みかん少女 ~distrust~   作:Rular

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 はじめまして、Lularです。今回、シリアス系統の小説を書いてみました。かなり暗い話ですが、どうぞよろしくお願いします。


プロローグ&主人公紹介

 ─────朝のニュース見たぞ!

 

 

 

 ─────朝ニュースに出てた人って橘くんの...

 

 

 

 ─────俺たちも襲われるんじゃね!?

 

 

 

 ─────一緒に来んなよ、橘

 

 

 

 ─────誰?お前?

 

 

 

 どうして俺がこんな目にあってる?どうして俺の机に落書きがある?どうしてロッカーに俺の靴がない?

 

 

 

 どうして俺を裏切る?俺が何をした?俺たちは友達じゃなかったのか?

 

 

 

 どうして家に帰っても誰もいない?どうしてお帰りの言葉が返ってこない?

 

 

 

 友情ってなんだ?愛情ってなんだ?

 

 

 

 家族ってなんだ?友達ってなんだ?

 

 

 

 俺はいったい誰なんだ?俺ってなんだ?

 

 

 

 俺が間違っているのか?俺が甘えてるだけなのか?

 

 

 

 きっとそうなんだ。そうに違いない。

 

 

 

 いったい誰が家族は子供を大事にするなんて言った?友達は裏切らないなんて言った?

 

 

 

 常識なんて役に立たない。

 

 

 

 俺が裏切られなければ済む話だったんだ。

 

 

 

 最初から誰にも期待しなければいい。

 

 

 

 誰も信じなければいい。

 

 

 

 俺は自分を捨てた。誰にも本当の自分を見せなくなった。誰にも頼らなくなった。

 

 

 

 当然だろう?

 

 

 

 自分を守れるのは自分だけだし、自分を愛せるのも自分だけだ。

 

 

 

 他人なんて、どうでもいい。

 

 

 

 なのに、お前はどうして俺に関わろうとする?

 

 

 

 俺の心に光を射そうとする?

 

 

 

 俺に好意を持つ?

 

 

 

 俺はお前と話していて分かる。

 

 

 

 お前はきっと良いやつなんだろ?

 

 

 

 お前は俺と仲良くなれていると思っているんだろうな。

 

 

 

 俺を救えると思ってるんだろうな。

 

 

 

 俺に信用してもらえてると思ってるんだろうな。

 

 

 

 でも、無駄な努力だ。

 

 

 

 お前がどれだけ俺と関わっても、俺の目にお前は映っていない。

 

 

 

 お前がどれだけ俺の心に語りかけても、俺に心はない。

 

 

 

 俺は最初からお前のことを、友達だなんて思っていないんだよ。

 

 

 

 高海。

 

 

 

 ※

 

 主人公紹介

 

 

 橘《たちばな》速斗《はやと》

 

 星洋高校 三年生

 

 身長 178cm 体重 61kg

 

 趣味 なし

 

 特技 ピアノ 暗算

 

 好物 パスタ 林檎

 

 苦手なもの カレーライス チョコレート

 

 誕生日 7月16日

 

 血液型 AB型

 

 とある事件がきっかけで10歳のとき人間不信に陥った。人と関わらない訳ではないが、自分から誰かに話しかけることはないため、クラスメイトは彼が人間不信であることを気づいていない。笑顔を見せることがなく、常に無表情で、感情の起伏もかなり少ない。過去の事件から、他人に一切頼らないために、学力、体力、判断力など全てを身につけた。両親がいないため、親戚の仕送りで一人暮らしをしている。絶対的な秘密主義で、自分に関することを一切言わず、他人にも興味がない。

 

 




 自分で書いてて、暗すぎないか?と思いつつも、シリアスを書くのはすごく楽しいです。基本的に主人公と千歌がメインの物語で、二人とも新三年生からのスタートとなります。主人公の過去についても徐々に明かしていきます。ご視聴ありがとうございました。
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