「和人だ」
明日で監督補佐の仕事が終了します。
「大変だったな」
明日は午前だけなので、楽ですね。
「そうだな」
それでは第37話…どうぞ!
俺とアランが戦ってから半年が経った。
『新しい依頼が来たから行ってくるわ』
「行ってらっしゃい」
「行ってらっしゃいです師匠」
「俺も用事があるから途中までついて行くぜ」
『わかった。なんの用事なんだ?』
「えっと…あの…」
アランが照れた様子でモジモジしだしたので大体把握した。
『なるほどな。想い人に会いに行くんだな』
「お、おう…」
『頑張れよ』
「もちろんだ!」
〜街〜
「んじゃ俺はここで、じゃあな」
『おう。んじゃまたなー』
俺とアランはこの街で別れた。
『もう行ったかー…面白そうだからちょっと追跡してみよっと』
『さっきからずっとあそこで誰かを待ってんな…あっ誰か来たみたいだ』
「ごめんなさいアランさん。待ちましたか?」
「いえ、俺も先ほど来たところです」
『気障だねぇ』
「それじゃあ行きましょうかソフィアさん」
『なるほどソフィアっていう娘なんだな。他人の色恋沙汰をそんな長く覗くのは良くないからな。もう行くか』
「ん?今だれかに見られてたな…」
「アランさんどうしたんですか?」
「なんでもないです」
「?そうですか」
『よっし仕事に戻ろっと、今回のターゲットはこいつか…とりあえず探すか。エコーロケーション!…最終目撃場所の近くか』
〜20分後〜
『あいつか…めんどくさいから黒炎拳』
「え?ギャァァァァァアア!」
『ふぅ…んじゃ金受け取りに行きますかねー』
〜30分後〜
『終わったぞ』
「お疲れ様です!今回の報酬です!」
『どうも』
「いつもありがとうございます緋凶さん」
『あぁ。なんかいい情報はないか?』
「そうですね…そういえば近頃、世界中のヴァンパイアハンターが集結して、この近くにいる吸血鬼を討伐しに行くらしいですよ」
『へぇー…え!?この近くのってあのでっかい建物に住んでる奴か?』
「そうですね、緋凶さんも参加するんですか?」
『違うよ。そのヴァンパイアハンター共の進行の阻止をするんだよ』
「え?」
『近くの吸血鬼は俺の知り合いで、今ちょっと屋敷に住んでるから』
「緋凶さんの知り合いだったんですね…ヴァンパイアハンターの方々に攻めないように伝えておきますね」
『頼んだぞ。まぁ、もし攻めて来たら全滅させるからいいんだけどな』
「あはは…」
『じゃあな。また新しいのが入ったら連絡してくれ』
「一応ありますが…今やります?」
『今日は暇だからな。やらせてもらおう』
「それじゃあお願いしますね」
『おう。二時間以内に終わらせてくる』
「はい。頑張ってください」
『んじゃな。エコーロケーション。ちょっと遠いな…めんどいからテレポーテーション』
〜今で言うロシア〜
『ついたな、探すか』
〜十分後〜
『みっけた。んでちょうど人襲ってやがる』
「おい!さっさと金だせよ!」
「やめてください。店内で暴れないでくださいお客様」
「あ?テメェ殺すぞおい」
「ひっ、誰か助けて!」
「デカい声を出すんじゃねぇよ!誰か来たらどうすんだよ!」
『お前の方がデカい声じゃねぇかよ」
「あ?誰だお前」
『俺のことを知らないのか?』
「真っ黒い、長くて一部だけ紫がかった部分と赤がかった部分のある髪…女のような見た目…お前は炎雷帝の緋凶か!?」
『知ってたようだな』
「な、なぜ俺を狙ってるんだ?」
『お前は自分の首に賞金がかかってることを知らないのか?』
「知らなかった…」
『まぁいいや。めんどくさいしお前のことを見逃してやるよ』
「あ、ありがてぇ!」
「え…」
『お前はこの店の店主か?』
「はい…そうです…」
『襲われてたのか?』
「そうです」
『そうか…おいそこのお前』
「なんだ?」
『お前のことを見逃すって言ったな』
「あ、あぁ!そうだ!」
『あれは嘘だ。火炎一閃』
「ウワァァァァァ!」
「助けてくださりありがとうございました!お礼にこの店でしか取り扱っていない商品を全て差し上げます!」
『謝礼がほしくて助けたわけじゃないんだが…まぁありがたくいただくよ』
「モンスターエ◯ジーです!受け取ってください!」
『え?今モンスターエ◯ジーって言ったか?』
「そうですが…お気に召さなかったでしょうか?」
『いや…なんでここで、しかもこの時代にあるのかは知らないが…有難いな』
「ありがとうございました!」
『おう。じゃあな、この店は気に入った。またくるよ』
「はい!」
〜30分後〜
『終わった』
「一時間内で終わりましたね」
『やっぱテレポートは早くていいな』
「今回の報酬です」
『やっぱさっきよりかは少ないな』
「まぁかかっていた賞金が少ないですしね」
『もうないか?』
「ないですね。新しいのが入ったら連絡しますね」
『あぁ。頼む。じゃあな瞬歩』
〜屋敷〜
『たっだいまー』
「おかえりなさい」
「お帰りなさいです師匠」
「どうだったの?」
『時間が結構あったから二件受けたんだが…退屈しのぎにもならなかったぜ』
「持ってるその箱はなに?」
『これか?これは店が襲われてて、助けたら謝礼としてもらった』
「へぇー何が入ってるの?」
『モンスター』
「モンスターって?生き物でも入ってるの?」
『違う。美味しい飲み物だよ』
「そうなのね」
『まぁいいや。んじゃまた出かけてくるぜ』
「ついてってもいいかしら?」
『いいぞー』
〜街〜
『アランがいたな』
「えぇ」
『とりあえず絶だな』
「あとをつけるのね」
『そうだよ(便乗)』
〜夜〜
『夜になったな…』
「そうね…」
『今夜は月が綺麗だな…』
「本気にしちゃうわよ?」
『本気にしていいんだぞ?』
「え?///」
『あっアランの方に動きがあるな』
「もう!///」
『ごめんて。追うぞ』
「わかったわ」
『なんかいい感じの店に入ってったな』
「そうね」
『能力発動、発動者と指定者のみに不可視と防音を付加』
「これで入るのね」
『んじゃいきますか』
〜入店30分後〜
「美味しかったですね」
「そうですね」
「…」
「…」
『2人の間に静寂が流れてるな…』
「そうね…」
「ソフィアさん!俺と、結婚してください!」
『おっと…』
「あらあら…」
「はい!喜んでお受けします!」
『能力解除。おめでとう、アランくんや』
「緋凶!?見てやがったのか…」
「私もいるわよ?」
「お前ら…」
「アランさん、こちらの方々は?」
『どうも、お初にお目にかかる。俺の名は緋凶、ただのアランの友人だ』
「私はルーミアよ。」
「この2人は俺の友人で、今屋敷に住んでるですよ」
「どうも、ソフィアです。よろしくお願いします」
『よろしくな』
「よろしくね」
「そういえば今緋凶って言いましたか?」
『言ったが?』
「もしかしてあの緋凶ですか?」
『exactly.その通りだ』
「そんな方が友人ってすごいですねアランさん」
「そんなことはないさ。こいつとたまたま知り合えたってだけです」
『まぁともかく、結婚おめでとうお二人さん』
今回はここまで!次回はとある姉妹の登場です。
お楽しみに!
ノアです。
「和人だ」
今日これだけ投稿して終わりになりそうです。
「あ?さっさと書いてさっさと出すんだよ」
え?
「頑張るんだよ、あくしろよ」
なんなんだこの人…
「次回!スカーレット姉妹登場!」
なんだったんだ今の…