色々とあって遅れました(なんだそりゃ)
次は早めに投稿したいです(願望)
それと、今日誕生日です。
一つ歳を取るのは嬉しいが、その分死期が早くなるのが辛いです。
~side ユズリハ~
私が悪いのです・・・こんな事が起きるとは思ってもいなかった。
私がシルハ兄様に「私の部屋で話しましょう」と言わなければ、
戦闘が起きずに済んだはずなのです・・・。
戦っている時のミュウの顔は少し怒っていて、私の言葉も届かなかった・・・
戦闘時にミュウに当たった黒い弾はサラのポケモンの技の一つだ。
『ダークホール』という怪我をさせずに、相手を眠らせる技らしい。
そのおかげで、怪我せず、すぐに戦闘が終わった。
「ユズリハ、そんな顔をするな。これは、お前が悪い訳ではない。悪いのは僕だ。」
「そんな!シルハ兄様は何も悪くないのです!
私がシルハ兄様を危ない目に合わせてしまったのです・・・。」
「・・・ユズリハ、少し僕の部屋で待っていてくれ。」
「・・・はい。」
私は頷いて、サラと一緒に部屋を出た。
~side end~
~side シルハ~
危ないところだった。
クロノがエルレイドで守ってくれなかったら、大怪我か死んでいただろう。
僕は『ダークホール』で床に眠ったミュウをクッションの上に置いた。
それにしても・・・やっぱりサラさんのポケモンは出鱈目な技を持っているな。
それと、ミュウにも感情があるのか。
「クロノ、ここ最近ロケット団やアクア団、マグマ団の動きが変だと言ってたな。」
「はい。サラさんから入手した情報によると、
街では特に目立った動きはありませんが、山や森などに部下を送っているのだとか。」
・・・ふむ。
この屋敷付近は、街と森と山くらいしか無いから、ミュウは森か山から来たのだろう。
でも、ここにずっと居座る訳は何だ?
「サラさんに、このミュウの事を色々聞かないといけないな。」
「そうですね。」
「クロノ、お前はこの部屋の前で待機だ。絶対に誰も入れるな。これは命令だ。」
「かしこまりました。」
僕は、クロノに命令してから、自分の部屋に向かった。
一分程歩いて、自分の部屋の前に着いた。
そして、扉を開けて、サラさんを廊下に呼び出した。
「サラさん、ミュウの事で、4つ程聞きたい事があるんだが。」
「・・・分かりました。」
「まず1つ目、何処でミュウを見つけた?」
「ミュウは、庭で倒れていたのをユズリハ様が発見しました。」
「成る程、2つ目の質問。ミュウはその時どんな状態だった?」
「ミュウは、傷だらけでした。今にも死にそうな位ダメージを受けたのだと思います。」
傷だらけ?何故だ?野生のポケモンの攻撃を受けた?
でも、ミュウならこの付近のポケモンには負けない程の強さだろう・・・。
ならトレーナーか?でも最近は組織の人間の動きが怪しいと聞いている・・・。
組織がミュウを狙う理由が分からない・・・でも、考えられる。
「3つ目、この家で僕とクロノ以外でミュウが居る事を知っている人物は?」
「ユズリハ様と私だけです。他の者に知れ渡ると問題が起きそうなので。」
「成る程・・・良い判断です。」
成る程、ユズリハとサラさんは命の恩人で、ミュウが心を許したのだろう。
そして、自分の存在を2人だけの秘密にする為にミュウは僕とクロノを直接攻撃しようとしたんだろう。もし頭に当たれば記憶が飛ぶかも知れない、殺せばバレない。
そう考えたのだろう。ミュウは人間らしい程の頭脳があるらしい。
「質問は4つ程と言ったが、大体分かったから止めよう。」
僕は部屋に入りユズリハに声を掛けた。
「ユズリハ、少しは落ち着いたか?」
「はい・・・見苦しい姿を見せてしまい、申し訳ございませんでした。」
「構わないよ。ユズリハなら許す。さて、ミュウの件だが、僕は許そうと思っている。
サラさん、ミュウが言う事を聞くのは、サラさんとユズリハだけなのですよね?」
「はい。」
「なら、僕とクロノもミュウと仲良くしたいんだ。許可を取ってくれるか?」
「分かりました・・・」
~side end~
どれだけ眠っていたのか?
気が付けば、部屋は明るく、外は暗かった。
目の前にはサラさんが椅子に座り、こちらを見ていた。
「ミュウ、先程はごめんなさい。戦闘を終わらせる為には眠らせる必要があったの。」
戦闘?昼の事かな?
「ミュウ、貴方に色々と教えなくてはいけない事があります。」
教えないといけない事?
「まず朝です。ユズリハ様が起きた時に貴方はいなかったの。だから、屋敷中探したの。
2時間近く探してもいなかったから、もう自力で帰ったのだろうと思われていたの。
その時に、ユズリハ様の兄妹であるシルハ様がこの屋敷に来ました。
ユズリハ様はシルハ様と庭で合流し、10分位お話をしてましたの。
『ミュウはもういないから部屋に入れても問題ない』とユズリハ様は思ったのです。
そして、部屋にシルハ様を連れて行くと貴方がいたという訳です。」
私が技を確認している間にそんな事があったのですか・・・。
私がいなくなったと思われて、ユズリハは兄であるシルハを部屋に入れたのね・・・。
何も言わずに出て行った私の失態かな・・・。
「最初に会った時に、私はユズリハと私だけがミュウがここにいると内緒にしたのですが
この様にシルハ様とクロノにバレてしまったので、お二人も知っているという事にした いのですが、良いですか?」
「ミュウミュウ」(分かった)
私はサイコキネシスで扉を開けた。
扉の前にはやっぱりユズリハとシルハとクロノが待っていた。
私は3人に向かって入ってくるように手招きをし、3人が入ったら扉を閉めた。
シルハとユズリハが何か言いた気な顔をしていたが、私はシルハとクロノに近づき、
床に立った。そして、日本人らしく、謝罪の為に土下座をした。
5秒程、頭を下げていたら、頭に手が乗せられ、撫でられていた。
「頭を上げてください。僕は何も怒ってませんよ。」
予想外の反応だった。私はてっきり「許すと思ったか?」と言われる覚悟だったのに。
「それにしても、まるで人間みたいな感じだな。」
え?
「人は悪い事をしたら頭を下げる。ミュウは僕に頭を下げた。元人間みたいだ。
それと、人の言葉を理解している。行動もね。僕は人間を相手しているみたいだ。」
はい。元人間です。
というかシルハさん察しが良すぎて怖い・・・
「ミュウ、ごめんなさい・・・」
ユズリハが私に言ってきた。
だから私はユズリハに抱きついた。
「ミュ・・・ミュウ!?」
ユズリハは驚いていた。
この娘は笑った顔が一番可愛いからね。悲しい顔はさせたくない。
その後、和解したので解散となった。