魔法少女まどかマフィア(まどマギ×リボーン) 作:junior
でも、ほら見て!見て! いつもよりいっぱい書いたよ(すっとぼけ)
てか一日でこれだけかけるなら毎日少しづつ書けっていう話ですよね
では、( ^ω^)_凵 どうぞ
第二十一話 「新しい出会い」
<032>「出て、行って…」
場所は移り、ここはほむらの家。先程までの激しい戦闘は終わり、ツナとほむらは自分達の拠点に戻ってきた…わけなんだが、二人は包む空気はこれまで以上荒れていた。
「暁美さん!何度も言うけど、あれには理由があるんだ!」
「出て行って」
「お願い、いや!お願いします! 少しでいいからオレの話を聞いてください!! この通り!!」
「出て行って頂戴」
「………」
「………」 バタン
土下座をしてほむらに頼んだツナであったが、ほむらはそれを無視し、そして表情一つ変えずに席を立ち、家から出て行ってしまった。
「…暁美さん」
「あーあー、振られちまったな。ツナ」
両手両膝を付いた状態でうな垂れているツナに今まで姿を消していたリボーンが励ましの言葉をかける。
「………」
リボーンに言葉を返すことはせず、無いに等しい自分の荷物をまとめる。
「素直に出て行くのか?」
「しょうがない、なんて言葉で片付ける気はないけど、今のオレが暁美さんに何を言っても聞く耳持ってくれないだろうし、逆効果だと思うんだ」
そう言いながら玄関のドアに鍵を閉め、郵便ポストの中に預かっていたスペアの鍵を入れた。
「それにこれでいいんだと思う。魔法とか魔女とか、まだ分かんないこともたくさんあるけど、白蘭が関わってきた以上、この先はオレたちボンゴレの仕事だから」
「でも白蘭はあの魔法の力に目を付けてるみてーだぞ。必ず嬢ちゃん達にちょっかい出してくるぞ」
「魔法少女は確かに強いかもしれないけど、見た限りじゃ彼女達の仲は険悪で、とても協力なんて出来ないだろうし。一人で勝てるほどアイツは甘くない」
険しい顔をしながらツナは語り続ける。
「それに今回の件に関してはオレにも責任あるから…」
「俺の本音としちゃ、あんな小娘達なんかほっといてさっさと帰る方法でも探せっていいたいんだけど。どうもその原因も白蘭にあるくさいしな」
「どうするにしても、白蘭との戦いは避けられそうにないか…」
ツナは両手を眺めながら先の戦闘を思い起こす。
(「今のままじゃ勝てない、アイツに勝つためには、やっぱり…)」
歩きながら右手をズボンのポケットに突っ込み、一つのボックスを握り締める。
-------------------------遡ること半日前-------------------------------------------------
場所は戻って魔女の結界中、ほむらに一撃を加えて意識を奪ったツナにさやかが大声をだす。
「ちょっと!!ツナ! いくら転校生が憎たらしいからってこんな時に何してんのよ!」
声を荒げるさやかをまどかが抑える。だが彼女の目の中にも一抹の不安が存在していた。
「こーなったらマミさんの魔法でやっつけちゃって下さい!!」
「キミ、ちょっとうるさいなあ♪………ちょっと黙っててよ」
まどかの制止を振り切りさやかが勢いよく立ち上がるとホログラムの白蘭が指で指示を出す。すると彼の茨を纏った人型の匣(ボックス)兵器は予備動作を見せることなく、さやかとまどかに向かって飛躍した。
「やめろ!!」
コンマ数秒遅れてツナが敵の進路を妨害する。
「ハッ!!」
白蘭の視線がそれた一瞬を見逃さず、マミはこっそり溜めていた魔力を使い再びリボンで分身を造った。
「こうなったら賭けよ!! 綱吉君!ここで一気に畳み掛けるわよ!!」
「クッ! やるしかないか」
その後は一方的であった。マミのリボンはことごとく引きちぎられ、ツナの炎も敵に通用せず、時間にして3分程で二人はボロボロになっていた。
「二人共!大丈夫!?」
「ええ、まだまだ戦えるわよ」
まどかの心配そうな声に腕を抑えながら笑顔で答える。
「一旦下がって巴さん! 最大出力で撃ちます!! オペレーションイクス!!」
「面白いね、いい機会だからコイツの耐久制度を試してみようかな♪」
起動ワードと共にX(イクス)BURNER(バーナー)の発射体勢に入るツナを尻目に白蘭は笑いながら迎撃体勢も取らせず、正面から受け止めろと匣(ボックス)兵器に命令した。
「そういう事なら私も手を貸すわよ!」
ツナの後方からマミが特大サイズの砲台を造り、標準を敵に合わせ、渾身の魔力を注入する。
「うおおおおおおお!!」
「はああああああああ!!」
そして、お互いの準備が整った瞬間。
「FULL(フル)X(イクス)BURNER(バーナー)!!」
「ティロ・フィナーレ!!」
高出力の炎と高圧力の砲撃が同時に敵を包んだ。
「きゃああ!!」
「うわぁぁ」
けたたましい破壊音と衝撃波が周囲を支配した。
「はぁ、はぁ、はぁ」
「…やった…わよね?」
土煙が視界を覆い尽くす中で二人はじっと目の前を見据える。
………………ふぁあ~
そして沈黙を破ったのは微かな、あくびのような声だった。
「うんうん、やっぱり君は弱いね♪ 綱吉君♪」
「そんな…」
「クッ!! 化け物か!?」
直撃を受けたはずの敵匣(ボックス)兵器は何事もなかったかのように立っていた。
「ふふふ、楽しかったよ。綱吉君♪」
そう言い捨てると敵匣(ボックス)兵器は両手を天にかざし、今までとは桁違いの炎圧の火球を造りだした。
「最後は自分の技で燃え尽きちゃってね♪」
直径20メートルはあろうかというオレンジ色の炎の塊がミニチュア版の太陽のようにメラメラと浮かんでいる
「(このままじゃまとめて殺される!もうこれに賭けるしかない!!)」
ツナはポケットに入れていた自分の匣(ボックス)兵器を取り出した。 その瞬間! 突如頭上の炎球が縮小し、消滅した。
「何!?」
「なんで!?」
動揺を隠せないこちら側とは対照的に白蘭があっけらかんと口を開いた。
「うーーん♪ やっぱり魔女を二体も吸収しちゃうと出力が安定しないなぁ♪ やっぱり絶望の感情エネルギーを匣(ボックス)兵器に適用させるのは難しいや♪ まあ、今後の課題が見付かっただけマシなのかな♪ 命拾いしたね♪綱吉君、そして魔法少女諸君」
アハハハと笑みを浮かべる白蘭のホログラムを背に敵匣(ボックス)兵器は踵を返して立ち去っていく。そして最後にボソッと「今度もボクに殺されないように頑張ってね」、と言い捨てて何処かへ行ってしまった。
今だ気絶しているほむらを含め、残された5人の中でその後ろ姿を追おうとする者は1人としていない。
完全に姿と気配が消えると周囲の魔女の結界も失せ、人気の無いビルの中に戻っていた。
<033>
時と場所は戻り、ツナはボロボロの格好で夕刻の見滝原外れの工場地帯を歩いていた。
「………」
「………」
ツナとリボーンの間に会話は無いが、お互いが考えていることはお互いが何となく分かっていた。
補足だが、別に最初っからこんなお通夜の様な空気でトボトボ歩いているわけではない。ほむら家を出て行った後、まず見滝原中学校へと向かった。既に放課後ではあるが、部活などでクラスメートが残っているかと思ったからである。案の定同じクラスの男子が残っていたので、借りていたノートを返しそびれたと嘘を付き、さやかとまどかの家の住所を聞き出したのだった。
正直先に戦闘で負傷していたマミの家に行って様子を伺いたかったのだが、先程別れる時にはお互い満身創痍で、『とりあえずマミは一般人であるさやかとまどかを。ツナは気を失っているほむらを家に連れていこう』という事で合意なされ、連絡先などを聞くことを忘れていたのであった。
さやかの家に行き、インターホンを押すがいっこうに誰も出てこないので、ほむらから渡されていた自分の携帯番号をノートの切れ端に書いて郵便受けに入れた。
まどか宅では本人と会えたが、「ごめんなさい」と一言いうと家の奥に消えてしまったのだった。
出来れば二人のどちらからマミの住所を聞き出す算段であったツナは行き場所を失っってしまった。そこでまどかの言った『ごめんなさい』の意味をリボーンと考えた結果、恐らくさやかかマミに『沢田と接触するな』といった風な指示が出ているのではないかと推測した。今は知る由もないが、この推測は実際に当たっている。
そう仮定するならば、ほむらと同様に『今は無暗に接触するべきではない、しかし何かあった時には対処出来るように』という考えの下、町外れの工場群まで来ていたのだった。
「日が暮れる、どこか野宿出来るような所を探さねえとな」
「そうだな、でも下手な所で寝て警察なんかに見付かりたくないし…」
キョロキョロと周りを見るが、やはり周りには工場しかない。
「申し訳ないけど、どこか工場の休憩所みたいな所を貸してもらうか…」
こんな時でも謙虚なのは綱吉少年の良いところなのだろう。その後、比較的古い施設の中に入るとツナは仮眠を取った。
辺りがすっかり闇夜に包まれた頃、ツナが寝ている施設の前に一台の車が止まった。
「………ん?、誰か来たのか?」
寝ぼけ眼を擦りながら隠れなきゃと考えていると、すぐに眠気が吹っ飛ぶ光景が見えた。車の中からは4人の黒ずくめの男達が出てきて、その手にはスプレー缶、警棒、スタンガン、挙句の果てに拳銃を持っている奴もいた。
なぜ夜中に遠くから相手の武装まで分かるかという、ツナの持っているスパナ特製のコンタクトにはボンゴレの技術も合わさり暗視機能が追加されたからだ。
「まさか…追手か?」
急いで携帯電話を抜き、電話帳から「鹿目まどか」の連絡先を選択する。
「(頼む、でてくれよ)」
長い呼び出し音の後に小さく、くぐもった声で「はい、鹿目です」とまどかが出た。きっと手で口を隠しながら話しているのだろう。
「ありがとう、鹿目さん」
開口一番自分からの電話に出てくれた彼女に対して心からの感謝の気持ちを述べた。
「ううん、さっきはごめんねツナ君。あの、えっと、うまく説明出来ないんだけど…今私、ツナ君と話すこと出来なくて…」
不安そうな声でたどたどしく語りかけてくる。しかし、その奥には彼女の持っている優しさがあることをツナは感じた。
「ああ、その言葉で確信したよ。大丈夫、何となくは分かってたよ。ただ鹿目さんの安全を確認したかったんだ。何か周りで変わったことはない?」
「うん、あれからは別に何ともないよ」
「よかった。さやかにも言っておいてくれ、何か変なことがあったらすぐにマミかほむらに電話するんだ」
「う、うん。分かった。でも、どうして…」
「! ごめん! もう切るね」ピッ
通話の途中だったがツナは携帯を閉じた。
「(微かにだが今遠くで発砲音が聞こえた!!)」
死ぬ気丸を1個手に取り、音のした方へ向かうと男達の怒号が工場内に飛び交っていた」
「そっちへ行ったぞ!」 「逃がすな!周り込め!」 「もう後はねえぞ」
声から察するに誰か追われているようだ。
「おい、リボーン!聞こえるか?」
「スピーー、スピーースピーー」
「おいおい、寝てないで起きてくれって!」
「クソ!こいつ、うわああああ」 「な、なんだ!ウゴッ!!」「ば、バケモノーー!」
ツナが呼びかけている間に追われている側が反撃に出たようだ。走りまわていた足音が1つ、2つ、3つと少なくなっていく。
「クソーー!舐めやがってーーーー! 出てこい!! 正々堂々と勝負しやがれーーー」
1人残された男は狂ったように銃を辺りに連射した。
カチ、カチ、カチ
十発ほど撃つと銃は乾いた金属音を出したまま沈黙してしまったようだ。その時! 窓から差し込む月明かりを1つの影が男めがけて突っ込んでいった。
その影を見た男は今までの慌てた様子から一転、男はサングラスをかけ、ポケットからなにやら取り出した。
「(あれは!!)」
「ふふふ、ひっかかりやがったな!赤髪!!」
男がそう言うと辺りを激しい光が包み込んだ。光に照らされて初めて追われてた人間の姿が露わになった。
「く! 目が!!」
「んははは!! 油断して突っ込んできやがったな赤髪!! これでテメエもお終いだ!!」
男は懐からもう一丁拳銃を取り出し、ニヤリと笑った。対してもう片方は目がくらんで動けずにいるようであった。
「危ない! 避けて! 拳銃だ!!」
とっさにツナは身を乗り出し、大声で叫んだ。
「!!! な、なんだ!!テメエは!!どこから湧いて グハっ!!」ドスン
突然後ろから声をかけられて思わず振り返った男のアゴが次の瞬間には天を仰いでいた。
「誰かいんのかい!!」
雲に覆われていた月が晴れて工場内を照らす。闇は解け、追われてた人間の姿が現れた」
「あ、あのーー、信じられないとは思うんだけど、でも本当に本当だから信じてほしいんだけど、オレは決して怪しい者ではなくて!並盛…じゃなくて見滝原中の! って、うわああ」
慌てながら事情を説明しようとするツナは足元に転がっていた機材に躓き彼女の前で尻もちを付いてしまった。
「おいおい、大丈夫かよ」
「あははは、だ、だいじょうb『ググググーー』
「「………」」
「くはははは、何が何だか分からないけど、腹減ったんなら…食うかい?」
真っ赤な長髪の女の子は髪と同じくらい真っ赤なリンゴを差し出した。
前の投稿から早五か月か、なんか、ごめんなさい。
もういつ投稿するとか言いませんw 気が向いたら書くからね(・∀・)
>ツナさん、感想ありがとうございます。楽しんでいただけたら幸いです。