遅れて申し訳ございません
クリスside
俺らは会議室に向かい青葉に話を聞く。
クリス「青葉、シモンズの居場所を教えてほしい。」
俺は青葉に単刀直入に聞いた。
青葉は少し迷いながらも口を開く。
青葉「ここから海を経由して隣の大陸に移動します。その後陸路を走って数十km車で走った場所にある小さな町の教会で落ち合う予定です。」
教会か。
居場所ではないが有力な情報だ。
俺は早速行く準備を行おうと席を立つ。
ジル「クリス、他にも誰か連れて行きなさい。セバスチャンと霧島あたりでいいわ。」
クリス「ジル、セバスチャンはともかく霧島は、」
ジル「霧島が行きたがっているからよ。」
なんだって!?
俺は霧島を見る。
霧島がグロッグを片手に俺を見ていた。
クリス「奴は1つの大型都市をバイオテロによって消滅させた男だ。俺らの記憶を見たのならわかっているな。」
霧島「わかっているわ。だけど大切な仲間が人質にされて黙って指を咥えて見ているだけなんて出来ないわ。」
決意は堅いようだ。
ここで何を言っても強引に付いてくるだろう。
セバスチャン「サラッと俺を連れて行こうとするなジル。」
ジル「でも誰か居ないとクリスは暴走するかもしれないわ。」
勝手に暴走する男と決めつけるな。
まぁエイダ・ウォンの事があったから否定ができないな。
エズメラルダ「セバスチャン、あんたも行くのか?この戦いはあんたには関係ない事だろ?」
セバスチャン「まぁ関係ない事だ。だがそれを放置するとリリーが危険な目に遭う、それを父親として見過ごせないだけだ。」
エズメラルダ「・・・そう・・・それなら私も行く!」
クリス「エズメラルダ?」
エズメラルダ「ジルが言ってただろ?働いてもらうって。幸い私はこう言った事には慣れている。」
確かに彼女は潜入が慣れているだろう。
セバスチャンの家からリリーを誘拐したという不名誉だが。
クリス「わかった・・・だがその前に3人はセバスチャンと一度話し合え。その上で明日もう一度聞かせてくれないか?」
先ほどからセバスチャンがなんとも言えない微妙な顔をしているから今晩腹を割って話をした方がいいだろう。
俺の言葉にエズメラルダ達3人は微妙な顔をした。
セバスチャン「俺はいいぞ。後で部屋に来てくれ。プリンツ、リリーの側に居てくれ。ビスマルク達にもそれを伝えてくれないか?」
プリンツ「わ、わかりました。」
プリンツがパタパタと走って行った、
ユキコ「セバスチャン、あの子のあの変な技って何?」
波動拳の事か?
ジルが教えたって秘密にしていた方がいいのか?
セバスチャンはなんとも言えない顔をしており、顔を背けた、
ユキコは何かを察した様でそれ以上は何も言わなかった、
クリス「セバスチャン、俺はジルと霧島、青葉と一緒にルートの確認と移動手段の確認をする。そっちは話を付けてこい。」
セバスチャン「わかった。3人とも、少し場所を移動しよう。」
オニール「わかったよ。僕達の話したい事あるからね。」
俺らはそれぞれ分かれた。
俺は地図を広げた。
クリス「青葉、ルートを確認したい。」
青葉は頷いてペンを片手にルートを書いた。
ジル「数日かかるわね。隣の大陸までに数日、そこから陸路で2日。食料を担いで昼夜構わず走って行けば最短で5日。」
霧島「明石とあの商人に数日分の燃料と食料を買うわ。」
クリス「それと武器は何があるかわからない。多めに持って行くことになる。」
霧島「戦艦を舐めないで下さいクリス。少し多くなるくらいで私は根を上げません。」
戦艦の力はどんなものか知らんが長門だと思えばいいのか?
そして俺らは話し合いを遅くまで続けた。
セバスチャンside
クリス達が作戦会議をしている間俺はオニール達と別室に来た。
セバスチャン「あー・・・久しぶりだな。」
STEMを出て数ヶ月過ぎたから久しぶりであってるよな?
エズメラルダ「そうだな、あの子がいるって事は・・・無事に救い出せたんだな。」
セバスチャン「あぁ、俺1人じゃ出来なかった。」
オニールにユキコ、エズメラルダ、それに・・・あいつがいてくれたからリリーは救えた。
オニール「それで・・・セバスチャンは死んだのかい?」
セバスチャン「勝手に殺すな。艦隊これくしょんという写真を見たらこっちにリリーと共に来たんだ。」
荒唐無稽な事を言ったつもりだ。
エズメラルダ「なんだそりゃ?」
ほらな。
ユキコ「だけど私達が生きているからそんな摩訶不思議なことが起きてもおかしくないわね。それで、教えてくれないかしら?あの子のあの技。」
説明が困るんだが。
俺は説明した。