クリスがタイラントと戦う前、
私はセバスチャン達を連れて工房に向かった、
一度中を確認しておきたいから、
セバスチャンはワークベンチがないか確認したいらしい、
ジル「クリスはうまくやってるかしら?」
セバスチャン「分からん、殴り合いになっているから最悪1人減るかもしれないな、」
霧島ね、
最悪そうなるわね、
クリスの粘り強さにかかっているわ、
そうこう話していると工房に着いた、
中に入ると、
武器商人「ウェルカム、」
武器商人が出迎える、
ジル「商売してるのね、」
武器商人「へへへ、ここなら燃料などが売れるからな、」
セバスチャン「だがどこにそんな燃料あるんだ?」
武器商人「それは商人の秘密だ、」
ジル「もしかしてどこかに遠征行くのかしら?」
武器商人「必要とあらば自分でいろんな所に行くぜ、」
ジル「逞ましいわね、」
荷物持ちとして出撃させようかしら?
武器商人「ところで何か買いに来たのか?」
ジル「今回は建造をしに来たのよ、」
武器商人「なるほど、足りない物資があったら言ってくれ、金次第で売ってやる、」
ジル「わかったわ、」
あいにく手持ちはないけど、
私は奥に向かった、
私はアイテムボックスに、
セバスチャンはワークベンチを探しに行った、
そして直ぐに見つかるアイテムボックス、
私は中を確認する、
紙が見つかった、
内容を見るとスティーブからだった、
無事成功したのね、
でもメールのように届いた時の合図がないから困るわね、
一度妖精さんでも来てもらえるようにしてもらおうかしら、
セバスチャンはワークベンチがあってホクホク顔ね、
リリー「ジルお姉さん、建造してみてもいいですか?」
リリーちゃんが突然そんなことを聞いてくる、
あぁ、
セバスチャンがワークベンチと向き合っているから退屈なのね、
ジル「いいわよ、でも一回だけね、プリンツちゃんと一緒にするのよ、」
リリー「はい!プリンツちゃん!行こ!」
プリンツ「待ってくださーい!」
こうしてみると姉妹ね、
私はアイテムボックスに入れる手紙の内容を考えていると、
建造カプセルが輝きだした、
またなのね、
私はリリーちゃんとプリンツちゃんの元に向かう、
セバスチャン「またか、」
セバスチャンも流石に気づいたのね、
ジル「またよ、」
セバスチャン「リリーに何か不思議な力でもあるのか?」
気が一般人より多いけどそれだけなのよね、
私はあえてそれを言わなかった、
2人の元に向かうとプリンツちゃんがリリーちゃんを庇うようにしている、
プリンツ「ジルさん!セバスチャンさん!カプセルから光が!光が!」
パニックになるのはしょうがないわね、
ジル「大丈夫よ、今セバスチャンが開けるから、」
セバスチャン「さらっと俺に危険な橋を渡らせるな、危険じゃないけど、」
セバスチャンが念のためにハンドガンを引き抜いて歩く、
カプセルに近づいて取手に手をかける、
そしてゆっくりと開ける、
「グーテンターク、私はドイツ艦ビスマルク型のビスマルクよ、よろしくアドミラール、」
うん、
金髪美女がいた、
プリンツ「ビスマルクお姉様!?」
プリンツの知り合いなのね、
ビスマルク「あらプリンツ、あなたが先にいたのね、よろしくね、」
プリンツ「えっ?えぇっ!?さっきの光は何ですか!?それにビスマルクお姉様は建造ではできないはずです!なのに何で!?」
ジル「プリンツちゃん、あなたもあぁやって出来たのよ、」
プリンツ「えぇ!?」
驚きすぎよ、
でも可愛い反応ね、
ビスマルク「プリンツ、アドミラールはどなた?」
この場合はどうしようかな?
リリーちゃんが建造したから今回もリリーちゃんでいいわよね、
一応はセバスチャンに聞いておこうかしら、
ジル「セバスチャン、今回もリリーちゃんでいいわね、」
セバスチャン「異論はない、ビスマルクが納得するならそれで行こう、」
問題なしね、
ジル「ビスマルク、あなたの提督はこの子よ、」
私はリリーちゃんの頭に手を置いた、
ビスマルク「この子が?わかったわ、よろしくね、可愛いアドミラール、」
リリー「私にはリリーって名前があるの!」
ビスマルク「わかったわ、リリー、よろしくね、」
どうやら大丈夫そうね、
ジル「自己紹介をするわ、ジル・バレンタインよ、」
セバスチャン「セバスチャン・カステアノスだ、リリーの父親だ、」
ビスマルク「親子揃って提督なのね、よろしく、」
自己紹介が終わったからどうしようかしら、
そう考えていると通信機から連絡が来た、
クリスからね、
私は通信機を取った、
クリス「ジル、緊急事態だ、」
突然ね、
クリスらしいわ、
ジル「どうしたの?」
クリス「タイラントの量産型が街に現れた、」
ジル「何ですって!?」
一大事じゃない!
クリス「だが倒した、住民は見た感じ数名死んでいる、負傷者がいるから何人か連れて医療道具も持ってきてほしい、」
それは良かったわ、
ジル「わかったわ、」
ビスマルク「ねぇプリンツ、ジルは誰と話しているの?」
プリンツ「ビスマルクお姉様、提督のクリスさんです」
私は医務室に向かおうとしたら、
クリス「ジル!緊急事態だ!さっきの話は無しだ!俺は霧島を連れて戻る!ジルはセバスチャンと一緒に外で待機してくれ!」
何かあったのね、
ジル「了解!」
私は通信機をしまった、
ジル「セバスチャン!今すぐ武器の準備をして!クリスが危ないわ!」
セバスチャン「わかった!」
セバスチャンはワークベンチに向かう、
何でそっち?
私はドラグノフをアイテムボックスから取り出して外に向かおうとする、
セバスチャン「状況が知りたい!屋上に行ってクリスがどうなっているのか確認するぞ!」
そうね、
一体何があったのか気になりわ、
私は頷き屋上に向かう、
屋上に向かった私達、
何でプリンツちゃんとビスマルクとリリーちゃんがいるの?
ビスマルク「突然走って行ったら気になるわ、何があったの?」
ジル「私達の仲間が今こっちに向かっている、でも追われているから私達はここから狙撃をして援護をする、」
ビスマルク「人間同士の争い?」
ジル「それだったらまだ嬉しいわ、相手は人間ではないわ、」
ビスマルク「まさか深海棲艦!?陸上でも活動できるようになったの?」
ジル「それは自分の目で見て、」
セバスチャンはスナイパーライフルを構えている、
私もドラグノフを構える、
クリスが確認できた、
どういう状況で霧島を担いで走っているのかわからないけど、
そして後ろには・・・タイラント?
どう見ても違う生命体よ!
あんな岩のようなタイラントは聞いたことがない?
セバスチャン「あれもあんたらの世界の生物兵器か!?」
ジル「少なくとも私は知らない個体よ、」
ビスマルク「なんだあれは!」
ビスマルクの驚きの声が聞こえる、
ジル「タイラントタイプなら心臓が弱点よ!セバスチャン!狙撃して!」
プリンツ「ビスマルクお姉様!私達も援護射撃をしましょう!スポッターは私がします!」
ビスマルク「あとで説明を要求するわ、プリンツ、」
ビスマルクは主砲を構えた、
私はスコープを覗き込んだ、
弱点は右胸の赤いところかしら、
セバスチャン「ジル!心臓はあの赤いところか!」
ジル「おそらく!セバスチャン!先制射撃!」
セバスチャン「わかった!」
セバスチャンがスナイパーライフルを撃つ、
続いてビスマルクが砲撃する、
それぞれが直撃する、
でも効果が見られない、
ビスマルク「砲撃の効果が薄い!?」
ジル「でも効いているわ!赤い心臓部にめがけて撃って!」
私もドラグノフを撃つ、
心臓部に命中、
セバスチャンもビスマルクも撃つ、
タイラントに全弾命中してタイラントがやっと倒れる、
セバスチャン「よし!」
ジル「急いでクリスと合流するわよ!」
私達は下に降りた、
下に降りると既に2人はいた、
ジル「無事のようね、」
とりあえずクリスに声をかけておく、
クリス「悪いが俺の左腕が折れたかズレたかで動かせないんだ、後でエリクシールを貰えないか?」
よく見ると左腕がだらんと垂れ下がっている、
ジル「わかったわ、」
セバスチャン「まさか陸にもB.O.Wが出てくるなんてな、」
ビスマルク「提督達はあんな化け物と戦っているのか?」
クリスがビスマルクを不思議な目で見ている、
そういえば紹介してないわね、
私はプリンツちゃんにアイコンタクトをする、
プリンツ「クリスさん!紹介します!ビスマルクお姉様です!」
ビスマルク「ビスマルク級1番艦のビスマルクよ、よろしく、」
プリンツ「リリーさんが建造しちゃいました!」
クリス「そうか、ビスマルク、助かった、」
ビスマルク「いいわよ、それにしても海で戦う前に陸で戦うことになるなんて思っていなかったわ、」
いい経験ね、
もしかしたら今後もそうやって戦っていくかもしれない、
大淀「どうされました!今砲撃音や銃声が聞こえてきましたが!」
大淀達まで来たわね、
まぁ外でどんぱちしてたらそうなるわね、
神通「何でビスマルクさんが居るんですか?」
ビスマルク「なんか建造されたんだ、」
響「ビスマルクさんって建造で出来たっけ?」
明石「できません!」
プリンツちゃんの反応からしてやっぱり建造できない子なのね、
明石が私に詰め寄って来た、
明石「さぁ白状しなさい!どうやってですかビスマルクさんを建造したのですか!?」
ジル「何ってただ各資源を100ずつ投入しただけよ、」
多分、
リリーちゃんの気が混じってできた子ですから、
言えるわけないわ、
私はクリスにアイコンタクトを送った、
そしたらクリスが霧島を突き飛ばした、
霧島「きゃっ!?」
霧島は尻餅をついたが、
タイラントの右手の爪がクリスの腹部を突き刺した、
クリス「ぐおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!」
クリスの苦痛の叫びが響く、
ビスマルク「まだ生きていたのか!」
電「何ですか!あの巨人は!」
大淀「人間ですか!?」
ジル「クリス!今助けるわ!」
私はハイローラーを構えるもタイラントがクリスを振り回すから狙いがつけられない、
セバスチャン「くそ!狙いがつけれない!」
「爆撃します!」
誰よ物騒なことを言うのは、
私はそっちに視線を向けると青い袴の女性がいた、
「だが提督が巻き込まれるで!」
「仕方ありません!それにあの傷ではどのみち死にます!」
青い袴の女性がタイラントに向けて弓を構える、
その時、
霧島「加賀さん!ダメです!」
霧島が間に入った、
意外ね、
クリスに真っ先に突っかかった人が、
加賀「どいてください!霧島さん!」
霧島「どきません!クリスは骨を折れても私を助けてくれました!恩人を見殺しにできません!」
まさか霧島がクリスの援護をするなんて思っていなかったわ、
そしたらクリスがタイラントの心臓部にペイルライダーを構えた、
そして撃った、
タイラントの心臓に命中する、
タイラントが仰け反る、
クリスがさらに撃ち込む、
タイラントがクリスを爪から投げ飛ばす、
クリスは地面に叩きつけられる、
クリスは地面に叩きつけられる、
やっと狙えるわね、
ジル「今よ!」
私の声に全員が一斉に撃つ、
銃声に爆撃音、
砲撃音が辺りに響いてタイラントを後方に追いやる、
そして、
クリスがペイルライダーを構えて撃った、
弾がタイラントの心臓にあたり、
タイラントは後方に倒れる、
ちょうど後退した場所が小さい崖だから、
タイラントは海に落ちた、
クリスが気を失った、
私は急いでエリクシールをクリスの口に入れる、
普通なら死んでいるけどクリスならおそらく大丈夫よ、
傷口が塞がっていく、
でも服に大きな穴が空いているわね、
次はクリスの服でも買おうかしら、
ジル「セバスチャン!クリスを運ぶの手伝って!」
セバスチャン「わかった!」
セバスチャンと私はクリスに肩を貸して歩く、
ジル「プリンツちゃん!医務室の準備!ベッドが清潔かどうかの確認!」
プリンツ「はい!」
私達はクリスを医務室に運んだ、