魔法少女まどかマフィア(まどマギ×リボーン) 作:junior
<sideツナ.>
-------------ほむホーム----------------
「うっああぁぁ・・・・・ここは?」
気が付くとオレはソファーの上に毛布をかけて寝かされていた。今まででも倒れる事は度々あったのでさほど驚きはせず済んだが、そこは基地の医務室でも実家のリビングでもなかった。
「なんだ?ここ・・・・・」
そこは妙に広い一室で、天井に大きな歯車、鎌状の振り子、円形のソファーと見慣れない家具が部屋を占めており、キョロキョロと見回していると
「起きたのね、でもあまり人の部屋の中を観察しないで頂戴」
そう声をかけられ、その方向に振り向く
「あ!君はあの中にいた、よかった助かったんだね。って!何なんだよこれえええ!!」
そこには結界内で自分が助けた女の子が立っていた。助かった事を安堵し、立ち上がろうとしたとき、今度は自身の状態に驚いた。
「え?何でオレ手錠されてるの?しかもいつの間にかジャージに着替えてるしーーー」
寝てて気付かなかったが身の自由を制限せれており、持ち物も全部手元に無く、数日前のスパナに拘束された時の再現のようだった。
「うるさいわね、静かにしなさい。質問するのはこちらの方よ。」
近づいてくる彼女の様子は明らかに普通ではない
「まあ、あなたが騒ぎたいならそれでもいいけれど、その場合はもう二度とおしゃべり出来なくなってしまうわよ。」
そう言うと懐からサイレンサー付きの銃を取りだし銃口をこちらに向けてきた
「ヒイィィィィィ、それって本物の銃じゃん!!そんなん向けないでって、危ないよーー」
「へえこれが本物って分かるのね。やっぱりあなた一般人じゃないわね」
「今からいくつか質問をするわ。素直に答えてもいいし、黙秘してもいい、でも返答しだいでその後の人生が大きく変わるから気をつけてね」
「ちょっ、ちょっと待って。何か誤解が!!」
「黙りなさい」(ガチャ)
米噛みに銃を突け、冷たい目でじっとこちらを見つめてくる。
「(この子なんか勘違いしてるよ。あっもしかしてこの子も暗殺者(ヒットマン)なのか?!)」
「理解が早くて助かるわ、じゃあ質問するわよ。」
「(しょうがない、ここは刺激しないように素直に答えよう)」
「あなたとは初めて合うと思うのだけれど、あなたは私を知ってたの?」
「知らない、オレも初対面だと思う」
「そう。…『魔法少女』、って言葉に覚えはあるかしら」
「魔法少女って…知ってるけど、テレビアニメか何か」
「『魔女』、『使い魔』、『インキュベーター』って言葉に覚えははあるかしら」
「…ない(こっちの質問には答えてくれないのか)」
「なんであの空間の中にいたの?」
「分からない、気が付いたらあそこに倒れてたんだ」
「あなたの生徒手帳見せてもらったけど、あなたただの中二じゃないわよね。何者なの?」
「・・・・・・」
「黙秘するの?」
「言っても信じないと思うよ」
「信じるかどうかは私が判断することよ」
「・・・・・マフィアのボス」(ボソ)
「・・・・・もう一度言って」
「ボンゴレっていうイタリアのマフィアの10代目ボスなんだ、オレ」
「そう、嘘をつくのね」
「嘘なんかじゃ!!」
「次の質問よ、あの空間であなたは炎を操ってるように見えたけど、あれはあなたの魔法か何かなの?」
「さっきから魔法とか魔女とか…そんなんじゃなくてあれは、なんと言うか、覚悟の炎っていうか」
「そう、ごまかすのね」
「ごまかしてる訳じゃ…」
「最後の質問よ、心して答えなさい。…なんで助けたの?」
「え?」
「なんで私を助けてくれたの?見ず知らずの私の為に自分の身を盾にして、死にかけてまで。」
「そんなの、だって君の『助けて』って声が聞こえたから」
「・・・・・え?それだけ?!」
「うん。それだけ。」
「・・・・・・・・・・」(ジーーーーーー)
「(ヒイイィィィィィ、すごい睨んでるーーーー!!!)」
「・・・・・・・・・・」(ジーーーーーー)
「・・・・・・・・・」(ううううううう!)
「・・・・・・はあ、どうやら嘘はついてないみたいね」
「ヒイイィィィィィ、殺さないでーー。…って信じてくれるの?」
「まだ信じてあげられるかは分からないけれど、もっとあなたに聞きたい事があるからその為に妥協で敵意がないのは信じてあげるわ。」
そう言いながら彼女は手錠を開放してくれた
「よかったあぁぁ。あっ、それでいきなりで悪いんだけどオレからも聞きたいことが」
『グウウウウゥ』
「・・・・えっ、えっとその」//////////
「まあしょうがないわね、丸一日寝てたんですもの、何か作ってあげるわ。丁度いいからお風呂にも入ってきなさい」
「いや、それはさすがに!!なんと言うか…親ごさんにも勘違いされるというか」(アセアセ)
「変な気遣いありがとう、でもここ1人暮らしだから」
「ひ!!1人暮らし!、それは余計にマズイというか」
「いいから入りなさい。適当に血は拭いたけど今のあなたはっきりいって臭うわよ」
「う、そ、そう言われれば・・・・」
自分の匂いを嗅いでみると昨日からの血と汗が混ざり合い異臭を放っているのに気付き、ようやく彼女の言葉に甘える事にした。