魔法少女まどかマフィア(まどマギ×リボーン)   作:junior

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皆さん初めまして。最近ssを書き始めたjuniorという者です。

このssはまどかマギカの世界にリボーンのツナが迷い込むという設定で描かれています。

作中多々、ご都合主義、キャラ崩壊、設定無視、誤字脱字があります、それでも良いという方に読んで頂けたら嬉しいです。コメントも貰えると僕が調子に乗って更新ペースが早くなりますww


このssと同じものを『ss投稿掲示板』にも掲載しております。


第一話「重なり合う歯車」

第一話「重なり合う歯車」

 

<Sideほむら>

「また...ダメだった...」

 

 

周りに誰1人いない荒れ果てた街の中で少女が1人俯きながら小さく呟いた。その背後から一匹の白いうさぎと犬のハイブリッドのような動物が近づき彼女に話しかけた。

 

 

「物凄かったね、変身したまどかは。魔法少女になるとは予測してたけど、まさかワルプルギスの夜を一撃で倒すとは...」

 

 

そのぬいぐるみの様な外見とは似つかわしくない口調で淡々告げると、少女はゆっくりと顔を上げ、目の前の天を突き抜ける一筋のどす黒い光の束を眺めた。

 

 

「その結果どうなるかも見越した上だったの?」

 

 

「彼女は最強の魔法少女として最大の敵を倒してしまったんだ、当然あとは最悪の魔女になるしかない、遅かれ早かれ結末は同じだよ」

 

 

少女の落胆した問いとは逆に機械的に、事務的に後ろの一匹は続けて告げる。

 

 

「さて、僕らのエネルギー回収ノルマは概ね達成できた。あとは君達人間の問題だ」

 

 

それを聞いた少女は思いを巡らせる。必ず彼女を助ける、たった1人の私の友達、あなたの為なら私は永遠の迷路に閉じ込められても構わない。そう自分に言い聞かせるように考えをまとめて、黒く染まりかけた思考を止め、絶望しかけた心を何とか保っていた。

 

 

「...?  戦わないのかい?」

 

 

そんな彼女の様子の変化を察したのか後ろから問いかけられる。

 

 

そうすると少女はゆっくりと立ち上がり左手に装備してある盾に手を伸ばしてギミックの様な仕組みの盾を回し、中に入っていた砂時計を反転させ、こう告げた

 

 

「私の戦場はここじゃない」

 

 

それは後ろに対しての返答と言うよりも、挫けかけた自分に対しての鼓舞のように聞こえた。

 

 

そして彼女は先程までとは異なる表情でまた無限に続く夢幻の運命の輪の中にその身を投じ、時間の波に飲まれていった。

 

 

<sideツナ>

ある天気のいい昼下がり、並盛中学校に3人の声と走る足音が響く。

 

 

「ちょっと!!ランボ!もう少し我慢しろって」

 

彼の名は「沢田綱吉」、通称「ツナ」はどこにでもいる中学2年の14歳の少年

 

 

「んーーー、もうダメーーもう出ちゃうーーー!!」

 

 

先程から尿意を訴える(牛柄の?)少年の名は「ランボ」少し元気過ぎるどこにでもいる子だ

 

 

「ランボ、もうちょっと我慢するある」

 

 

ツナの肩に乗る中華民族服を切る子、名を「イーピン」友達思いの優しい子。

 

 

そんな騒がしく走り回る彼らは、はたから見ればどこにでもいる面倒見にいいお兄ちゃんと可愛い弟のように見えるだろう。

 

 

しかし、忘れてはならない。両脇に抱えられる2人はついこの前までは「殺し屋」であり、周りから恐れられる存在であったことを。そしてそんな彼らを抱える少年はイタリアで最も恐れられているマフィアである、ボンゴレファミリーの10代目「ボス」なのだ。

 

 

そんな彼らボンゴレファミリーであるが、先日までは他のマフィアとの抗争の為に街中を歩く事もままならず、地下秘密基地で身を隠す生活を強いられていた。

 

 

それも今となっては過去の話、彼らファミリーの命懸けの頑張りにより誰一人欠ける事なく敵勢力をこの街から追い払うことが出来たのだ。

 

 

だが10日後には敵ファミリーのボスである「白蘭」との総力戦を控えている危機的状況なのである。だがまあ、ひとまずは自分たちの母校に来て英気を養っているという訳だ。

 

 

本来ならば、このまま普通に休養を終え、地下秘密基地に戻るはずの予定だった。

 

 

これから10日間は今まで以上のカテキョウによる厳しい修行が待っているだろう。でも今あるこの温もりを守る為にはそれも期待以上に仕上げてみせる、そういう気持ちでツナは男子トイレを探して廊下を走っていた。

 

 

その「事故」は起こってしまった。

 

 

ツナの足元に黒い玉子型のストラップのような物が何処からともなく転がってきたのである。もちろんツナもそれを避けようとはした、が子供2人を抱えた状況ではその努力も虚しくツナその玉子を踏んでしまい、盛大に転んでしまった。

 

 

「うわあああ」    『ドッデーーーーン』

 

 

大きな音を立てて尻餅を付いたツナだったが、まず心配したのが転んだ拍子に空中に放り投げてしまったランボ、イーピンの安否であった。口では否定していてもやはりファミリーのボスである。子供2人を怪我させる訳にはいかない。

 

 

しかしそんなツナをよそに2人は身軽に空中で一回転を決めてみせ既に体勢を立て直していた。

 

 

 

『ああやってしまった』と言う後悔と、「2人が無事でよかった」という安堵を交えてツナは緊張した心をゆっくり開放していった。

 

 

まさに、それが「事故」の原因になってしまった

 

 

何かを踏んで転んだことは単にキッカケにすぎない、重要な事はランボのアフロヘアーの中にしまってある未来に行ける武器、通称「10年後バズーカ」の弾が転けた衝撃でランボのアフロから飛び出してしまった事にほんの僅か反応するのが遅れてしまった事である。

 

 

「え?嘘!!うわああああ」

 

 

そんな訳でツナはまたもや情けない声を出してしまい、次の瞬間には10年後バズーカの弾を受けてしまったのだ。

 

 

本来ならばそこには10年後の姿のツナがいるはずだが、煙が晴れたその場には誰も現れる事はなかった。

 

 

しかし、そんな事は知る由もなく二度目の10年後バズーカに当たり、落ちる様な感覚の中、ツナ本人は前回飛ばされた事を思い出していたツナは

 

 

『今回はしばらく時間が経てば元の時間に帰れるだろう』、『もしかしたらまた起きたら棺桶の中だったらヤダな』そんな事を考えていた。

 

 

そんな呑気な空想に思いを馳せていた次の瞬間

 

 

『ゴッチーーン!!』

 

 

漫画の効果の様なものすごい音と共に頭に激痛が走った。

 

 

「イッテーーーー!!」「痛ったあーーーー!!」

 

 

あまりの痛さに意識が朦朧とする中、自分以外の声が何処からか聞こえてきた。一体自分が何にぶつかったのか薄れゆく意識の中ふと目を凝らすとそこには黒髪ロングで制服らしき格好の女の子が写り込んできた。

 

 

「あっ、いい匂い…」

 

 

それと同時に鼻をくすぐる微かな桃のような香りを覚えながらツナは意識を失った。

 

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