しばらくこの作品から離れていて久しぶりに描いたらスルスルとかけました、
舞鶴の鎮守府での激戦から一夜が明けた、
鎮守府内は化け物の姿はなく残っていたのは血痕だけだった、
流石にこの中で休む事はしたくないため街に降りて適当に家を借りた、
住民も化け物になって消えたため誰もいない、
エズメラルダ「それで、クリス達はどうするんだ?」
クリス「一度俺達の鎮守府に戻ってスティーブに報告をする、どうやらかなりこの世界は複雑な状態なようだ、」
ウィルスにSTEM、
この調子だと寄生虫もいるだろう、
ユキコ「私達も行っていいかしら?シムラがあの小屋からいなくなったから身寄りがないのよ、」
確かに、
3人だけをこの街に残すのは不安だ、
ジル「悪くないわね、でもしばらくは仕事を手伝ってもらうわよ、」
エズメラルダ「そんなの当たり前だろ、タダ飯を貰うわけにはいかないからな、」
オニール「僕は働きたくないかな、」
そんなことさせないけど、
ジル「それと1つ、私達の拠点はこことおんなじ鎮守府だけど艦娘のみんなは前の提督の暴力やセクハラで人に対して恐怖心があるのよ、特にオニールは1番警戒すると思うわ、」
オニール「僕だけ野宿になるのかい?」
霧島「一応は距離さえ保てばいいと思います、近すぎないようにすれば、」
ナイスフォローだ霧島、
クリス「さて、帰る前に車を確保しないとな、その前に青葉、お前に聞きたいことがある、」
青葉「な、何でしょうかクリスさん!?」
クリス「お前は俺らに何を隠しているんだ?」
顔にでる青葉、
ポーカーフェイスは苦手なようだ、
ジル「先に言っておくわ、私とセバスチャンも気がついているわ、あなたを連れてきたのはここで隠し事を話させるためよ、もしかしたらあの鎮守府にスパイがいるかもしれないもの、」
霧島「ジル!そんなことは!」
クリス「ジルの言う通りだ、俺らはそれを考えてお前を連れてきた、青葉だけじゃ怪しまれるから霧島もな、悪いと思っているがこうでもしないと青葉の本心がわからない、」
セバスチャンとの出撃も積極的だったためもしかしたらと思った、
だがどうやら俺らの感は当たったようだな、
青葉は俯いているが、
青葉「・・・わかりました、全てお話しします、ですが!お願いします!妹を助けてください!」
妹、
衣笠の事か?
霧島「落ち着いてください、妹と言うのは衣笠さんの事ですね、でも衣笠さんは鎮守府に・・・」
青葉「確かに衣笠はいます、けれどあの子は本当の私の妹じゃないんです!」
霧島「どういう事ですか?」
青葉「一緒にいる衣笠は他の鎮守府の所の衣笠です、私と本当の衣笠は出撃中に他の鎮守府の艦娘に捕まりました、クリスさん達が来るずっと前にです、それで衣笠を人質に提督はこう言いました、私のところの鎮守府の情報を集めて送る事、妹が人質だから私はそれに従うしかないのです、今の衣笠はそこの鎮守府の衣笠なんです、私を監視するためのです、今回の件も衣笠に言われました、前回の出撃の時はあぁなるとは思っていませんでしたので今回は嫌だと言いました、けれど断ったら妹の命はないと言われました、だから今回も行く事にしたんです、クリスさんが来てからはまだ言ってません、ですが数日後に渡しに行きます、」
なるほど、
かなりゲスな奴のようだ、
クリス「その鎮守府の提督の名前はわかるか?」
青葉「クリスさんとおんなじ外国の名前でした、確か・・・シモンズと言ってました、」
シモンズだって!?
直接は会っていないがレオンが中国のバイオテロの首謀者の名前が確かシモンズだと言っていたはず、
青葉「クリスさんの記憶にシモンズの名前出てきた時は驚きました、」
クリス「同一人物の可能性が高い、ジル!急いで動ける車を探すぞ、エズメラルダ!ユキコ!オニール!強行軍になるが急いで鎮守府に戻る事になる!霧島!俺達の乗ってきた車を持ってきてくれ!青葉は休んでいろ!鎮守府に着いたらシモンズの元に道案内をしてもらう!」
ジル「クリス、あなたは行くのね、」
クリス「もし同一人物なら再びバイオテロを企てる可能性がある、それを阻止したい、」
中国のような惨状はもう見たくない、
ジルは軽トラックを見つけてきて霧島は俺らの車を持ってきた、
軽トラックにはエズメラルダとユキコ、
荷台にオニールを乗せて俺らの車を先行で走らせる、
それから2日、
車は俺とジル、
向こうはエズメラルダとオニールの交互にで走らせて途中街に立ち寄りガソリンの補給と食事をしたくらいだ、
それで着いた鎮守府、
クリス「すぐに衣笠の元に向かうぞ、」
俺の言葉に頷く皆、
エズメラルダ達を休ませたいが今はそんなことを言っていられない、
俺は扉を開けて走る、
大淀「クリスさん!?」
プリンツ「クリスさん?どうしたんですか!?」
途中何人か艦娘に出会ったが気にしていられない、
着いたのは青葉と衣笠の部屋、
俺は勢いよく開けて銃を構える、
衣笠「どうしたんですか?クリスさん?」
クリス「青葉から全部聞いた、」
後ろから足音が聞こえる、
大淀とプリンツのようだ、
大淀「クリスさん!?どういうことですか!?衣笠さんに銃を向けて!?」
俺は無視して衣笠に続けて言う、
クリス「青葉の本当の妹はお前達の鎮守府にいるとな、そしてシモンズの命令でそれをしていることもな、」
衣笠「・・・はぁ、やっと姉妹ごっこが終わるのね、退屈だったわ、だって・・・」
衣笠が太股にくくりつけられていた銃を抜いた、
俺は衣笠の肩を撃つ、
衣笠は銃を落とすが何か様子がおかしい、
撃った肩の腕が蠢き出した、
まさか、
衣笠「これで人を殺せるんだからね!」
俺は銃を撃ちまくる、
だがそれよりも早く腕に変化があり全て防がれる、
ジュアヴォ、
俺のトラウマに近い敵、
腕の寄生虫が盾のようになる、
ジル「逃げるわよ!」
大淀「一体どう言う事か説明を!」
エズメラルダ「そこの人!そんな事言っている状況じゃないでしょ!今すぐ周りの人達にも避難指示を出しな!」
大淀「あぁもう!わかったわ!」
衣笠「あなたが提督のことやこの力の事を知っているのは予想外でしたが関係ありません、あなた方を殺します、」
理性があるのは厄介だ!
今から工房に行って他の武器を持ってくる時間はない、
このままここで倒す、
エズメラルダ「クリス!援護する!」
クリス「すまない、ジル!全員避難させろ!」
ジル「みんな!こっちよ!」
衣笠「逃すとでも?」
クリス「絶対に行かせん!」
俺は撃つ、
エズメラルダはデザートイーグルを撃つも衣笠は衝撃で後退するくらいだ、
エズメラルダ「嘘でしょ、像でも一撃なんだよ!」
クリス「こいつらに常識は通用しない!今はあの腕以外を撃て!」
そう言うがうまく腕で体が隠れていて当てにくい、
衣笠が走ってくる!
俺らは廊下に出て左右に転がり距離を取る、
これで前後を取った、
エズメラルダ「くらえ!」
エズメラルダが撃つ、
衣笠にあたるが、
衣笠「痛いわね、」
そう言って頭が変化した、
クワガタのような頭、
エズメラルダ「キモいんだよ!」
そう言って撃つエズメラルダ、
俺も撃ち続ける、
だが倒れない、
そんな時、
リリー「ハドーケーン!」
青い塊が飛んできてあたり衣笠変異体を吹き飛ばした、
リリーの波動拳、
エズメラルダ「なんだ今のは!」
クリス「説明は後だ!変異したところ以外を撃て!」
俺の言葉に倒れている衣笠変異体を撃ち続ける、
衣笠変異体は体を震わせてバタバタと手足を動かすがやがて動かなくなった、
これでやっと一安心のようだ、
リリーに礼を言わないとな、
俺はエズメラルダに駆け寄ろうとしたら、
エズメラルダ「クリス!危ない!」
エズメラルダの言葉に俺は振り向いた、
衣笠変異体が俺に掴みかかろうとしていた、
まずい!
リリー「ショーリューケーン!!」
そう思った瞬間リリーが衣笠変異体の懐にいつのまにか入っていて昇龍拳をかました、
衣笠変異体は吹き飛ばされた、
リリー「シンクーハドーケーン!」
リリーの真空波動拳により衣笠変異体はついにその動きを止めた、
リリー「クリスさん!大丈夫ですか!?」
クリス「すまない、助かった、」
俺はリリーの頭を撫でる、
エズメラルダ「クリス、その子はまさか、」
「リリー!どこに言ってたのですか!みんな避難してるですよ!」
誰だ?
この無駄にでかい胸の女は?
リリー「アイオワさん、ごめんなさい、」
アイオワ「もう、セバスチャンが心配してるです!」
クリス「リリー、また建造したのか?」
リリー「うん!」
エズメラルダ「いまセバスチャンとリリーって言ったよな!クリス!」
どうやら説明がいるようだな、
クリス「わかった、後で会議を開く、その時にセバスチャンも連れてくる、それよりアイオワ・・・だったか?」
アイオワ「そうよ、アイオワ級1番艦のアイオワよ!」
クリス「クリスだ、他にも仲間がいるがどうやら出かけている間に建造したんだな、」
アイオワ「イエ〜ス、」
アイオワは確か戦艦だった記憶がある、
また1人仲間が増えたな、
俺は執務室に向かった、
久しぶりに戦闘シーンを書いたらガバガバになりました、
すいません、