「まぁ勉強不足だな、和人だ」
まぁ点数なんて関係ないんですよ。受かればいいのです。
「なんか吹っ切れたみたいになってんな」
そりゃね。
「少し心配だよ」
それじゃあ第44話どうぞ!
「それではノア様、お話をしましょうか」
『そうですね』
「私、貴方にいくつか聞いてみたいことがありますの」
『答えられる範囲でしたらお答えします』
「では…貴方の、ノアという名前…聞き覚えがあるのですが…」
『御神楽ノア、ですね。偶然ですよ』
「そうなのですか。次に、貴方のような見た目の人を1人知っているのですが」
『もういいか。久しぶりだな、輝夜。覚えててくれたなんてな』
「ノアっ!忘れるわけないじゃない…貴方がロケットに乗らずに地上に残ったって聞いて、本当に悲しかったんだから!」
『よしよし…ごめんな?俺はどうしても残らなくてはいけなかったんだよ。とある鬼のリベンジを受けるためにな』
「そうだったのね…でもこうしてまた会えたからよかったわ!」
『お前は変わらないな』
「そういえばルーミアは?」
『あいつは修行の旅に出たぞ。多分そろそろ戻って来てくれると思ってる』
「そうなの」
『そういえばお前、求婚の難題についてどうするつもりだ?』
「うーん悩んでるのよねー」
『なら緋凶の首、絶影龍の逆鱗とかはどうだ?』
「なんで?」
『2つとも、俺絡みだから』
「どういうこと?緋凶ってあの世界最強で、伝説の賞金稼ぎでしょ?それがノアにどう関係してるの?まさか…」
『そう、そのまさかだ。緋凶は俺だ。ついでに、絶影龍も俺だ。ちょっと見た目変わるけどな』
「へぇー」
『お前、結婚はするつもりはないんだろ?』
「もちろんよ。私、ノアが好きだもん」
『面と向かって言われると結構くるな…』
「どうしたの?」
『気にすんな。それより絶対に手に入れられないやつっていったら火鼠の皮衣だな』
「なんで?」
『もうこの世にいないんだよ。絶滅したんだ』
「なるほどね、じゃあ…」
俺と輝夜は日が暮れるまで貴族たちにどんな難題を押し付けようか話し合い、誰に何を取りに行かせるかまでも計画した。
『貴族たちには3日後に集まってもらうか』
「そうね」
『取り敢えず俺は今から少なからず入手可能なやつを取り押さえてくるぜ』
「わかったわ」
『あ、一応作戦も伝えておこう。貴族たちが集まってる場所に俺も一緒にいるから、俺にも適当に課題を出してくれ。すぐにとってくるから』
「わかったわ。行ってらっしゃい」
『また明日な。遊びに来るぜ』
〜3日後〜
俺と輝夜の作戦が始まるまでの二日間俺は輝夜の家に遊びに行き、時間を潰した。そして作戦決行の日になった。
「みなさんには課題を出しますので、それを達成し、証拠品を一週間後に持ってきてください。
大伴御行様は緋凶の首を、「御意」
石作皇子様には仏の御石の鉢を、「わかりました」
安倍御主人様には火鼠の皮衣を、「承知しました」
石上麻呂足様には燕の子安貝を、「はい」
藤原不比等様は蓬莱の玉の枝を、「了解です」
九条ノア様には太陽の畑の向日葵を、「はいよ」持ってきていただきます」
「ノア殿、俺じゃ蓬莱の玉の枝を手に入れられないであろう」
『俺に頼むのか?』
「いや違う。作ろうと思っておる」
『…(これ駄目なやつだ。後で輝夜に教えといてやろう)いいんじゃないか?』
「そんなことより災難だな、あそこの向日葵を取ろうとしたら殺されるらしいぞ」
『なるほど、守護者がいるのかな?まぁ、楽しくなりそうだ』
今回はここまで!次回はフラワーマスター登場です。
お楽しみに!
ノアです。
「和人だ」
次回こそは!戦闘回にしますので!
「そうだな」
案外、セリフが浮かんできて、文字数が意外と多くなってきて、キリが良かったので。
「次回!我、対峙するはフラワーマスター!」
またね!