トリトリの実 モデル梟ってそっちの梟!?   作:俺だ

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人間以外もたべれる方がいい、という意見の方が多かったのでそっちにします。
ありがとうございました。


3.10年後

悪魔の実を食べた日から10年。

意外に早く感じられたのは、能力の研究や父親からの軽い訓練など、楽しいことがたくさんあったからだろう。

 

能力の研究。

結果から言うと分かったことは三つ。

 

一つ目は人間以外も食べれたこと。

全ての食べ物がいつもと何ら変わらない味だった。

 

二つ目は自分が能力を全然扱いきれていなかったこと。

羽赫を飛ばそうとしても、うまいように動かせず、動かせたとしても、どうやって飛ばすかわからなかった。

いきなり腕が増えたようなもので、そんなものをすぐに扱えるわけがないが。

ゴムゴムの実を食べたばっかりのルフィだって扱いきれず、自分で自分を殴ってたしね。

そして父親からの訓練も大半は能力の扱い方だ。

 

俺たちが襲われたことに責任を感じ、大将を辞め、海軍の教官をやっている。

原作通りの結果になってしまった。

ゼファーといえば、結構可哀想な人だという記憶がある。

確か海軍を信じ続けたが、自身の教え子達を殺した海賊が七武海に任命されたことで海軍に絶望してしまう。

 

原作と違うのは息子である俺と俺の母親である嫁が死んでいないこと。

それがうまく作用してくれればうれしい。

 

そんな父親だが、俺がバレないように覇気の練習をしているのを気づいていたらしい。

特に俺を鍛えるつもりもなかった父親だが、本人が強くなるのを望んでいるのと今回の件で、強くなっておいても損はないと思ったようで、考えを変えたようだ。そこは母親も承諾済み。

 

それからは覇気だったり、悪魔の実の能力だったり、体術だったり。色々なことを教えてくれる。

そのおかげで13歳の今では、懸賞金五千万ベリーぐらいの海賊より少し弱いぐらいの実力を得た。その代償は友達だ。

前世で少なからず友達がいた俺だが今回は0。

才能も美貌もなかった俺だが、それでも友達がいた俺。

しかし才能と美貌を手に入れ、人生薔薇色だと思っていた俺に友達0人は、重くのしかかった。

意を決して、数少ない話し相手になんで友達ができないかを聞いてみると、出来るやつ感があって近寄りがたい、3歳で海賊を倒した化け物という噂が広まっているから、親があの黒腕のゼファーだから。

それぐらいまで聞いて、俺は聞くのをやめた。

子供って素直だから時々傷つくよね。

 

何気に今回の人生で一番傷ついたことは置いておいて最後の分かったこと。

武装色を纏った攻撃、海楼石を使った攻撃以外効かないってこと。

ロギアみたいなものだ。その事実を知った時は嬉しかった。

作中、最強みたいな扱いを覇気が出るまで受けていたロギア。

そんな存在とほぼ同じなんだから嬉しいに決まってる。

 

「おいエト!訓練の時間だぞ!」

庭から聞こえる父親、ゼファーの声。

考えるのに夢中になって時間を忘れていたらしい。

「すぐ行く!」

そう返事を返し、俺は走り出した。

 

 

○☆○

 

 

「遅いぞ、エト」

赤い髪の毛を風で揺らし、軽く髭を生やしたがっしりした男、ゼファーは俺が庭に出た瞬間にそう言った。

映画で観た、あの老いたゼファーの姿ではなく、42歳には見えないほど若々しい男が庭に立っている。

 

「ごめんごめん。考え事してたら遅れちゃって」

そう返すのは翡翠色の髪と同色の瞳を持つ、華奢な体付きの男、俺だ。母親からの遺伝で翡翠色になった髪の毛と瞳は、東京喰種のエトのようで、結構気に入っている。

 

「今日は海賊王、ロジャーが処刑される日。時代は大きく変動する。その荒波に飲まれぬよう、お前には力をつけてもらわないとな」

そう今日があの海賊時代の始まりの日だ。

精神年齢がいい感じの歳になったにも関わらず、ドキドキしてしまうのは、体に引っ張られているからだろうか。

 

今日行う訓練は模擬戦。

もちろん相手は、あのゼファーだ。手加減してもらうけど。

何回もやったことだが、映画で観たゼファーと戦えると思うと気分が少し高揚する。

 

ルールは簡単。

客観的に見て、負けたと判断された方が負け。審判は母親だ。

父親は俺にダメージを与えるために、微量の覇気を使ってもいい。

俺は覇気も能力も使ってもいい。

それ以外にも身体中に重りをつけていたり、歩きにくい服や靴にしたりとハンデ盛りだくさんだ。

 

 

「準備できたよ」

準備体操に能力のちょっとした確認。それを終えた俺は、母親にそう声をかけた。

その後に発せられるカウントダウン。

5秒数え終わったらスタートだ。

 

5

 

4

 

3

 

2

 

1

 

 

 

長く感じられた5秒が過ぎ、カウントが終わった瞬間、父親に向けて走り出した。

 

 




また無理矢理感。
眠いというのもありますが、元々の才能のせいでより酷いものになってる気がしなくもないです。



まず風邪ひいて書かなくて、そのあと勉強があって書かなくて、今は蕁麻疹が酷くて書けません。
気長に待ってくださると嬉しいです。
早く治すんで。
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