「三週間弱くらい空いたな。和人だ」
書くのが久しぶりすぎて、どんな感じでやるのかを忘れちゃって大変でしたよ。
「忘れっぽいな」
しょうがないのです。それは置いといて、第51話…どうぞ!
『神社欲しいなー』
「んーしょうがないわね師匠は…一ヶ所だけ心当たりがあるわ」
『本当か!?』
「ここで嘘をついてもしょうがないでしょ?」
『おぉ…そうだな。気が動転してたぜ』
「珍しいわね、師匠が慌てふためくなんて」
『神にとっては神社は必要なんだよ。それに長年欲しいって思ってたからな』
「へぇー」
『興味無さそうだな』
「だって私神様じゃないからね」
『一応でも最高神の弟子だぜ?ちょっとくらいは興味持ってくれてもいいだろ』
「うーん…私は妖怪の緋凶の弟子だからね…」
『一応同一人物なんだけどな…まぁいいや。案内頼めるか?』
「いいわよ。行きましょう?"博麗神社"へ」
〜博麗神社〜
『ほぅ…ここが…』
紫に連れられてついた場所は、春である今が旬の桜が満開に咲いていた。
『取り敢えずここの住人に挨拶せんとな』
「そうね」
俺たちは、境内に近づいていった。すると…
「だ、誰っ!?」
襖が開き、中から少女が現れた。
『君がここの巫女か?』
「そうだけど…一体何者?貴方から変な気配を感じるんだけど…」
『紹介が遅れたな。俺は九条和人。単なる龍神で創世神だ』
「く、九条和人様!?嘘でしょ!?」
『なぁ紫、神格化した方がいいのか?』
「した方が信じるんじゃない?」
『おっけー"神格化"』
俺は姿を変え、神の状態の服装に変わった。
「ほ、本物…」
『よかった信じてくれた。』
「本日は一体どの様な御用で?」
『俺がここにきたのはな…この博麗神社で俺を祀ってくれないか?』
「へ?」
『いやー俺神社持ってないんだよね、一応俺創世神だからね、神社は持っておいた方がいいかもなって思って』
「なぜここなのですか?貴方様ほどのお方ならば出雲の神社の方が良いのではないのでしょうか…」
『あんな年中うるさくて碌な神がいないところなんて嫌だし、俺ここの落ち着いた雰囲気とか風景とか色々好きだからかな』
「あ、ありがとうございます」
『うーん…お堅い感じはやめてくれ。むず痒くて仕方ない』
「そう?なら自然体で話すわね」
『いいねー切り替えの早い奴は好きだ』
「ありがと」
『ところで…紫、さっさと出てきたらどうだ?』
「わかったわ」
『そういえば君の名前を聞いてなかったな』
「私は博麗霊華。ここの神社の巫女よ」
『よろしく霊華。ところで…神社の件だけど…』
「えぇ勿論いいわよ」
『ありがたいな』
「良かったわね」
『取り敢えず、すぐここにこれるように、賽銭箱に細工しとくぜ?』
「好きなように改造していいわ」
『そうか?ならこれからもよろしくって意味も込めてちょっとおじさんが小遣いをやろう』
俺は懐から、手頃な札束を取り出した。
「えっ!こんなにもらっちゃっていいの!?」
『いいんだよ。その束で大体5億6000万円くらいだな。二ヶ月に一回小遣いを上げにくるよ』
「せめて半年でお願い…」
『そうか?ならそうするよ』
「それじゃあ帰りましょうか」
『そうだな。じゃあな、また来るぜ霊華』
「えぇ。いつでも来ていいわよ」
『あぁ。そんじゃ』
〜三日後〜
俺は今、紫から相談を受けている。どうやら式にしたい奴が見つかったようだ。
『玉藻前か…どうやら面倒な奴を狙ってるんだな…』
「彼女は上級下位妖怪の実力を持っているからね私の手伝いに丁度いいのよ」
『玉藻は今京にいるからな、ちょっくら行って様子見て来るわ。お前はゆっくり来るんだぞ』
「わかったわ」
『じゃ』
〜京都〜
『どうやら玉藻は帝に嫁入りしてるようだな…取り敢えず近衛隊に入っとこう』
〜屋敷前〜
「何者だ!」
『新しく近衛に就いた者です。』
「そうか。よし、取り敢えず挨拶してこい」
『わかりました』
なんかすごく簡単に侵入できたな…
『失礼します。新しく近衛になった和人と申します。』
「そうか。ならば少し話し相手になってくれないだろうか?」
『勿論です。貴女のような素敵な女性とお話が出来るだなんて光栄です』
「フフッ、貴方は知っていながらも口説くのか?」
『ハハハ、貴女のような女性に相手が居ないなんてことはないでしょうが、空いていたのなら是非ともご一緒したいですね。帝とは実際には噂になっているような関係ではないようですのでね』
「…どこまで知っている?」
『貴女の生まれが海の向こうだということ、貴女から少し獣の匂いがしていることとかですかね』
「知っているのに捕まえないのか?」
『捕まえるための実力はありますが…俺に利益がない』
「私を差し出せば莫大な富と名声と高い地位が手に入るぞ?」
『もう全て手に入れてしまったんですよ…』
「え?」
『いいえ、ただの戯言です。俺はそれらには興味がないんでね』
「そうか?…つくづく不思議な男だな」
『私からすれば貴女の方が不思議ですよ。何故今そうしてまで人間に化けているのかは到底理解できない』
「やはり正体がバレているんだな」
『そりゃ勿論。玉藻前という名前は弟子より聞き及んでおります故』
「貴方にはバレているんなら…私の身辺警護をお願いできないか?」
『喜んで。報酬は要りませんので』
「そうか。まぁ私は今から水浴びでもしてこよう。見張りは頼んだぞ」
なんでこんなに信頼されてんですかね
『お任せください』
〜三日後〜
俺が玉藻前の身辺警護を始めてから3日が経った。そして何故か今、玉藻前は追い詰められている。
「妖怪、玉藻前!貴様を帝暗殺の罪で拘束する!」
『そうは問屋が卸さないってね。連れて行きたきゃ俺を倒せや』
「お前1人でか?こっちは500人だぞ?勝てるとでも思ってるのか?」
『逆に500人程度で俺を倒せるとでも思ってんのか?一人一人が大妖怪最上位でも無いってのによ』
「調子に乗るなぁ!」
前衛の何人かが切りかかって来た。
『お嬢、後ろに隠れてろ』
「あ、あぁ」
『お前らごときに技を使うのはもったいないからな、サクッと終わらせてやるよ!』
「ウォォォォォォォ!!!」
雪崩れ込むようにして人が襲いかかって来た。
『オラオラオラァ!!』
俺は、神鳳を何回転もしながら振り回し、敵を確実に仕留めていった。
『口ほどにもないな…すぐに終わっちまったぜ…』
「貴方はそんなに強かったのか」
『まぁこれでも一応世界最強って言われてましたんでね』
「フフッ、それは冗談かな?」
『信じるも信じないも玉藻次第だ』
「……本当にあの人なのか?」
『ちゃんとした名乗りが遅れたな。俺の名は緋凶。世間一般で言われる殺し屋だ』
「……」
『騙していて悪かったな。まぁそれよりも、だ。先程からそこの空間から謎の気配を感じるんだが…わかるか?』
「え?…わかんないね」
『じゃあ答え合わせだ。紫、さっさと出てこい』
「なんで相変わらず気づくのよ…」
『索敵スキルがカンストだからでしょうかね?』
「かんすと?ってのはよくわからないけど、相当強化してるのね」
『勿論です。プロですから』
「プロって…なんのよ」
『お前も知ってるあの事実、プロの賞金稼ぎですよ』
「それなら納得ね」
「急に空間が裂けたと思ったら…知らない人が出て来たな…貴方の知り合いか?」
『俺の弟子だ。ほら紫、自己紹介だ。』
「八雲紫よ。よろしく」
『胡散臭いが、信用はできるし、信頼してるから大丈夫だ』
「胡散臭いだなんてひどいわね!」
『しょうがないだろ?お前からは胡散臭さが滲み出てるんだから。それよりいいのか?本題の方は。』
「そうだったわ。ねぇ玉藻前、貴女…私の式にならない?」
「えっ…えっ?」
『こいつの目指している場所に辿り着くにはお前の力が必要だってことだ』
「なるほど…わかった。式になろう。これからよろしくお願いします。紫様」
紫は即座に式の契約を完了した。
『お前の初の式だな。おめでとう』
「ありがとう。師匠は式作らないの?」
『俺か?式みたいなやつならもういるから大丈夫かなって』
「えっいたの!?」
『いたぞ?お前のよく知る人物だ』
「私の知ってる人で…式…わからないわね」
『ルーミアだぞ。』
「へぇーその割には口調とか…その辺どうなの?」
『あいつとは対等でいたいからな、あれくらいがちょうどいい。』
「なるほどね」
『じゃ帰ろうぜ』
〜三ヶ月後〜
「ねぇ師匠」
『どうした?急に』
「月ってどんなところなの?」
『そうだな…色んな兵器やら道具やらがかなりあるところだな…そんなの聞いてどうしたいんだ?』
「決めた!月の技術を奪いに行くわ!」
『………は?』
アリスです。
「和人だ」
気がつけばこの、東方転生神話録の第1話のUA数が1100を超えていて、嬉しく感じました。
「もっと見てもらえるように頑張るんだよ」
それは勿論です。
「次回!完全勃発!月面戦争…と見せかけた一方的蹂躙」
また見てね!