てか、合計UAが2000?でも2年かけて?
まぁいいか。やったー!!!!!!
「お、藍が帰ってきたみたいね。迎えにいきましょ。」
「分かるんですか?」
「そりゃあ、まぁ私の式だもの。フフン♪」
なんでそんなワクワクしてんの紫さん。怖いんだけど。
「ほら、朱もそんな顔しないで、玄関まで行ってあげないと。」
いや、普通に気まずいし嫌なんですけど。
その一言が言えずに、俺は紫さんと玄関先に突っ立っていた。
「...遅い。これ本当にもう帰ってるんですか?俺もう眠いんですが。」
「ええ。多分、酔っ払って真っ直ぐ歩けてないだけだと思うわ。」
「てかそもそも歩けてるんですか?夕方から呑んでたし、ワンチャン急性アル中で死んでるかも...」
「九尾の大妖怪よ?酒には強いわよ!酒癖は悪いけど。」
いや、そんな自信満々に言うことじゃないし、なんか聞き捨てならないことを「ただいまァァァァァァ!!!!!!」
「ぎゃぁぁぁぁぁあっ!!!!!びっくりしたぁぁ!!!」
「...うるさい。」
戸をピシャアン!!と鳴らして、藍さんが帰ってきた。
顔を真っ赤にして
千鳥足で
瞳孔ガン開きで
ほぼ上裸で
上裸で。
「アッハハ、ゆかりさまぁ、い〜つからそんなハゲ頭になっちゃったんですかぁ??あ、ただいま帰りましたぁ〜。」
...?
違うな。誰?この人、藍さんに似てるけど。
「お帰り、藍。天に誓ってハゲてないわよ。ちょっと朱、藍の相手任せたわ。」
何で俺に振るのよ!うおっ、こっち見た。
「あぁ?っ誰だよおめぇわぁ〜。あ、枕か」
「ちょ、離れろやこのっ...!紫さァん!!この人なかなかダルいんですけど!!俺、枕に間違われてるんですけど!!??」
「んー、お風呂に入れたら溺れて死んじゃうだろうし...。朱、藍を背負って寝室まで運んでくれる?チューペットに間違えられて鯖折りにされる前に。」
「なかなか無ぇよそんな機会!!!」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
そんなこんなで、運搬役になってしまった俺だが。
「ちぇーん...」
藍さんは思ったよりおとなしかった。
こんな感じでずっとちぇんちぇん言ってて、寝てんのか起きてんのか分からん状態だ。
あと、なんか紫さんまでついて来てる。
理由を聞いても答えてくれなかったので、目的はよく分からない。ただ、ずっとニヤけてはいる。
「くあぁぁ...眠っ。」
それより、本当に眠い。
今こうやって藍さんをおぶって、てくてく歩いてることが奇跡なくらい眠い。
「大丈夫?出来れば運び終えてから眠って欲しいんだけど」
「そんな殺生な...。てか、今更だけどなんで背負うとかいうステレオな運び方なんですか?
「うーん、それだとダメなのよね...」
...何故に?
「さて、着いたわね。お疲れ様。
じゃあ、寝ちゃっていいわよ。」
...あれ?
なんか、布団見たから、かな...
急に、眠気がおさえきれなくなって...
「紫さん、アンタ何か盛って......ぁぁっ。」
「さあね♪」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「さてと、朱はダイブしちゃったわよー、貴女の布団に。いいの?」
「何ィ⁈ずるいぞ!私も寝ゆ!」
こう高笑いしながら布団に突っ込まれたら、朱も少し気の毒に思える...
でも、「藍を酔わせた後なんやかんやして朱との既成事実を偽装しちゃおう作戦」は順調ね。
まったく、「雨降って地固まる」なんてことにはならないわね。私がわざわざアプローチすることになっちゃったじゃない!
まぁ、これを機に身体の隅々まで分かり合えってことね。
...そうだ、朱にはいい
「主人がわざわざお茶を出したなら、それには必ず裏があるってね。」
切羽詰まったDIO「女子トイレが空いているではないか」