「和人だ」
最近ずっと筋トレやってるような気がしてます。
「何のために鍛えてるんだ?」
自分や他人の役に立たせるためですかね
「へぇー」
まぁそんな感じです。
それじゃあ第53話…どうぞ!
『さぁ、始めようか!お前らがどれだけ成長したのか見せてくれ』
「はい!姉さん、後方からの攻撃お願いします!」
「わかったわ!行くわよ!」
『決死の覚悟でかかってきな!』
「行きます!やぁぁぁ!」
依姫は低い体勢で刀を中段に構え、突っ込んできた。
「愛宕様!」
突然、依姫が持っていた刀が火を纏った。
『うぉ!びっくりしたわ。急に火が出てきたな…どうやら戦法は変わってるようだ』
「分析してる暇、ありますか?」
『あるんだなぁ、それが』
「舐めないでください!」
依姫は、火を纏った刀で、中段から横薙ぎした。
『ヒョイっと』
その斬撃を上に軽く飛ぶことによって避けた。
「まだです!愛宕様の炎!」
振り抜いた刀から、突如炎が飛んできた。
『避けらんねぇな…しょうがない、テレポーテーション』
俺は依姫の背後に転移した。
「そこっ!」
依姫は振り返りざまに上段で切りかかってきた。
『甘いわ!』
俺もそれに合わせて、下段から振り上げ、依姫と鍔迫り合いになった。
『なかなかやるようになったじゃないか』
「師匠は少し弱くなりましたか?」
『ほほぅ…言ってくれるじゃぁないかよ。お前にそんなことを言われるとは思わなんだ』
「私も師匠に言える日が来るとは思ってなかったですよ」
『ほんと、来て良かったぜ…まぁ戦うのはオマケのつもりだったかrゼリャァ!』
俺は、話してる途中に飛んで来た霊力弾を斬り、消した。
『野暮なことしてくれるじゃぁないかよ、豊姫』
「あら、ごめんなさい?でもまさかあそこまで回転させた弾を切られるとは思ってなかったわよ」
『師匠を舐めてんなー。零閃!』
「岩砲弾!」
俺が放った零閃と豊姫が放った岩砲弾はぶつかって相殺された。
『なるほどな。バカにできるほどの実力はつけて来たってわけか』
「当たり前でしょ?師匠に勝つためにつけたんだもの」
『ならお前は自分で目指しているほどの実力はつけらんねぇな』
「どういうこと?」
『お前は俺に勝つためって言ったけどよ?そう決めちまうとそれ以上強くはなれないんだよ。つまり、だ。お前は俺には勝てねぇよ!零閃編隊!60機!』
「ろ、60!?無理っ!一時撤退」
そういうと、豊姫はどこかへ転移した。
「隙あり!」
『それはどうかな?』
「建御雷神様!」
『緋雷石よ!』
依姫が放った雷と俺が放った赤い雷は、ぶつかり合い、相殺されたかのように見えたが、俺の雷が、勝った。
「ッ!危ない!」
『紙一重で避けやがったか…以前とは比べ物にならないくらいに強くなったんだな…次の一撃に持てる力の全てを使ってかかって来な』
「いいですけど…どうしてですか?」
『手っ取り早くお前の全力を知りたいんだよ』
「わかりました…"
『ガル・ファリオンだと?』
「わかりますか?あの絶対神の九条和人の別名です」
『そんな名前がついてたのか…まぁいいや、かかって来な!』
「行きますよ!零閃!」
『結界刃』
「これなら!紫電!」
『へぇ…俺を宿したら紫電も使えるようになるのか…いいな!楽しくなりそうだ!』
「行きますよ!」
『喰種化ァ…』
「閃光12連斬!」
『紅蓮…8連撃!』
俺らは連撃をぶつけ合い、相殺させた。
「流石ですね…」
『アッハハハハハハハハ!いいねー!楽しいな!最高だよ!っと豊姫来たか』
「なに?来ちゃダメだった?」
『いやーお前は楽しませてくれなさそうだからな』
「なら無理矢理にでも楽しませてあげるわよ!」
豊姫は大量の霊力弾を放った。
『…ライトニングバースト』
大量の霊力弾を高圧電流の超放出によって全て消した。
『弱くなったな。烈風』
「ッ!速っ!超大玉霊力弾!」
俺が放った速度重視の斬撃を、ガスタンクより二回り大きい霊力弾で相殺させた。
『烈風ごときにその大きさか…』
「豪火球!」
『グラスプハート』
俺が拳を握った瞬間、豪火球は消え去った。
『強制転移』
俺は豊姫を強制的にどこかへ飛ばした。
「姉さん!」
『なに、安心しろや。基地の地下最下層に飛ばしただけだから』
「そ、そうですか…」
『さぁ、決着だ。全力で来な』
「わかりました。神解!ぐっア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"!」
依姫は神解によって急激に増えた力によって、体に相当な負荷がかかった。
「ぐっ…鬼神連斬!」
『武装!鬼皇乱打!』
俺らの連撃の力は拮抗していたが、次第に依姫の刀にヒビが入って行き、そして、割れた。
「刀が!」
『終わりだな』
「楽しかったですよ…」
『俺もだ。それより刀、悪かったな』
「仕方のないことなんですよ。二億年も使ってた刀なんです。こわれないほうがおかしいですよ。」
『仕方ないな…俺の持ってる三本の柱中から一つ選べ』
「え?いやでもそれは師匠の大事な刀じゃ…」
『お前は俺を宿してる状態だが、俺の技をいくつも使えたんだ。お前は免許皆伝だよ。その証だ』
「師匠…」
『さぁ…選びな』
「…じゃあこれにします。」
依姫が選んだのは神鳳だった。
『この刀は逆刃刀だぞ?それでもいいのか?』
「師匠が一番長く使ってたものですから、それがいいです。」
『嬉しいねぇ。こいつもお前が使うなら本望だろう。大事に使ってくれよ?』
「はい!大切にします!」
『じゃあな。なんかあれば呼べよ?できる限り力になるから』
「はい!」
従順だな…
「そういえば月夜見様にはお会いにならないんですか?」
『いや、今回俺は侵入者だからな、正当な手続きをして来る時に会うよ』
「そうですか…わかりました!」
『またな』
〜地上〜
「し…師匠」
『……紫…』
「ご、ごめんなs『謝るな』で、でも…」
『お前が無事ならいいんだよ』
「師匠!」ダキッ
『無茶なことしやがって…死んだら元も子もないだろ?』
「ごめんなさい…」
『本当に…生きててくれてよかった…』
アリスです
「和人だ」
依姫との決着がつきましたね
「楽しかったー」
それは良かったですね
「おう。次回!白玉楼の日常」
お楽しみに!