4話 通過儀礼
シガンシナ区を襲ったあの事件から2年の月日が経った。
カルラさんはあれから何とか助かり開拓地でリハビリを行いながら生活をしている。
そして、俺,エレン,ミカサ,アルミンは・・・
「貴様は何者だ!?」
「シガンシナ区出身!アルミン・アルレルトです!!」
「そうか!バカみてぇな名前だな!!親がつけたのか!?」
「祖父がつけてくれました!」
「アルレルト!貴様は何しにここに来た!?」
「人類の勝利の役に立つためです!!」
「それは素晴らしいな!!貴様は巨人のエサにでもなってもらおう!」
「3列目後ろを向け!!」
そう訓練兵の通過儀礼を受けているのだ。
訓練兵の通過儀礼はどんどん進んで行きジャンは教官に頭づきをされ座り込みコニーは頭を鷲掴みにされ泡を吹いて気絶をした。
そして次は・・・
「オ・・・亻・・・貴様は何をやってる?」
「?」
「なっ!?貴様だ!貴様に言ってる!!貴様・・・何者なんだ!!」
「ウォール・ローゼ南区ダウパーむら出身地!!サシャ・ブラウスです!」
サシャの順番だった。
「サシャ・ブラウス貴様が右手に持っている物は何だ?」
と教官はサシャが右手に持っている芋を見ながらそう聞いた。
「蒸した芋です!調理場に丁度頃合の物があったので!つい!」
とサシャが教官にそう答えると教官は今度はこう言った。
「貴様・・・盗んだのか・・・なぜだ・・・なぜ今・・・芋を食べ出した?」
この、教官の質問にサシャはこう答えた。
「・・・冷めてしまっては元も子もないので・・・今、食べるべきだと判断しました」
サシャの答えを聞いた教官は・・・
「・・・!?イヤ・・・なぜ貴様は芋を食べた?」
戸惑いながらもまたサシャに質問をした。
「・・・?それは・・・何故、人は芋を食べるのか?という話でしょうか?」
とサシャは訓練兵全員のド肝を抜く答えを言った。
そして、その瞬間長い沈黙が流れた。
その、沈黙の中サシャは・・・
「あ!・・・チッ半分・・・どうぞ・・・」
舌打ちをした後右手に持っていた芋を半分に分け教官に渡すと教官は・・・
「は・・・半・・・分・・・?」
そう言いサシャの表情を見るとサシャは”これで満足か”という表情をしていた。
「サシャ・ブラウス貴様は死ぬまで走っておけ!」
と言いサシャを原作通りに走らせたのだった。
そして、サシャの通過儀礼が終わると教官は俺の方に寄ってきて俺の前で止まった。
「おい、貴様は何者だ!」
「シガンシナ区出身天道総司です!」
と俺はそう答えると教官は・・・
「何しにここに来た!」
そう俺に問いかけると俺は・・・
「俺の前で食われた友の家族のカタキを打つためです!」
そう答えると教官は俺の目を見てこう言った。
「そうか、お前ならその目的は叶いそうだな!」
と言い俺の前から去っていった。
こうして俺達の通過儀礼は無事終了した。