邪ンヌと姫とゲーム同好会   作:高崎瑞希

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「邪ンヌー!部活の時間だよ!」

 

「は…はぁ!?種火は!?周回しないと私を強化できないじゃない!」

 

「イベントでAll種火貰ったら強化するからさ!部活だ!」

 

「いつよ!次のイベントはいつよぉぉぉ!!!」

 

 

×××

 

 

「おっきー。連れてきたよ。」

 

「あ、まーちゃん!遅いよ!罰として…姫、今欲しいものあるんだけど~…」

 

「あーあーなにも聞こえな~い!さて。邪ンヌは電子機器苦手そうだからさ。アナログなものにしたよ。」

 

「なによこれ。木の板?燃やしてもいいのかしら?」

 

「ダメです。これは今話題の『将棋』というやつだよ。詳しい説明は遊びながらするけど…まぁ簡単に言ったら相手の王を先にとったほうが勝ちだね。」

 

「それでジャンジャンが負けたらまーちゃんが姫に好きなものを買って…」

 

「あげません。じゃあスタートね。先攻は邪ンヌで良いかな。」

 

「それで?『おー』ってどれよ。」

 

「「えっ」」

 

「なによ。べ、別に読めない訳じゃないけど一応!念のため聞いておいてあげる!感謝しなさい!」

 

「あー…(察し) えっとね。この一番大きいのが王さまだよ。この駒を先にとった方が勝ちね。」

 

「そう。じゃあ…はい。これで終わり?しょーぎって簡単なのね。」

 

「…あのー…なにしてらっしゃいます?」

 

「は?相手の王を取ったのだけれど。これで勝ちなのでしょう?」

 

「いきなり素手で相手の王を取って握りしめて『私の勝ちね』なわけないだろ!それだと先攻が絶対勝てるじゃんか!」

 

「…ねぇまーちゃん。先にルール説明した方がいいと思う…」

 

「はぁ…邪ンヌ。よく聞いてね。まず相手の駒は自分の駒で取らないとダメ。」

 

「それを早く言いなさいよ!まったく…」

 

「いや…まさか素手で取るとは…んで、この『歩』は…」

 

 

×××

 

 

「それで皆で攻めて相手の王を取った方の勝ち。わかった?」

 

「ええ。さっさと始めましょう。」

 

「じゃあ今度はおっきー先攻で。」

 

「うん。手加減はしないからね。はい。」

 

「当たり前じゃない。ほら。」

 

「え…いきなり王さま進めるの?」

 

「なによ。文句ある?」

 

「ひっ…いや…それはジャンジャンの戦略だし…じゃあ…はい。」

 

「ふーん。それでは…行きなさい!王よ!」

 

「ちょ…ジャンジャン!それ味方の歩だから!王で取ったらダメだから!」

 

「はぁ?こんな一マスしか進めない役立たずは邪魔なのよ!王の進む道を邪魔したのだから火あぶりに決まっているでしょう!」

 

「邪ンヌ。ルール無視により失格。勝者。おっきー。」

 

「なんでよ!!!」

 

「やった!さすがはまーちゃん!勝者へのごほうびは?」

 

「うん。『エミヤ食堂 ご利用券』プレゼントー!」

 

「いらない!食堂行かないし!ご飯はまーちゃんが持ってきてくれるもん!」

 

「だからお昼は持ってきません。食堂にいきます。」

 

「鬼!まーちゃんの鬼!」

 

「~~~!!!もう一回よ!早くしなさい!」

 

「あれ?もしかしてジャンジャン、まーちゃんと一緒に…」

 

「うるさいわね!焼くわよ!ルールを把握した私に死角はないわ!」

 

「へー…ほー…ふーん…そーなんだー…」

 

「あ、あのー…おっきー…?ハンデを…」

 

「「うるさい!!」」

 

「えー…」

 

「さぁ!全力で戦おうじゃない!」

 

「もちろんだよ。ジャンジャン。」

 

 

  負けられない戦いが…ここにはあった…

 

 

「なんで俺…怒鳴られたの…?」




元将棋部としては将棋が有名になるのは嬉しいですな。

なーんて、今回おっきーの出番が少なかったことから目を背けつつ…

邪ンヌは電子機器苦手だと思います!
PS4とか扱えないと思います!

次はなにしようかな…オセロとかでもいいけど…電子機器に手を出しても良いかな…
迷う…
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