝の能力だからなのだよ。
不老である程度の能力。
紗枝は結婚し、子供を産んだ。
「お母さん!いやだよ…死なないでよ…」
彼女の名前は東風谷沙奈。紗枝の娘で、10歳だ。
「紗枝…死んじゃやだよ…」
「ノア、お前の能力で救えないのか?」
『俺の能力じゃ無理だ。(大嘘)限度がある』
「くそ…」
「ノアさん、諏訪子様、神奈子様、ルーミアさん。今までありがとうございました。沙奈。強く生きなさい。私はとても幸せでしたよ…」
『あぁ…』
『東風谷紗枝、現時刻を持って臨終だ。』
「紗枝ぇぇぇ!」
「お母さぁぁぁぁん!」
「紗枝…」
「お疲れ様…」
(貴方なら生き返らせることなんて容易いでしょう?何故やらないの?)
(そんなことをすれば、人間の定義が崩壊する。だからやらない。)
(そう…貴方は本当にいい人よ)
(ありがと)
俺は、徴兵で出て行った紗枝の夫に会いに行き、ぶん殴った。そして、紗枝が死んだことを伝え、諏訪に戻った。
『俺らは旅に戻るぜ』
「そうかい…」
「寂しくなるね」
「ノアお兄ちゃん行っちゃうの!?」
『あぁ』
「あのね、お母さんがね、伝えてって言ってたんだけど…お母さんはずっと前からお兄ちゃんのことが好きだったんだって」
『ッ!…そうだったのか…』
「行きましょうか…」
『そうだな』
今回はここまで!次回は旅の道中の話です。
次回もお楽しみに!
紗枝が亡くなってしまいましたね…
「それが自然の摂理だからな」
そうですね…あと今日も二本しかあげられません。
忙しいのです。お許しを。
「本当忙しくなってきたからな、最近」
本当ですよ。疲れが溜まってく一方ですよ。
「次回!雑魚妖怪多くね?」
次回も頑張って行きまっしょい