東方転生神話録   作:暇人のエリオット

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どうもアリスです。
「和人だ」
今回文字数が5,500を超えました。
「初の5千だな。」
そのおかげで書くのが大変で、書き終わるのに時間がかかりましたよ。
「まぁおつかれ」
それじゃあ第49話…どうぞ!


襲撃!月の民、古き友人との再会

ルーミアとの戦いのすぐ後、俺らは輝夜のところに遊びに来ていた。

『よぉ輝夜。課題のやつもう獲得したから遊びに来たぞー』

 

「あらノア。速いわね」

 

『1日で仕事を終わらせるのがノアこと緋凶だからな』

 

「それで世界中でも有名になったのね。月でも緋凶の名前は聞いたわ」

 

『いやー月にも名が轟いてるなんてな。参っちゃうぜ。あ、そうだ忘れてた。お前に紹介してなかったな。俺の弟子の紫だ。出て来い』

すると空間が裂け、紫が現れた。

「八雲紫です。以後、お見知り置きを」

 

『胡散臭いけどまぁいい奴だ。』

 

「ちょっと師匠!」

 

『後、いい加減俺の影から出て来い。』

 

「わかったわ」

俺の影からルーミアがスーッと出てきた。

「久しぶりね。輝夜」

 

「ルーミアさん…久しぶりね」

 

『こいつさっき俺を殺したんだぜ?本当強くなってたよ』

 

「ノアを!?じゃあなんでノアは生きてるのよ!」

 

『残機』

 

「あっなるほどね」

 

「ちなみに後どれぐらい残ってるの?」

 

『んー…大体4億かな』

 

「恐ろしいわね」

 

『やっぱり十くらいにしておこうかな。』

 

「どうして?」

 

『死なさ過ぎるのもつまんないだろ。』

 

「死ぬことに面白みを感じてるのはおそらく貴方だけよ。」

 

「そうね」

 

『酷いなぁ…まぁ別にいいか。そういえば輝夜。お前はなんで地上に降りてきてるんだ?』

 

「それは…」

 

『まぁ大体の予想はついてる。お前…蓬莱の薬を飲んだんだよな?』

 

「なんでそれを…!」

 

『なんで知っていたかって?それはな、俺はこの展開を覚えていたからだよ。』

 

「この展開?何を言っているの?」

 

『分からないだろう。だがそれでいいんだよ。お前らには絶対に知り得ないことなんだからな』

 

「貴方が神である事と関係あるの?」

 

「え?」

 

『関係あると言えばあるがないと言えば無いことになる。実際俺にもよくわかってないんだよ。思い出せないほどに古い記憶なんだ。』

 

「10億年以上なの?」

 

『いや…天界の時間経過は世界の時間経過の約4億倍だった筈だから…今の俺の年齢は大体813億か。だから…相当昔の記憶だ。』

 

「「「…」」」

 

『いやー俺もびっくりだぜ。自分がここまで年取ってたなんてな!』

 

「そんなにも昔なら覚えてる方がおかしいわよね」

 

『少しは覚えてるんだけどな、流石に全部覚えてるなんて事は無い』

 

「逆に覚えてたら尊敬するわよ…」

 

「…」

 

「紫は未だに唖然として喋らないし」

 

『まぁ紫はまだ幼いからな。しょうがないだろ』

 

「はっ!気を失ってた…」

 

『俺の年齢は813億だ』

 

「…」

 

『また気絶した。』

 

「紫で遊ぶんじゃ無いわよ」

 

『ごめんごめん。おい紫、起きろー』

 

「はっ!また気を失ってた…」

 

『一旦帰るか。また明日遊びに来るぜ』

 

「帰っちゃうの?」

 

『まだ紫の修行があるからな。じゃあな』

 

〜竹林内〜

『多重結界の応用技を教えよう。』

 

「この間言ってたあれですね」

 

『そうだ。手本を見せるぞ。術式は多重結界と同じだが、展開方法少し違う。"ローアイアス"』

俺の手から紫色に光る花のようなものが出てきたと思ったら、その花の中心から円形の透明な盾が現れた。

『それじゃあやってみろ。』

 

「わかったわ。ローアイアス」

紫はアイアスを展開した。

『まさか1発で出来るとは…』

 

「やった!私こっちの展開方法の方がやりやすいわ!」

 

『得手不得手があるからな。流石だ。』

 

「ちょっとこの盾の耐久を知りたいわ」

 

『じゃあやるか。"普通の"パンチ』ガシャン!バキッ!バリッ!

 

「やっぱり止められないわね…」

 

『今回のは前のと違って力少し入れて打ってるからな。紫、ちょっと妖力全開放してみろ』

 

「わかりました。」

紫は自分の妖力を体の周りに留めた。

『やっぱり妖力量がかなり増えてる。今のお前は大妖怪最上位くらいだな。』

 

「やった!」

 

「私は?」

 

『お前は伝説の妖怪レベルだな。今のところは俺、ルーミア、茜の3人だ。』

 

「やっぱり茜は伝説の妖怪なのね」

 

『まぁあいつは俺を含めなければ最強に近いからな。お前もだけど。』

 

「私と茜は貴方にしか負けて無いものね」

 

『俺に有効打を与えたのもお前らだけだもんな』

 

「ルーミアさんってそんなに強かったのね」

 

『そうだぞ?こいつは昔から強かったんだ』

 

「昔から一度も負けてない貴方に言われたく無いわよ」

 

『そうだな』

 

〜2日後〜

今日は輝夜に出された難題を持ってくる日

『とりあえず俺の分身を1人妖怪化させて置いとくぞ。"分身"』

 

「わかったわ」

 

 

「それでは大伴御行様から証拠品を見せてください。」

 

「これです。」

こいつは明らかに偽物の頭を持ってきた。

「偽物ですね」

 

「なぜわかる!」

 

「それはですね。緋凶、来なさい。」

 

『どうした姫』

 

「あれは貴方の首ですか?」

 

『違うな。偽物だ』

 

「違う!お前が偽物だ!」

 

『ほぅ…お前ごときが俺を否定するか…』

大伴御行は連れていた陰陽師をふっかけて来た。

「そいつを殺せ!」

 

「御意!」

 

『雑魚は引っ込んでろ。(威圧)』

 

「うるさい!」

 

『はぁ…面倒だ。瞬撃"雷鳴拳"』

俺は陰陽師を吹っ飛ばした。

「くそっ!」

大伴御行は逃げ出した。

『じゃあ俺は寝てくるぜ姫』

 

「わかりました。次は石作皇子様ですね。」

 

「こちらです。」

本来、仏の御石の鉢は鉢の中に光が存在している。だが、石作皇子の持ってきた鉢の中には光がなかった。

「明らかに偽物ですね。次の方」

 

「これです」

燕の子安貝は俺がもう回収済みなのでこれは明らかな偽物だ。

「こちらも偽物ですね。次、藤原不比等様」

 

「これです。」

不比等が持ってきたものは、蓬莱の玉の枝そっくりなものだった。

「こ、これは…」

 

『(あっ、輝夜にあれが作られた物だと伝えるのを忘れてた)』

 

「不比等様!まだ蓬莱の玉の枝制作費を頂いておりません!」

 

「貴方方は?」

 

「我々は、不比等様に頼まれて蓬莱の玉の枝を造った者です」

 

「不比等様?これは一体…」

不比等は逃げていった。

「じゃあ最後にノア様」

 

『これだ。』

 

「本物ですね。唯一本物を持ってこられたノア様と結婚いたします。」

 

〜終了〜

「ノア、ありがとね」

 

『気にすんな。大事な友人の頼みだ。』

 

「じゃあそんな友人からお願いがあるんだけど…」

 

『どうした?月の民がお前を連れ帰りにくるのか?』

 

「なんでわかったの?」

 

『読心』

 

「隠し事ができないわね」

 

『俺が意識しないと読めないから安心しろ。』

 

「そう。絶対に実験道具にされるから帰りたく無いのよ。守ってちょうだい?」

 

『仰せのままに姫さま。助けて緋凶って叫んでくれたら光速でくるよ。』

 

「お願いするわね。来るのは明後日の十五夜よ。」

 

『わかった』

 

 

〜2日後〜

月の民が輝夜を連れ帰りに来る日になった。

『紫はスキマに隠れて見てろ』

 

「どうして?私も強くなったのに!」

 

『月の奴らの攻撃は妖怪特化なんだよ。お前の結界も恐らくだが、容易く割られてしまうだろう。そんなお前が勝てるのか?』

 

「それは…」

 

『無理だろう?』

 

「はい…」

 

『ルーミア!戦闘準備だ。お前まだ黒夜持ってるか?』

 

「持ってるわよ。」

 

『お前ならレーザー斬れるだろ。一応持ってこい』

 

「影の刀じゃダメなの?」

 

『影の刀は妖力で作ってるだろ?だったらレーザーで消されるぞ」

 

「対妖怪レーザーはそんなにも強いのね」

 

『あぁ。もしかしたら俺の5割妖力弾も消せるかもな。』

 

「やばいわね」

 

『まぁ俺は1発、レーザーは100本くらいで同等かな』

 

「ノアの5割でしょ?相当ね」

 

〜輝夜視点〜

そろそろ月の奴らが攻めて来る。

「もうすぐね…ノアを信じてないわけじゃないけど…大丈夫かしら」

 

「きたぞー!な、なんだあれは!」

月の奴らはロケットで地上に来ていた。庭にいるのは帝から送られてきた兵士だが、確実に使い物にならない。

「蓬莱山輝夜!屋敷から出てこい!」

 

「うるさいわね、礼儀も知らないのかしら?」

 

「姫さま。月へ帰りましょう」

 

「永琳…いやよ、帰らないわ」

 

「そうですか」

すると永琳は突然隣にいた兵士を弓で射抜いた。

「永琳殿!なぜ裏切る!」

 

「わたしは姫さまにずっと仕えるわ」

 

「仕方ない。永琳殿ごと一度殺して連れていくぞ」

兵士たちは銃口を私たちに向けた。

「いや…いやよ…」

 

「姫さまだけでもお逃げを…」

 

「ダメよ!永琳も…」

私たちは逃げ出そうとした。しかし…

「くっ…足が…」

 

「永琳!」

 

「助けて…ノア君…」

 

「これでもう動けないだろ。だが、念のためだ。撃て!」

再び私たちに銃口が向けられた。そして、放たれてしまった。2人の視界は薄紫色の光で埋まった。が、

「助けなさい!緋凶!」

 

『いいぜ?姫』

突然、どこからか声が聞こえたかと思うと、

『ローアイアス』

私たちの目の前に1人の人間が現れた。そして、私たちに放たれたレーザーを防いだ。

〜輝夜視点out〜

『全然助けを求めないな…』

 

「助けなさい!緋凶」

今のタイミングかよ!

『いいぜ?姫』

呼ぶのがおそいんだよな…まぁ間に合うわけだが。

『ローアイアス』

俺はレーザーを防ぐためにアイアスの盾を展開した。

ん?後ろに輝夜と一緒にいるのって…永琳じゃねぇか!やばいな…仕方ない。仮面をつけておくか。

「何者だ!」

 

『お前らは…確か…六番隊か?』

 

「なぜ我らの隊を知っている!」

 

『小さいこと気にしてんじゃねぇよ。お前らが今、気にするべきは、どうやって俺から流れるか、だろ?』

 

「何を妖怪風情が…」

 

『へぇーそんなこと言っちゃうんだ。神力、妖力解放!』

 

「なんていう力だ…」

 

『自己紹介が遅れたな。俺は緋凶。炎雷帝だ。そんでお前らを滅ぼすものだ』

 

「緋凶だと!?なんでそんな化け物がここにいるんだ!」

 

『この姫様に頼まれてな。いつか月に襲撃に行くから楽しみにしとけよ?』

 

「ふざけるな!全員!レーザー砲、一斉射出!」

俺に対してレーザーが大量に射出された。

『面倒くさいな。仕方ない。出力検索…把握。同出力魔法、ツインマキシマイズマジック、チェインドラゴンライトニング!』

俺が放った雷魔法と、レーザーは相殺された。

「なに!?」

 

『弱ぇ…弱すぎるぜ…こい!ルーミア!』

 

「なにかしら?」

 

『とりあえず3人殺せ。』

 

「わかったわ。」

するとルーミアは物凄い速度で相手陣に移動し、固まって居た3人の首を刎ねた。

『いいぞ』

 

「あなた…今ルーミアって言ったかしら?」

後ろに居た永琳が話しかけてきた。

『言ったが、どうした?』

 

「そのルーミアって…」

 

「私よ?永琳」

 

「ルーミア!よく生きてたわね…」

 

「そりゃ生きてるわよ。あの時はノアに守られたんだから」

 

「そういえばノアは?」

永琳にそう聞かれたルーミアは俺に確認を取ってきた。

『ルーミア、今は言うな。こいつらを片付けてからでいい。』

 

「わかったわ」

 

「なにを喋ってるんだ!」

 

『お前らをどうしてやろうかについてだ。結論はとっくに出てるんだがな。お前ら全員、皆殺し』

 

「ヒッ!ぜ、全員!撃て!」

レーザーが、再び放たれた。

『もういいやお前ら…喰種化…』

俺の腰から"12本"の尾赫が出てきた。

「あれは…」

永琳がなにか言ってるが、取り敢えず無視するか。

『死ぬ覚悟は出来たか?出来てなくても殺すがな。じゃあなお前ら。鬼皇乱打』

レーザーを風圧で消し飛ばし、ロケットの所に一瞬で移動し、残骸が微塵も残らないほどに粉々にした。俺は徐ろに、指揮官のような奴がつけて居たヘッドセットを取り、月の都にメッセージを送った。

〜月〜

「依姫様!六番隊から連絡がありました!」

 

「見せて」

 

「どうぞ」

 

「えっと…女に手を上げていたので滅ぼさせていただきました。今度は俺がお前らの本陣に1人で攻めていくんで、出迎えよろしくな。緋凶より…」

 

「六番隊が全滅!?あれでも一応精鋭部隊ですよ!?」

 

「まだ続きがあるようですね…追伸、今度会ったらどこまで成長したのか見せてくれよ?…まさか…ね?そんな…」

 

「どうしました?」

 

「いえ…なんでもないです。」

〜地上〜

『メッセも送ったし、これでいいか。取り敢えずあいつらを竹林に連れて行こう』

 

〜竹林〜

「ねぇ緋凶さん?あなたは一体何者なの?」

 

『俺か?俺はただの妖怪さ』

 

「嘘ね。ただの妖怪が月の兵器に勝てるわけないじゃない。曲がりなりにも私が設計したんですもの。妖怪に遅れはとらないわ」

 

『はぁ…もういいか』

俺は仮面を取った。

『…久しぶり、永琳』

少し気まずかったのでぎこちなくなってしまったが、笑顔を向けた。

「ノア君…ノア君!」ダキッ

 

『どうした?』

 

「私…あの時、最後まで残ろうとしたのに…無理やりロケットに乗せられて…」

 

『…』

 

「それで…月についてからあなたが死んだことを聞いて…悲しくて…」

 

『俺が死ぬわけないだろ?』

 

「でも!あなたが残っていた場所に、原子爆弾を落としたって言われて…それで…」

 

『だがこうしてまた再会できただろ?終わりよければなんとやらって奴だ』

 

「終わるまでの時間が長すぎるのよ…!」

 

『そうだな…ごめんな?』

 

「なんで謝るのよ…」ポロッポロッ

 

『永琳!泣くんじゃない。お前に涙は似合わない…だから泣くな』

 

「ッ…わかったわ…」

 

『んじゃ、これで暗い雰囲気の話は終わり!再会は楽しまなくちゃ』

 

「そうね!」

 

「ノアの言う通りだわ」

 

『なぁ、俺って月ではどんな扱いになってるんだ?』

 

「ノア君は自らの命を犠牲に、10億もの穢れから都市の人間たちを救った伝説の英雄ってなってるわ」

 

『誰が作ったんだ?』

 

「魁斗君と凛ちゃんと豊姫と依姫が作ったわ」

 

『あいつら…今度会ったら覚えとけ…』

 

「どうしたの?」

 

『ん?あぁ気にすんな。それより伝説の英雄ねぇ…なんか妙な肩書きもらっちまったな』

 

「もう今更じゃない。今までどんな二つ名がついたのか覚えてる?」

 

『まぁ覚えてるな。炎雷帝だとか、神速だとか色々ついたな』

 

「貴方は神の状態でもついてるのよ?」

 

『へぇー俺は絶対神しか知らないな。どんなのだ?』

 

「破壊と創造の神だとか、絶影龍だとか」

 

『へぇー絶影龍って神状態でついたのか。てっきり人間の時についたものだと…』

 

「ちょっと待って?2人の会話を聞いてる中で、よくわかんなかった言葉があったんだけど…」

 

『ん?なんだ?神のことか?』

 

「それよ!なんでノア君が神みたいな話をしてたの?」

 

『事実、神だからな。半神半龍の絶対神。九条和人って聞いたことあるか?』

 

「「えぇ!?」」

 

「ノア君が神!?」

 

「ノアが絶対神の九条和人!?」

 

『なんだ?言ってなかったか?』

 

「「聞いてない…」」

 

『ハッハッハ!すまなかったな!忘れてた!』

 

「「もう何この人…」」

 

 

今回はここまで!次回は少し時間が飛びます。

お楽しみに!




アリスです。
「和人だ」
話すことが特にないんですよね…
「なら次回予告だ。たまにはお前がやれ」
わかりました。次回!紫、月を襲撃す!
「またな!」
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