だとしたら今からでも異世界ハーレムほのぼのハートフル二次創作にすらしかないですね。それはそれで嫌だけど。
俺が気絶した後、戦いが終わった時の経緯は目を覚ました時に紫さんが話してくれた。
俺が間一髪の状態で助けられたこと、俺がこの家にいるのは異変?とやらの解決の鍵だからということ、そして...
『いい?貴方と藍がいずれ衝突することは、一応分かってはいたわ。それでも私が首をつっこまなかった理由は一つ、改めて貴方の力量を計りたかった。なるべく実践でね。』
『はぁ...そうっすか...。あれ、妖夢さんの時のはノーカンなんですか?』
『妖夢との戦いを見てたからこそよ。貴方という一般人が幻想郷の実力者とぶつかり合って、ある程度抵抗してみせた。霊力の適正がそんなにない外来人があそこまでやるのはレアよ?私は貴方に戦い方を教えこんだ覚えはないんだし。』
『さらっと痛いところを...。でも、記憶を失う前の俺ってどんな奴だったんですかね?』
『その記憶に関してなんだけどね...いや、これはまた後で話すことにするわ。それより、藍とやり合ってみてどうだった?』
『...絶望的でしたよ。仮に寝込みを襲っても、下剤を盛っても勝てる気がしないです。出し抜きが通用しない程に力の差がありすぎて...もうダメっすね。』
『でしょうねー。』
『うおお...即答』
『んまぁそういう訳だから、やりたくなってこない?さらに力をつけるための霊力の修行とか...
ということがあって、ただ今修行中である・・・
もとい、絶賛苦戦中である。
「ぜぇ...はぁ...つ、疲れる...」
腹ごなしも一応兼ねたおおよそ3時間の修行。
時間こそ長くはないが、ただでさえ無い霊力をごっそり絞って使ってしまった。
でもきっと、その分の成長も遂げて「飲み込みが悪すぎ!!」
はい。
「覚えたことがたったの一つだけよ! ほぼないのと一緒だけど⁈ ...しかもよりによって習得も扱いもそこそこ難しいヤツを...。一体どういう逆張り?」
「言わないでくださいよ、こっちだって虚しいんですから...。ハァ。それに本当に疲れるし...特に肺とか心臓が。」
「まぁ...ムラのすごさは置いといて、かつ百歩譲って逆に考えましょう。この技も貴方にとってはもしかしたら良いもの、って感じで。」
不服そうに頭をかきながら、紫さんはそう言う。
「というと?」
「教える時はデメリットの方を強調してたけど、それでも『コレ』は
「なるほど...?とりあえず、いろいろ考えてみることにします。上手い活用のしかたとか。 それと...もう割と昼時なんですけど、ご飯どうします?」
「朱が作って♡」
「ですよねぇ...。」
「...お昼ご飯?」
「え?」
「うわぁぁぁぁぁぁん紫いぃぃぃぃぃ〜!!!助けてぇぇえ!!!」
「ほ、ほぁぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁっっっ!!!!!!!!」
「ゆ、幽々子⁈!!」
めちゃくちゃ心臓に悪いやり方でいきなり現れたその白玉楼の主は、半泣きであった。
前後半に分けます。
理由は場面展開が多いからです。