魔法少女まどかマフィア(まどマギ×リボーン) 作:junior
感想を書いてくださった方々どうも有難うございます。今後少しずつ改善させていきたいと思います!!
<037>
「契約」、「魔法少女」、「願い」、「希望と絶望」、「穢れ」、「魔女」、「戦い」
家で宿題を片付けるために勉強机に向かっている鹿目まどかであったが、内心はこれまで生きてきた日常を書き換えてしまう程の非常識で溢れかえっていた。
「うーーん、頭の中がこんがらがっちゃうよ」
頭を抱えて机に突っ伏していると携帯電話が鳴なった。十秒ほど遅れて、戸惑いながらもまどかは通話ボタンを押すことにした。
「はい、鹿目です」
「ありがとう!鹿目さん」
周りに誰もいないのに声量を抑え、ためらいながら話す彼女とは反対に、通話相手は一言目で感謝の言葉を述べた。それが一層彼女の罪悪感を大きくした。
「ううん、さっきはごめんねツナ君。あの、えっと、うまく説明出来ないんだけど…今私、ツナ君と話すこと出来なくて…」
不安そうな声でたどたどしく語りかけてくる。しかし、その奥には彼女の持っている優しさがあることをツナは感じた。
「ああ、その言葉で確信したよ。大丈夫、何となくは分かってたよ。ただ鹿目さんの安全を確認したかったんだ。何か周りで変わったことはない?」
「うん、あれからは別に何ともないよ」
「よかった。さやかにも言っておいてくれ、何か変なことがあったらすぐにマミかほむらに電話するんだ」
「う、うん。分かった。でも、どうして…」
「! ごめん! もう切るね」ピッ
「え!? どうしたの?」
携帯電話を見ると既に通話終了の画面になっていた。
「沢田君、なにかあったのかな…」
自然とそんな言葉がこぼれてしまい、自分が少し恥ずかしくなった。沢田君の口ぶりからして何か大事なもののために、それも他の人のために動いていることが、電話口からでも伝わってきたからだ。
『今後は出来るだけ暁美さんとは二人きりで会わないようにしてちょうだい!可能なら沢田君ともよ。 後輩を疑いたくはないけれど、あの二人、何か隠していると思うのよね』
マミさんと別れる時にそう忠告されてしまった手前、わざわざ会いに来てくれた沢田君に酷いこと言っちゃった。それなのに電話の一言目で彼は私の事を心配してくれた。
「沢田君は、怖くないのかな…ひゃ!!」
ポツリと呟くと一緒に、再び携帯電話に着信が入り、ディスプレイにはマミさんの名前が表示されている。
「は、はい!! か、鹿目です」
「夜分にごめんなさい鹿目さん。大事な話があるの。申し訳ないけど直接伝えたいから明日の放課後に美樹さんと屋上に来て貰えるかしら?」
<038>
翌日の放課後。太陽が傾きだし西日が強まる中、三人の影が屋上に集まった。
「あ!マミさん!こんにちは!」
「お疲れ様です!どうしたんですか、急に呼び出しなんて?もしかして愛の告白の練習台になって欲しいとかだったりして!」
「もう、そんな訳ないでしょ美樹さん。フフフ」
「そうだよさやかちゃん、上級生をからかっちゃ失礼だよ」
「いやー、マミさんって良い意味で先輩って感じがしないから、ついつい」
「あらー、それって褒められてるの?」
「もちろんですよ!!」
「ウフフフ、本当かしら」
どこにでもある普通の女子生徒同士の会話を巴マミは心から楽しいと感じていた。それはこれから話さなくてはならない懸案が大きく関係していたからである。これを後輩二人に話せばもうこんな雰囲気で笑う事は出来ない、だからこそマミ自身の口からは本題には触れなかった。もう少しだけ、あとちょっとだけ、そう願いながら放課後の談笑を楽しんでいた。
「それで、どうしたんですか?話があるってまどかから聞いたんですけど」
「…そうね…本題に入りましょうか。鹿目さん…美樹さん…」
まどかとさやか、二人と順に目を合わせてからマミは深呼吸をし、思いを告げた。
「私と一緒に、魔法少女としてこの町の平和を守って欲しいの!」「ダ メ よ !!!」
マミの言葉にかぶせて、もう一人の少女が現れた。近くで伺っていたのではないかという絶妙なタイミングだったが、それも他の三人からすれば驚きには値しなかった。
「ダメ…よ、魔法…少女になっ…てわ」
なぜなら全身血まみれのクラスメート、暁美ほむらが銃を片手に突然目の前に現れたからであった。
次の更新も不定期になってしまいそうです。
申し訳ありませんヽ(;▽;)ノ
何かと追われる日々ではありますが、やっぱり創作活動は面白いんですね!