更新遅れて申し訳ございません!
今後も週一、二のペースで進めていきます。
皆様が楽しく読めるような物語を書いていきたいので宜しくお願いします!
「しかし、本当にモンスターを倒すだけで強くなるもんなんだなぁ...」
カエル討伐後、大衆浴場で身体を癒し、現在はカズマと他のクエストを拝見しに行っている。
正直、強くなったという実感はない。が、新しいスキルが使えるようになったらしい。明日にでも実践してみよう。
そんな事を考えながら、クエストボードに到着し新たなクエストを確認する。そこには...
『ーーー森に悪影響を与えるエギルの木の伐採、報酬はでき高制ーーー』
『ーーー迷子になったペットのホワイトウルフを探して欲しいーーー』
『ーーー息子に剣術を教えて欲しいーーー※要、ルーンナイトかソードマスターの方に限る。』
『ーーー魔法実験の練習台探してますーーー※要、強靭な体力か強い魔法抵抗力...』
ロクなものが無かった。
どうやらこの世界で生きていくのは甘くないらしい。
隣のカズマを見ると絶望的な目をしていた。
「なあ長門、俺もう生きてた世界に帰りたくなって来たよ...」
「...まあ、仕方がない。」
何と励ませばいいのか分からなくなってきた...
「...すまない、ちょっといいだろうか...?」
突然、背後からボソリと声をかけられた。
振り返ってみると、クールな印象を受ける女騎士が、無表情に俺たちを見ていた。
何故かカズマは顔を赤くしながら女騎士を見つめている。
「...カズマ?」
「...え、あ、えーっと、何でしょうか?」
「うむ...。この募集は、貴方達のパーティの募集だろう?もう募集はしていないのだろうか」
パーティ募集の紙を見せてくる。
そう言えば、まだ剥がしていなかったな。
「あー、まだパーティメンバーは募集してますよ。と言っても、オススメしませんけど...」
「是非、私をこのパーティに入れて欲しい!」
「「...えっ?」」
突然、俺達の手を女騎士がガシッと掴んだ。
「いやいやいや!ちょ、待って待って。このパーティ色々と問題あるんですよ、俺の隣の奴はともかく、他二人はポンコツだし、俺なんて最弱職、さっきだって仲間二人粘液まみれになってるし、いだだだだっ!」
俺達の握る手に女騎士が力を込めた。
女の割には握力があって若干の痛みを感じる。
「やはり、先程の粘液まみれの二人は貴方達の仲間だったのか!一体何があったらあんな目に...!わ、私も...!私もあんな風に...!あ、いや違う。あんな年端もいかない二人の少女、それがあんな目に遭うだなんて騎士として見過ごせない。どうだろう、この私はクルセイダーというナイトの上級職だ。募集要項にも当てはまると思うのだが...!」
「...おい長門、どうするんだ?めぐみんの時みたいにまた俺の危機感知センサーが反応してるんだけど」
「...まあ、外観や性格だけでは性能がどうとかは判断出来ないからな。加えるのも悪くないんじゃないか...?」
「いやまあそうだけどさ...。お前って優しいなホント...」
カズマは加えない事を諦めたのか、再度女騎士に話しかける。
「あのー、先程言いかけましたがオススメはしないですよ。仲間の一人は何の役に立つのか良く分からない、もう一人は一日に一発しか魔法が撃てない、俺は最弱職...ポンコツパーティなんで、他の所をオススメしま...っ!?」
更に力が込められる。
「なら尚更都合が良い!いや実は、少し言いづらかったのだが、私は力と耐久力には自信はあるのだが不器用で...。その...、攻撃が全く当たらないのだ...」
「...な?俺のセンサー正しかっただろ?って、目死んでるぞ?」
「元からだ...」
...いや、自分で評価を下げての発言だと信じよう。
「という訳で、上級職だが気を遣わなくていい。ガンガン前に出るので、盾代わりにこき使って欲しい」
女騎士が、俺達に顔を近づけてくる。
サラサラの金髪が顔に掛かってくすぐったい。
「いや、女性が盾代わりだなんて、ウチのパーティは貧弱なんで本当に貴女に攻撃が回ってきますって。それこそ毎回モンスターに袋叩きにされるかも知れませんよ!?」
「望む所だ」
「いや、アレですよ。今日なんて仲間二人がカエルに捕食されて粘液まみれにされたんですよ!?それが毎日続くかも」
「望む所だっ!」
会話を聞いている内に頭が痛くなってきた。
頬を紅潮させて俺の手を強く握る女騎士。
ここで俺達は悟った。
人生は何処で送ろうと甘くはないと...
今回は手短かで許してください何でもしま...
次回はスキル回です。オリジナルストーリーとかも書いてみたいな〜
それでは!