投稿が遅れてしまい,大変申し訳ありませんでしたぁぁぁ!!!
大学卒業に向け,引っ越しや卒業旅行に行っていました!!
あとは旅行行って帰ってきたら,実家のネット回線が死んでいるなどアクシデントが発生しており,色々やっていました.....
では,本編6話始まります.
~安芸~
「では,これから連携の特訓を行うための合宿を始めるわよ」
「「「はい!」」
讃州サンビーチ.
本来は海水浴場として使われている場所だが,今回,大赦が勇者達の特訓のために貸切にしている.
「お役目が本格的に始まってきたことにより,大赦は全面的にあなた達のことをバックアップします.学校や家族のことは気にせず,頑張って」
「「「はい!」」」
三人の声がビーチに響く.
「式たちについては今からやってもらう特訓の間,あなた達の近くで姿を現してもらって飛んでもらっているわ.ただ,バリアは本当に危険な時以外は出さないから気を付けて.それじゃあ,三人とも位置に着いて」
「「「はい!」」」
私は注意を言い,砂浜全体が見える位置に置いてある椅子に座り,三人は砂浜に降り,それぞれの位置に着いた.
砂浜には特訓用の装置として,バレーボールが自動で発射されるバレーボールマシンが10台ほど配置されている.
「それぞれ,位置に着いたわね!」
三人に聞こえるように声を大きくした.
「やることは至ってシンプルよ.あの上に見えるバスまで無事に三ノ輪さんを到着させること.お互いの役割を忘れないで」
「私はここから動いちゃいけないんですか!」
「駄目よー!」
鷲尾さんから質問がきたが,すぐに動いては行けないことを伝える.
「はい,スタート!」
それぞれの準備ができたことを確認した私は開始の合図を出す.
私は合図と共にバレーボールマシンを起動させ,ボールを飛ばす.
乃木さんは自身の武器である槍を盾に変化させ,その後ろを三ノ輪さんが着いていく.
乃木さんが正面からのボールを防ぎ,防ぎきれないボールを鷲尾さんが落としていく形だ.
鷲尾さんが当たらないように落としていったが,一球外してしまい,それが三ノ輪さんの顔へ当たる.
「アウト!」
私は当たったのを確認し,マシンを止める.
鷲尾さんは外したことを謝り,二人は気にしていないと返しているのが,確認できる.
「次,行くわよ!辿り着くまで終わらないわよ!」
私は再び始めることを伝え,マシンを起動させる.
合宿中であっても,この子達の勉強を遅れさせるわけにはいかないため,授業の時間も設け,数日が経った
特訓の成果が出てきたのか,初日と比べると,バスまであと少しという所まで迫ってきている.
これは予定より早く,仕上げに入れそうね.
そう思った日の夜.
子供達がご飯を食べている間,式たちは私の部屋で私と一緒にご飯を食べている.
流石に夕飯の時くらいは自由にさせてあげないとね.
「はい,
それぞれの前に置かれた皿に食べ物を載せていく.
載せたのを確認した式達は食べ物を食べ始めた.
癒されるわぁ~.ほんと,この子達,可愛いわ~.
そんなことを思いつつ,自身の夕飯を食べ始める.
食べ終わった所で式達と私は話を始める.
「明日,特訓の方は終わるわ.そしたら,あなた達の出番よ」
三体は頷く仕草をしたと同時に煙に包まれる.
「分かってるよ.あの子達を強くするためだもん.一肌脱ぐよ」
「あの子達を生き延びさせるためじゃ,仕方がない」
「うむ.本来なら私たちが戦うべきなんだがな」
煙が消えると中から,式達が着ていた服を着る人が姿を現す.
いや,人ではない.それぞれの頭に鼠,狐,狸の耳が付いている.
「で,安芸.内容は?」
髪が長く狐の耳が着いている女性の姿をしている
「内容は今,やっている特訓の内容と一緒よ.マシンを使わないで,あなた達の妨害で行うわ」
「それは面白そうだな」
髪が短く,頭に鉢巻を巻いている狸の耳が着いている筋肉質な男性
「武器に関しては自由よ.自分の物を使ってもいいし,使わなくてもいい.強さの調整はあなた達に任せるわ」
「では,ギリギリまで止めないということで如何ですかな,安芸殿」
白髪をオールバックにし,後ろで纏めている,頭に鼠の耳がある初老の男性
「流石にそれはダメね.ルール自体は変えないから三ノ輪さんに一撃入れたら,そこで終わりよ」
流石に,ルール変えたら,すぐ終わっちゃうからダメね.
この人達と三人では力の差が大きすぎる.
そう,この三人.....三体は少なくとも西暦より前の時代から生きており,今では力がなくなっているが,昔はすごく力があったという話を冬島君から聞いている.
今回,化けているのは今まで貯めていた力の一部と冬島君の力借りているに過ぎない.
これも聞いた話だが,貯めている力を全てを開放したら,一体くらいなら迎撃は出来るかもしれないらしい.
トントン
扉がノックされると,返事を返した.
「はい!」
「安芸先輩,冬島玄斗,到着しました.入って大丈夫ですか?」
全てが終わって,到着したようだ.
「ええ.いいわよ.入ってきて頂戴」
ドアが開き,冬島君が入ってきた.
左手には日本酒が入った瓶.右手にはつまみが入っているであろうコンビニの袋を持っていた.
~冬島玄斗~
合宿に行った組を見送って,数日が経った.
この数日,休みが重ならない影響とともに,新樹館小学校の教師不足もあり,安芸先輩の代わりにクラス担任をやった.
普段から僕のことを見ていることもあってか,皆,安芸先輩の時と変わらないくらい静かに授業を聞いてくれてる.
模擬授業に関しては,授業が空いていた先生や校長が評価してくれた.
判定は問題なし.
そのこともあり,クラス担任の代わりもやることになったのだが.....
まぁ,そこは置いておいて.
次の日が休みである前日,僕は学校でやることを終わらし,家に帰った.
「ただいま~」
「おかえり~」
家に帰った僕を待っていたのは,だらしない状態の父だった.
「早くない?大赦は?」
「開発が進展しないから早めに切り上げだ.勇者達のデータがないと進むもんも進まん」
あ,これ,僕待ちか.
勇者達のデータを集めているのは,基本的に僕がやっている仕事だ.
しかし,本人達は合宿中.
僕に至っては,模擬授業の関係等で動けなかったため,何も出来ていない.
それに玄武以外の札を彼女達に預けているため,状況を聞こうにも聞くことが出来ない.
「ということで,準備しておいたから,さっさと行ってこい」
父は僕が合宿に合流するための荷物を用意してくれていた.
「車も使っていいからな.あと,安芸ちゃんに差し入れだ」
車のカギと日本酒が入った瓶を渡してきた.
「普通,皆にじゃないのかよ.....」
「それは行く途中でお前が買っていけばいいだろ?どうせ,買ってくつもりなんだろ?」
なぜ,人の心を容易く読むんだよ.....
僕はため息をつきながら,スーツから着替え,準備された荷物を持った.
「じゃ,行ってきます」
「おう,行ってらっしゃい」
家を後にした僕は合宿地に向かう途中で子供たちへの差し入れとお酒のつまみを買ってから向かった.
道中,何事もなく1時間くらいで到着した.
到着後は中居さんに案内してもらい,安芸先輩の部屋まで案内してもらった.
到着してから宿の女将さんなどの女性従業員の方達がこちらをニヤニヤ見ていたのはきっと気のせいだろう.....
トントン
扉をノックすると,中から返事が聞こえた.
「はい!」
「安芸先輩,冬島玄斗,到着しました.入って大丈夫ですか?」
「ええ.いいわよ.入ってきて頂戴」
許可をもらったので扉を開けて,中に入った.
中に入ると,そこにいたのは安芸先輩以外に人間の姿に化けている
「やっと来たね.玄斗!早く,お酒頂戴!」
「はいはい.....」
僕は持っていたお酒とつまみが入った袋を
受け取った
「僕も飲みたいから程々にね」
三人は返事を返し,飲み始める.
「こいつらがすいません,安芸先輩」
「大丈夫よ.学校の方は大丈夫だった?」
「無事に模擬授業は成功しました.児童達もしっかりと聞いてくれていたので助かりました」
持ってきた荷物を部屋の隅に置き,彼女達のお土産を冷蔵庫へ入れつつ,返答する.
「ただ,授業が良く出来たってことで,校長先生から臨時担任任されまして.....」
安芸先輩と向い合せの位置に腰を下ろす.
「いい経験じゃないの.どうだった?」
「ほんとにいい経験ですけど,疲れましたよ.こちらはどうでしたか?」
「こっちは明日で連携の訓練が終わる予定よ.そのあとは彼らの妨害で同じ訓練をするわ.私にもお酒頂戴」
安芸先輩は飲んだくれてる三人を見ながら言った.
受け取った酒を一口飲み,続ける.
「彼女達には厳しいかもしれないけど,乗り越えてもらわないと.....」
「これからの戦いを生き残るためにも,この合宿が終わり次第,勇者システムの改造に取り掛かります」
僕はもらった酒を一口で飲み,コップを置いた.
「じゃあ,僕はお風呂行きますけど行きますか?」
「そうね.私もまだ入ってないし行くわ」
「飲んだくれども,お風呂行くぞ~」
「は~い」
精霊たちは小さい動物の姿になり,僕たちはそれぞれのお風呂の用意を済ませて部屋を出た.
それぞれの精霊の人型の姿はFGOに出てくるサーヴァントがモデルです
となっています.
それぞれのイメージはゆゆゆいやってる方は分かるとは思いますが,精霊たちのイメージをそのままサーヴァントに被せています.
土方さんなのは銃を使うサーヴァントが思いつかなかったのもあります(笑)
では,次回の投稿をお待ちください.