モンハンの世界に転生したらしいので弓で遠くからちまちま攻撃してやろうと思う 作:リヒアル
今回は後日談的な感じのものです。
脳筋サークル…作るならどうしたらいいですかね…
クシャルダオラ襲撃からは毎日はものすごいペースで過ぎていった。
今はクシャルダオラに壊された家を街のみんなで協力しながら直しているのだが…一つ言わせてもらいたいことがある…
村の真ん中の広場に立ってる銅像何!?
いやね…村にいるハンターは狩りに行かないし、男たちは畑仕事や商売などをしないで家の再建してるのになかなか村が家が建て直されないな…と思ったらさ、あれ作ってたんだね…だけど俺個人としてはあれを潰してほしい…
あんなんあったら恥ずかしくて村を歩けない…
さっきから言ってる銅像はなんだって?うん、俺のライフポイントがもつところまでは詳しく説明しよう。
村の真ん中の、クシャルダオラと戦った広場の真ん中に銅像が立って、その銅像が俺がクシャルダオラを倒したあとに拳を握り腕を突き上げたあの瞬間を銅像にしたものだった。しかも顔も俺そっくりだし…その銅像が立ってる下には倒されたクシャルダオラの銅像まできちんと作られており、まるで俺がクシャルダオラを倒した瞬間を切り取ったかのような感じになっていた。
これ以上は俺のライフが持たないのでやめておく…何故か銅像は俺しかいなかったりといろいろと言いたいことはあるが…まぁこれは放置だ…
それから、最近知ったのだがリアム式討伐術とか言う謎の武術?が出来ていた。しかも、俺が開祖みたいな変な立ち位置になっていてその討伐術の奴らとすれ違うと必ず進撃みたいなポーズをされる…正直恥ずかしい
それに加えて討伐術の奴らはめちゃくちゃ多い
クシャルダオラを討伐した噂は一週間も立っていないのに各地を駆け回り街の住人はまだ、増え続けている。その中にもハンターは非常に多くベテランから新人まで様々なハンター達が街に来たのだがその殆どがこの討伐術の門下生になっているらしい。
そのため街を歩くとかなりの人数に謎のポーズをされて歩きづらい…
そしてこの問題に対しての最大の難点は雪村殿がトップに立ってることだ…あいつは何をやってるんだ……そしてNo.2には最初に俺が戦い方を教えたパーティーのリーダーがなっているらしい。この二人が中心になって門下生のハンター達にモンスターとの戦い方を教えているらしい。
で、この戦い方を教えたことによりハンター達の致死率は低下し続けており、今ではこの街は国の中でも随一のハンター数でありながらも死者は最も低い水準となっている。この結果を見たギルドマスターは全てのこの街でハンターをするハンター達にはこの討伐術に入ることを推奨している。
あのクソギルマス何してくれちゃってるの?
で、そのギルマスの話なのだが片腕と片脚を失くした状態でのギルマスはできないという話で自主的に引退しようとしたのだが問題が起きた。
なんと後任にと推薦した副ギルドマスターが拒否したのだ。これによりギルドマスターになれる人間がいなくなってしまい。ギルドマスターは雪村殿に後任を頼んだのだが急にギルドマスターになることは雪村殿が拒否した。そこから、色々とあり雪村殿は次期ギルドマスターとして現ギルドマスター補佐官のような立ち位置についた。それと雪村殿は街にいなかったギルドナイトの仕事も兼任することになった。今まではギルドマスターが独断でハンターが少ないので要らないとしていたが、人が増えハンターが増えたことによりハンターたちを取り締まる役が必要になったのだ。
それに伴い、雪村殿は俺らのパーティーから抜けることになった。色々と不思議なやつではあったがいざ抜けると悲しいものではある…
と言って俺らのパーティも例外なくクシャルダオラ以降クエストに行ってないのでまだ実感が湧いてない。
まぁ、クシャルダオラの討伐からはこんな感じで毎日が過ぎていった。
あ、みんな仕事しないで、食糧とかはどうなってるんだと思ってるかもしれないが、俺がハンターになったくらいの頃にこの街に来た商人たちが格安で売ってくれている。まぁその代わりに倒したクシャルダオラの素材を贔屓していたのだがそこはwinーwinの関係だ。
そんな訳で忙しい日々を過ごしていたのだがそれも昨日最期の一軒の建築が終わりすべて終わった。
ギルドは以前の10倍近いサイズになっていた。
町長の家も大きくなり壁の代わりに使っていた外壁もより外側になり今まで以上の人が住めるようになっていた。
で今日は久々にパーティのみんなでギルドに集まることになっているため俺は早めに起きてギルドに行く準備をしている。
家の扉がノックされ母親が対応しに行ったのを見ながら俺は朝飯のパンを齧る
「リアムー!ちょっと来て!絶対びっくりするよ!」
と、母さんに呼ばれたので食べかけのパンを机の上に置き玄関の方へと向かう
「えっ…」
そこには、女の子が立っていた。
髪は肩にかかるくらいの長さで、身長は先輩よりも低く、胸はない。その子はこちらを見つけるを軽く微笑み
「久しぶりだね」
俺はこの瞬間こいつの事を思い出した。こいつは俺に最大のトラウマを作り、隣の街に引っ越しって行った幼馴染だ…
読んでいただきありがとうございます。
今回は説明多めなので少し読みづらかったかもです。
感想評価等ありがとうございます。気づいたらお気に入り2000すげぇ…
気づいてる方も多いと思いますが、最後に登場したあの子は…