東方朱衛録   作:まほ労

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他の小説だと「...」より「・・・」が主流なのが、今の悩みのタネだったりします。


第15話 お騒がせします

〜守矢神社〜

 

神と人に愛されし土地こと、守谷神社。

この神社はまず、山のふもと付近に建っている。神社自体、そこそこ高い位置にあるのだ。

したがって俺たちはそんな山道の長ったらしい階段を律儀に登り終え、少し傾きつつある陽に照らされた幻想郷を見下ろし、堪能した。

 

そういうスッキリした気分なもんだから、気持ちがすぐに口に出てしまうもんなのである。俺は悪くない。

 

「こっちの神社は綺麗だよなー」

「...マジでひっぱたくわよ」

 

そう言いながら蹴られた。

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

「霊夢さんに藍さんに...外からの方、ですかね?なんか珍しい面子ですね。」

「やっぱりそれは気にするんだな...朱です、よろしく。」

「はじめまして、東風谷早苗といいます。こちらこそ宜しくお願いしますね。」

 

これが霊夢の言ってた『早苗』さんか。

俺と同じ幻想郷外の世界からの人で、現人神...

いや色々と凄ぇな。髪とか緑色だし。

いや俺が言えたことじゃないけどね。でもやっぱ緑色ってことある?

 

 

 

「あの、朱さんって何歳なんですか?さっそくで失礼なんですけど...」

「いや俺の方が失礼ですね。」

 

変なことを考えていたら、早苗さんが詰め寄ってきた。

何歳...年齢...記憶ないんだよな...というか、

 

「なんで急にそんな質問を?」

「いやぁ、もしかしたら外の世界から来た、初めての後輩かもしれないので...えへへ。」

 

いかにもテンション高めな様子で、彼女はそう言った。

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

「でも結局、年齢は教えてもらえなかったわね。」

「そうなんですよ。まさか『覚えてない』なんて言うのは予想外でしたけど...ぐぬぬ。」

 

粗茶を一口啜りながらも、諦めない早苗。

ホントどっからその執念は来るのよ、と少し呆れてしまう。

 

「実のところ、記憶喪失...っていうより『盗られた』らしいわよ。何故か生きてるけどね。」

「まぁ、年齢は見た目相応ですよね、きっと。」

「ちなみに人外の線は無いぞ。しっかりと弱かったからな。」

「藍アンタ、朱が居ないと喋り出すわね。」

「...ほっとけ。そりが合わないんだ。」

 

そう言いつつ、朱に視線を向ける... 

 

 

 

 

「うおおすげぇ!マジだ!マジの神様がいた!!2人も!はぇー、やっぱ神様っているんだなー。生きててヨカッタ〜!あ、一回拝んでも良いっすか⁈」

 

 

 

「...」

「えっとその、改めてアンタも大変ね。」

「し、信仰深いことは良いことですよ...」

 

こうして、守谷神社から少しの間は、藍の精神的フォローに回ることとなった...

 




藍のパート、二言ッ!!!
ヒロインの予定なのに。

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