鎮守府に戻ってきた俺たち、
クリス「大淀は放送で艦娘を間宮の食堂に集めてくれ、いきなり男が各部屋に入るとパニックになる、」
大淀「わかりました、」
大淀と神通は鎮守府に入って行った、
セバスチャン「俺たちはこれを下ろしますか、」
クリス「流石に女子どもに手伝わせる訳にはいかない、」
俺たちはベッドを1つづつ下ろして鎮守府に入れて行った、
一度エントランスにベッドを置いた、
長門を連れて行くの忘れていたな、
エントランスで大の字に倒れたままだった、
スティーブの所とここではなぜこんなに違いがあるんだ、
育った環境が違うからか?
そして大淀が放送をかけ始めた、
俺らは外に出たから内容までは途切れ途切れでわからない、
ベッドをエントランスに全て運び終えた、
そこからは各部屋にベッドを持って行った、
階段が辛い、
セバスチャンも苦痛の表情を浮かべている、
そして、
運び終えた、
1時間以上の戦いだった、
クリス「長かった、」
セバスチャン「動きたくないな、」
執務室で俺とセバスチャンはソファに座っている、
プリンツはセバスチャンの肩を揉んでいる、
クリス「それにしてもこいつらは起きないな、」
ソファで横になっている艦娘らを見て俺は言う、
クリス「ゴム弾の威力が強すぎたか?」
セバスチャン「ありえるな、」
ジル「それでも時折寝返りを打っているわ、」
生きてはいるようだ、
ジル「クリス、セバスチャン、食堂に行けそう?」
クリス「すまないが俺はこの後工房に向かう、こっちにアイテムボックスがあるかもしれないからな、」
スティーブの所から出る前に伝えたこと、
アイテムボックスがどうなっているのか、
俺は重い体を動かして工房に向かった、
廊下で誰にもすれ違わなかった、
全員間宮の所に向かったのか、
工房の扉の前に来て俺は扉をノックする、
・・・
返事がない、
明石も間宮の所に行ったのか?
俺はそっと扉を開ける、
誰もいない、
俺は中に入る、
散らかってはいない、
だが埃が被っている、
その時、
「誰?」
物陰から声がした、
俺はその方向を見ると髪の毛がボサボサの女性、
服装から見ると明石か、
明石がいた、
クリス「すまない、俺は「自己紹介なんてどうでもいい、早く出て行って」」
どうやら聞く耳を持たないな、
クリス「すまないが俺は確認したいことがあってここに来た、それを確認したら出て行く、」
明石「さっさと済ませて、」
明石は俺を睨みつける、
俺は奥に向かった、
そこには、
あった、
アイテムボックスだ、
俺は中身を確認した、
向こうで確認したままだ、
明石「なにこれ?」
明石が少し好奇心を剥き出しに聞いてくる、
クリス「これはアイテムボックスというやつだ、中に無数の物を入れることができる、」
明石「なんでこんなものがここにあるの?」
クリス「おそらく俺が来たからここに出て来たんだと思う、それにこいつは元師のところにもあったからな、このアイテムボックスは向こうとこっちで共有化できる、」
明石「どういうこと?」
クリス「向こうとこっちで同じ物を出し入れできるんだ、今から手紙を書いて実験して見るつもりだ、」
俺は近くにペンと紙がないか確認する、
そしてあった、
俺は簡単に今の状況を書いてアイテムボックスにしまう、
明石「こんなことで向こうに届くのですか?」
クリス「分からん、だが届いていれば通信など傍受されることなく通信できる、」
明石「それはいいですね、」
「あぁ、全くだ、」
突然男の声が聞こえた、
俺は銃を抜き明石を背後に移動させてその声の方向に向いた、
「おいおい、突然声をかけた俺が悪いがそんな物騒な物はしまってくれ、」
クリス「その前にお前が誰か説明してもらおう、」
そこには黒いフード付きコートを着てリュックサックを背負った謎の男がいた、
怪しすぎる、
「俺は武器商人とでも呼んでくれ、」
そう言ってコートを広げる、
コートには弾丸と武器が仕舞われている、
ん?
どこかで武器商人の言葉を聞いた、
そうか、
レオンだ、
クリス「お前は前にヨーロッパの田舎町にいなかったか?」
武器商人「これは驚いた、お前さんはエスパーか何かか?」
クリス「俺の知り合いがお前に世話になったって言っていた、無駄にイケメンな男だ、」
武器商人「あぁ、あの胸の大きい嬢ちゃんを連れた男か、まさか10年以上前の奴の知り合いか、」
クリス「そんなところだ、」
明石「あの、一体なんの話をしているんですか?」
クリス「すまないが細かいことはまだ話せないがこいつは敵じゃない、」
明石「いつのまにか不法侵入している人が敵じゃないってそれは流石に、」
武器商人「あいにくと俺はお前さんらと敵になる気は無い、それに俺は商人だ、金を払えばなんでも売ってやる、」
クリス「あいにくと武器はあの中に詰め込まれていてな、」
俺はアイテムボックスを指差す、
武器商人「そうかい、だが金次第なら燃料や弾薬、ボーキサイトも扱っている、」
明石「どこに詰め込んでいるんですか?」
武器商人「商人には秘密が多いんだよ、お嬢ちゃん、」
ジルと同じこと言ってる気がする、
クリス「お前は死んでこっちに着たのか?」
武器商人「あぁ、あれはそう、いつものように商売をしようとしたら、」
回想
古びた小屋
中に入ってくるイケメンと巨乳の大統領令嬢、
そこに武器商人が、
「ウェルカム、」コートを広げる、
「きゃー!変態!」扉を開ける時と同じ両手突き飛ばし、
武器商人壁まで吹き飛び頭を打ち付ける、
武器商人死亡、
「アシュリー・・・」
「ち、違うわ!この人が突然コートを広げたから!」
回想終了、
武器商人「人生で一番恥ずかしい殺され方だ、まだナイフでミスって当たったならわかるんだがな、」
明らかに遠い目で海を見る武器商人、
どんな死に方をしたんだ?
武器商人「さて、俺はここを拠点に商売をしようか、互いに得しようぜ、」
明石「何勝手に私の工房に泊まるのよ!」
武器商人「安心しろこのアイテムボックスの横で商売するつもりだ、嬢ちゃんは見たところ技術者だな、必要な物を売ってやる、ただし金次第だ、」
クリス「それはいいじゃ無いか?金なら俺らが出す、」
明石「わかった、わかりました!そのかわりあなたも私の仕事を手伝ってもらうから!」
武器商人「へへへ、お安い御用だ、」
どうやら無事に解決したようだ、
俺はその場を後にしようとしたら、
明石「そういえばあなたの名前は?」
今頃明石が聞いてきた、
クリス「クリスだ、今日からここの提督になった、建造や艦装のチェックのためにここにくるからよろしく、」
明石「私の事を知っていると思うけど明石よ、前の提督の事があるからまだ信用できないけどよろしく、」
クリス「いきなり信用しろと言わない、だからゆっくりと見極めてくれ、」
明石「そうする、」
明石はそう言って武器商人の所に向かった、
俺は今度こそ工房を出た、