バイオブレイク・艦これに来ました   作:ホタル火

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セバスチャンと出撃、戦闘編

出撃してどれくらい経ったのか、

 

島らしいところは見えない、

 

飽きるな、

 

地図上では近くても実際に向かうとかなりの距離がある、

 

この子達はいつもこういった風景を見ているんだな、

 

偉いな、

 

青葉「セバスチャンさんは海を滑ったことあるんですか?」

 

俺の前を滑っている青葉が振り返りながらそう聞いてきた、

 

翻訳機があるが話せないため暁に通訳を頼む、

 

セバスチャン「あぁ、元師の所で海底からB.O.Wが来てな、俺とクリスとジルと元師とイムヤでその元凶を倒しにいったんだ、その時にな、ついでに潜って来たぞ、」

 

青葉「潜ったのですか!?」

 

セバスチャン「あぁ、潜ったな、もう潜りたくないな、」

 

ヴェルトロの化け物は嫌だな、

 

水中に引きずり込まれるのは勘弁だ、

 

響「海の中どうでした?」

 

セバスチャン「一応は綺麗だったな、あまり周りをまじまじと見れなかったが綺麗なところだった、」

 

スキューバダイビングの経験はなかったが潜れたな、

 

響「私達艦娘は轟沈すると暗い海の底に沈んで深海棲艦になると言われている、だから海の底はあまり良い印象はない、」

 

そんな事言われていたのか、

 

セバスチャン「海の底は暗かったな、先行していたイムヤのライトも届かないくらい暗かった、それに俺らの目標は海底に沈んだ沈没船だったからな、」

 

青葉「お宝ですか!?」

 

へんなところで食いついて来たな、

 

セバスチャン「そんなロマンのあるようなものじゃない、その船から化け物が出てくるんだ、それの元凶を倒すために潜ったんだ、だがそれと同時に化け物達は元師の鎮守府を目指していてな、幸い撃退できたから被害は無いがな、」

 

ロドリゴが優秀な指揮官だったのが幸いだっただろうな、

 

青葉「あの映像を見て思ったんですけどセバスチャンさんは不幸ですね、」

 

セバスチャン「ズバッと言ったな、」

 

青葉「だって刑事時代はあんなへんな機械に繋がれてその後もまた繋がれてと不幸ですよ、」

 

セバスチャン「青葉、たしかに災難だと思う、だが俺は不幸だと思わない、あぁしてリリーを助けられた、マイラともう一度会えた、それほど不幸では無いな、」

 

キッドマンに少し感謝している、

 

マイラの計画に乗ってくれて、

 

そう話していると、

 

加賀「おしゃべりはそこまでです、艦載機が敵影を確認しました、」

 

加賀の声に俺はスナイパーライフルを構えた、

 

スコープを覗くと人型が確認できた、

 

そこまで多くないな、

 

あの時が異常なだけか、

 

加賀「先制をかけます、」

 

加賀が艦載機を発進させる、

 

改めて見ると小さいオモチャのような飛行機が飛んで行って爆撃したり機関銃を撃っている、

 

長門「私も仕掛ける!」

 

長門が主砲を撃つ、

 

火力が高そうだな、

 

俺はもう一度スコープを覗く、

 

爆撃されたり主砲を撃たれたにもかかわらず奴はピンピンしている、

 

これはやばいな、

 

青葉「狙い撃ちます!」

 

青葉も戦いに参加する、

 

響「不死鳥の異名の意味、見せてあげる、」

 

響が突っ込む、

 

そんな異名があったのか、

 

しかも一人で突っ込んで行ったぞ、

 

セバスチャン「暁、雷、響の援護を頼む、」

 

暁「わかったわ!」

 

雷「了解です!」

 

2人は響の元に向かう、

 

俺はスコープを覗いて近場のいる魚型、

 

確かイ級だったか、

 

そいつを狙撃する、

 

多少は数を減らしても問題ないだろう、

 

青葉「おぉ!セバスチャンさんの銃撃が深海棲艦に効いた!」

 

セバスチャン「話せないから後で暁に通訳をさせてやる!」

 

戦況は平行線だな、

 

魚型が海底から上がってくる、

 

やはりあの人型を倒さないといけないか、

 

だが今回の目的は加賀と長門と青葉の戦力確認、

 

もどかしい、

 

駆逐艦組はヒットアンドアウェイを繰り返している、

 

だが、

 

長門の主砲が人型に命中した、

 

火力が高いが精度悪いな、

 

だが人型は多少ボロボロになっているがまだ立っている、

 

頑丈だな、

 

だがどうする、

 

艦載機で爆撃しようにも人型に届く前に撃たれてやむおえず引き返してる、

 

長門は人型を狙うも命中精度が悪く当たりにくい、

 

青葉は射程的に届かない、

 

駆逐艦達はイ級の多さに四苦八苦している、

 

ここらが限界か、

 

俺はスナイパーライフルの狙いを人型に変える、

 

狙いは頭、

 

そして撃つ、

 

風の影響か知らないが弾は人型の頬を掠める、

 

人型は驚きの顔をしているが俺からしたらラッキーチャンスだ、

 

角度を調整して再び撃つ、

 

今度は額に命中した、

 

人型が倒れて海に沈む、

 

魚型が戸惑っている、

 

やはり奴が司令塔だったか、

 

俺はリボルバーに持ち替えて魚型を撃つ、

 

確実に撃ち抜いて倒していく、

 

そして最後の1体も倒して俺はリボルバーをしまった、

 

セバスチャン「終わったな、」

 

俺は額に浮かんでいた汗を腕で拭いそう呟く、

 

長門と加賀と青葉は驚きの顔をしている、

 

暁「セバスチャンさん、お疲れ様です、」

 

セバスチャン「お前らの方が疲れているだろ、俺は危ないと思ったから撃ち抜いただけだ、それに実力を見せつけることができた、」

 

俺は加賀と長門を見る、

 

唖然としている、

 

青葉「セバスチャンさん!説明をお願いします!」

 

まぁ、

 

青葉が聞きにくるだろうな、

 

俺は暁に再び通訳を依頼した、

 

セバスチャン「俺たちはなぜか知らないがあいつら相手に普通に銃撃できるんだ、理由がわからないがな、」

 

青葉「それってすごいことですよ!」

 

セバスチャン「そうだな、だから一緒に出撃できるんだ、」

 

青葉がキラキラ輝いている、

 

しかも隣で聞いている響も目を輝かせている、

 

なぜ?

 

そう思っていると、

 

雷「セバスチャンさん!」

 

慌てた様子で雷が声を上げてきた、

 

俺は雷の方を見ると、

 

なんだありゃ、

 

人型が多数、

 

先ほどの数倍の規模だ、

 

さっきのは偵察隊か!

 

俺は通信機を使い、

 

セバスチャン「クリス!緊急事態だ、深海棲艦が大規模でこっちに向かってくる!俺たちはこのまま帰投する!」

 

クリス「わかった!もしやばいなら捨てられた鎮守府のある島に逃げ込むんだ!」

 

島、

 

そうか、

 

俺は周りを見渡すと島が見えていた、

 

この近くにある島の海域の調査だったな、

 

あの量だ、

 

上陸すれば簡単に追ってこれないだろう、

 

俺は指示を出そうとすると、

 

加賀「何か様子がおかしいです!」

 

加賀がそんなことを言い出した、

 

俺は深海棲艦の方を見ると、

 

人型が混乱しているかのように水中に主砲などを撃ち込んでいる、

 

だが、

 

1人、

 

また1人と海に引きずり込まれている、

 

どういうことだ、

 

俺は少し様子を見ると水中から奴の一部が見えた、

 

鮫のヒレ、

 

鮫が深海棲艦を襲っている、

 

まじか、

 

セバスチャン「全員あの島に逃げ込むぞ!あれはクリス達が戦った鮫型の化け物かもしれん!」

 

暁が通訳してくれたようで見ながら急いで島に向かう、

 

あの様子だと多数いるだろう、

 

このまま戦うと犠牲が出る、

 

俺も急いで島に向かった、

 

時折後ろを振り返りながら進んでいると鮫が数頭こっちに向かってきた、

 

気づかれた、

 

俺はクロスボウガンにショックボルトを装填して海に向けて発射する、

 

海に浮いたショックボルト、

 

鮫がそこを通ると電撃が発生して鮫が気絶した、

 

だがあくまで気絶だ、

 

倒すことは出来ない、

 

魚雷は意外と速度が遅いため当たるかわからない、

 

だから逃げる、

 

幸いにもショックボルトをもう1本放った頃に島に着いた、

 

俺を含む全員が島の海岸について急いでその場から離れた、

 

TVでも見たことがあるが鮫は少し砂浜に上がっても自力で海に戻れる場合がある、

 

海岸から少し離れた開けた場所、

 

視線の先には森、

 

そこで俺は腰を下ろした、

 

全員が疲労困憊のようだな、

 

休める場所を探さないといけない、

 

だが、

 

そんな俺らを嘲笑うかのように森から聞いたことのある死者の声が聞こえた、

 

簡単に休ませてくれないようだな、




森・・・奴が来る、
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