森を走る、
ジル達と完全に逸れてしまった、
だがあいつらなら無事だろう、
ただ、
青葉が危ない、
何を抱えているかわからないがあのままだと潰れる、
俺たちに同行した時点で何かあると思っていた、
まぁそんなこと今は考えていられないな、
後ろから奴らが来る、
感知式地雷を置くという手もあるが森の中でそうすると木々が倒れる、
逃げるしかない、
俺は森の中を走った、
どれほど走ったのだろうか、
ガムシャラに走ったため道は覚えていない、
まぁ、
難しく言わずに簡単に言おう、
迷子になった、
この歳で毎度なんて笑える、
奴らは追ってこない、
それが幸いだが場所がわからない、
そう考えていると遠くの方で何かが光った、
俺はそっとサムライエッジを構えて物陰に隠れて様子を見る、
懐中電灯の光か、
奴らか?
その光がこっちに向かっているのはわかる、
可能なら背後から襲い倒す、
無理なら逃げる、
幸い俺の存在には気がついていないようだ、
どんどん近づいて来る、
相手は3人、
様子を見る、
汗が額や頬を伝う、
呼吸が落ち着かない、
動機が速くなる、
何故こんなに落ち着かない、
そして、
奴らが俺の近くに来た、
まだ気がついていないようだ、
男女3人、
俺は奴らが通り過ぎた事を確認して1番後ろの女に銃を向けた、
クリス「動くな、」
女性が止まる、
俺の声が響いたのか前の2人が振り返る、
奴らではないようだ、
「誰?」
クリス「先に答えろ、お前らは誰だ?」
俺は女性の背後から前の2人を見た、
見覚えがある、
クリス「エズメラルダ?オニール?」
セバスチャンの世界で死んだはずに2人、
エズメラルダ「何で私達の名前を知っている、」
もしかしてこの女性は、
クリス「ユキコか?」
ユキコ「え、えぇ、そうよ、」
俺の気鬱のようだな、
クリス「俺は銃を下ろす、だからそちらも銃を下ろしてくれ、」
オニール「その言葉を信じろと?」
エズメラルダ「オニール、お前は黙ってろ、何故急にそんな事を?」
そうだよな、
普通は簡単に信じない、
クリス「セバスチャン・カステアノスから聞いた、」
ユキコ「セバスチャンが!?」
エズメラルダ「セバスチャンを知っているのか!?」
クリス「俺たちの拠点でリリーと一緒にいる、少なくとも俺はお前らの敵ではない、」
俺は銃を下ろした、
ユキコはすぐさま俺から離れる、
オニール「何でセバスチャンと娘さんがそっちに?」
クリス「説明する、その前に紹介がまだだったな、クリス・レッドフィールドだ、」
エズメラルダ「私達の紹介はいらないだろう、それで?セバスチャンはどうしてここに?」
クリス「今話す、」
俺は説明をした、
ユキコ「信じられないわ、でも死んだ私達がこうして生きて見知らぬ場所で会うとなると信じざるおえないのね、」
クリス「俺は2度経験している、これで3度目だがこんな事例は初めてだ、」
エズメラルダ「クリスの世界の化け物がいるんだろ、ゾンビとか映画だけだと思っていたが、」
クリス「さて、説明は終わった、3人は何故ここに?」
オニール「日本人のオヤジに木の伐採を依頼されたんだ、そのオヤジが僕達を保護してくれたからね、」
日本人のオヤジ?
誰だそいつ?
ユキコ「アキラ・シムラという老人よ、見た目は70代後半、街から離れた森の中に1人で住んでいるわ、」
世捨て人か?
まさか修行にため山籠りしているわけではあるまい、
リュウやケンじゃあるまい、
エズメラルダ「あの爺さんの感は当たるからな、あの街に近づくな、ずっと言われていたからな、それで伐採の最中に爆発音が聞こえたから戻って来たわけだ、」
すげぇな、
その老人、
オニール「それで戻っている最中にクリスと出会ったわけさ、」
なるほど、
だったら街の状況は知らないわけだ、
クリス「なるほど、わかった、まずさっきに爆発音だが俺だ、襲いかかって来たからな、セバスチャンの記憶に出てきた化け物が、」
ユキコ「STEMの化け物が!?」
エズメラルダ「あの爺さんの感が当たったわけだ、」
クリス「俺は逃げて来たんだ、数が馬鹿みたいに多かった、街全員が化け物だった、」
オニール「最悪だ、」
エズメラルダ「こんなおもちゃじゃ役に立てないわね、」
エズメラルダが取り出したのはハンドガン、
それだけじゃ心許ない、
クリス「エズメラルダ、これは使えるか?」
俺はデザートイーグルをエズメラルダに見せた、
エズメラルダ「わ〜ぉ、どえらいものを持っているわね、象でも殺す気だった訳?」
クリス「俺の世界には象以上の大きさの化け物が出て来たからな、用心のためだ、」
エズメラルダ「そんな世界でよく住めるわね、それで結論は扱えるよ、」
エズメラルダはデザートイーグルを受け取った、
エズメラルダ「予備の弾は?」
クリス「無限に撃てるから大丈夫だ、」
エズメラルダ「どんな原理か知らないがさいっこう!」
テンションが上がっているエズメラルダ、
ユキコ「私らは隠れたほうがいいわね、」
オニール「そうだね、武器がないから邪魔になるしね、」
クリス「いや、一緒に来てくれ、俺の仲間が来ている、それにこんな深い森、奴らと出くわしたら対抗手段がないと殺されるぞ、」
エズメラルダ「クリスの言う通りだ、出来る限り守ってやるから、」
オニール「わかったよ、ついていくよ、」
ユキコ「でもゆっくりね、」
俺たちは動き出した、
幸い3人は今どの辺りか把握できているようだ、
しばらく歩いていて、
エズメラルダ「あそこがクリスに言っていた鎮守府だ、」
そこには鎮守府の正面門、
そこには無数の敵、
ユキコ「どうするの?」
クリス「こいつをうまく使う、」
俺は感知式地雷を取り出した、
オニール「それは爆弾?」
クリス「地雷だ、これを投げてあの敵を全滅させる、」
円盤型だからフリスビーのように扱える、
エズメラルダ「よし、クリスが投げたら突撃しよう、」
エズメラルダがデザートイーグルを構えた、
俺は感知式地雷を投げる、
地雷が門の方に飛ぶ、
エズメラルダが銃撃した、
敵が一体ずつ倒れる、
俺もサムライエッジで応戦、
そして、
地雷が爆発した、
門が吹き飛び奴らも吹き飛ぶ、
クリス「入るぞ!」
ユキコとオニールが出て来て4人で建物に入った、