魔法少女まどかマフィア(まどマギ×リボーン) 作:junior
一応生存報告を兼ねて続きを書いてみました!宜しければ読んでやって下さいm(_ _)m
<039>
「魔法少女に…なっては…ダメよ!!」
「え!ほむらちゃん!!?」
「転校生!!」
「…!!」
可愛らしかった洋服は所々ほつれ、彼女のトレンドマークとも言える綺麗な黒髪は乱雑に垂れ下がり、白いコンクリートの上に今も尚ポタポタと血が滴っている。
「まど…か、…くっ」
「危ない!!」
凹凸の無い場所にも関わらず足をもつれさせ、前のめりに倒れるほむらの体を、か細い腕がとっさに差し伸べられた。
「ひどい…一体何があったの?」
「ハァ、ハァ、ハァ…」
まどかの質問にもほむらは答えられなかった。それは見た目以上に疲弊しているということだけではなく、彼女の頭を大きな懸案事項が埋め尽くしていたからであった。
「ちょっと!黙ってないで説明しなさいよ!!」
「ダメよ下がって!! 美樹さん、鹿目さん。いますぐその娘から離れて」
「そんな…マミさん…どうして」
いつの間にか制服から魔法少女の姿へと変身したマミはマスケット銃を片手にさやかとほむらの間に割って入った。
「暁美…さん」
「巴…マミ」
深手の傷を負い、支えられながら膝をついているのがやっとのほむらを、表情を変えることなく見下ろすマミ。
満身創痍ながらも切りつけるような眼光を真正面から見据えるほむら。
それがすべてを物語っていた。そしてそれを他の2人も理解してしまった。ほむらとマミ、今ここに二人の魔法少女が完全に対立してしまったのだ。
「鹿目さん。危ないから離れて」
「………………マミさん」
「まどか!そいつマジでヤバいって!早くこっちに!!」
「………………さやかちゃん」
まどかは自分の胸に手を当てながら本当の自分の意思を確かめた。この選択が正しいか、後悔しないか、自分を偽ってないか。そして意思を言葉にした。
「こんなの、絶対に、おかしいよ」
消え入りそうな声を必死に紡いだ言葉だった。
「マミさんもさやかちゃんも何でほむらちゃんをそんなに警戒するんですか?ほむらちゃん、こんな大怪我してるのに。…お願いします、早く手当てしてあげないと…」
ほむらを支える腕は震え、目からは今にも涙が零れそうなくらい潤んでいる。
「いいから早く、そこをどきなさい」
「イ、イヤです…ほむらちゃんを手当てするまで…どきません」
マミはマスケット銃をゆっくりとほむらへ向けるが、今度はそれをかばう様にまどかは前へ歩みでた。
まどかは初めて経験し、身を持って知る。
想いを貫く事がこれ程矛盾するのかと、仲間を敵に回す事がこれ程怖いのかと、そして目の前の一人を守る事がこれ程難しいのかと。
書き貯めてたものをすっ飛ばして勢いで書いてしまいました!