ウルトラマンパワード ~蒼き目の巨人と9人の女神達~   作:カイザー01

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お待たせいたしました、いよいよ特別編スターとです


Chapter 1 ~The First Contact~

~宇宙~

 

ここは何もなき静かな宇宙空間、そこではひとつの未知なる円盤が高速で移動し、その後ろから1つの光が円盤を追い、地球に向かっていた・・・

 

そしてその様子を宇宙ステーションに乗っている者達は見ていたのである。

 

乗組員A「な、なんなんだあれは!」

 

乗組員B「何かの宇宙船なのか・・・」

 

乗組員C「もしかしたら侵略者かもしれないわ・・・とにかく地上に連絡しないと」

 

だがそうすることはできなかった!

 

突如として円盤が光に向かって怪光線を放ち、光の動きを止めたのだ!

 

そして円盤は宇宙ステーションの方へと高速で向かってきて、すぐさまその場に止まったのである。

 

乗組員A「円盤が来たぞ!」

 

乗組員B「一体なにが目的なんだ・・・」

 

乗組員C「もしかして私達人間とコンタクトをとろうとしているのかしら・・・?」

 

だが彼らは知らなかったこの円盤の本当の正体を・・・

 

乗組員A「ん?なんか円盤が変形し始めたぞ!」

 

突如として円盤はその形を変形させてゆき真の姿へと変貌して行く、それはまるで

 

乗組員B「この円盤・・・生き物みたいだな・・・」

 

1つの生物のように変化し始めたのだ、いや

 

乗組員C「いや、違うわ、生きもの見たいじゃなくて・・・生きてるのよ・・・」

 

そう生きていたのだ!

 

そして円盤は生物としての真の姿を現した!

 

UF-0「グゥゥグルゥゥ、グルルルル!」

 

奴の名は通称UF-0、円盤ではなく円盤生物なのだ・・・

 

乗組員A「か、怪獣だと!」

 

乗組員B「まずい、早く逃げないと!」

 

乗組員C「いや、今すぐには無理よ!」

 

そしてUF-0は本能が働いたのであろうか中にいる生物を感知したからのかあごと口を大きくひろげまさに捕食しようとしていた・・・宇宙ステーションの乗組員達を・・・!

 

乗組員A「あの生物は俺たちを喰おうとしているのか・・・、俺たちももう終わりか・・・!」

 

乗組員B「もう逃げ場はないからな・・・、最後に家族に言いたかった・・・、今までありがとうって・・・」

 

乗組員C「今更何を言っても無駄よ・・・最後は快く運命を受け入れましょう・・・みんな、さようなら・・・」

 

乗組員達は死を覚悟し、円盤生物は乗組員達を宇宙ステーションごと捕食しようとしていた・・・そのときだった!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

BGM【Great Friendship】

 

UF-0「グゥゥグルゥゥ、グルルルル!」

 

???「シュワッ!」

 

先程円盤生物の攻撃によって動きを封じられていた光が巨人の姿へと変わり、円盤生物UF-0に攻撃したのだ!

 

乗組員A「こ、今度はなにが起こったんだ!」

 

乗組員B「光の巨人が円盤生物を突き飛ばしたぞ!」

 

乗組員C「彼は一体何者なの・・・?」

 

乗組員達はその光景に目を奪われ、驚き、なにが起きているのが理解できずにいた・・・

 

???「シュワッ!」

 

UF-0「グゥゥグルゥゥ、グルルルル!」

 

そして彼らの戦闘が宇宙空間で始まった!

 

UF-0「グゥゥグルゥゥ、グルルルル!」

 

円盤生物は光の巨人に怪光弾を放った!

 

???「ヘアッ!」

 

だが光の巨人は手の甲でその攻撃を弾き返したのである!

 

???「ダアッ!」

 

そして光の巨人は円盤生物の方へと移動しパンチやチョップの攻撃を繰り出す、だが円盤生物の固い装甲のまえではそれは無力に等しかった!

 

UF-0「グゥゥグルゥゥ、グルルルル!」

 

円盤生物は光の巨人に対してアゴを使って攻撃を仕掛けた!

 

???「イヨァァァ!」

 

光の巨人は両手を使ってあごの攻撃を食い止めるが、それでも円盤生物は光の巨人よりも大きいためパワーはあり光の巨人は追い詰められていた、そして!

 

UF-0「グゥゥグルゥゥ、グルルルル!」

 

円盤生物はその状態から怪光弾を光の巨人に放ったのだ!

 

???「アアッ!」

 

当然両手を塞がれている光の巨人はこれを回避することをできることは出来ず、まともにこの攻撃をくらってしまったのである!

 

UF-0「グゥゥグルゥゥ、グルルルル!」

 

そして光の巨人は円盤生物から離れてしまい、光を巨人を突き放すと、最悪の行動に出たのである!

 

UF-0「グゥゥグルゥゥ、グルルルル!」

 

それは地球に降り立とうとしていたのである!

 

???「ヘァ!」

 

それを察知した光の巨人は円盤生物が地球に降り立とうとするのをを防ぐため、再び円盤生物の前に立ちふさがったのである!

 

UF-0「グゥゥグルゥゥ、グルルルル!」

 

だがしかし円盤生物は光の巨人にそのまま突っ込み、光の巨人を巻き込んだまま大気圏内へと突入しようとしたのである!

 

???「アアッ!」

 

突然のことに光の巨人は対応が遅れてしまい巻き込まれてしまった!

 

そして光の巨人のカラータイマーが巨人に残りのエネルギーが少ないことを伝えるためになり始める!

 

???(このままでは地球人に被害を出してしまいかねない・・・ここは私のエネルギーを使い果たしてでもやるしかない!)

 

???「シュワッ!」

 

UF-0「グゥゥグルゥゥ、グルルルル!」

 

光の巨人は円盤生物を突き放すと自らの光のエネルギーを剣状に変え、それを円盤生物のあごに切りつけた!

 

UF-0「グゥゥグルゥゥ、グルルルル!」

 

光の剣は見事円盤生物に命中し円盤生物の自慢のアゴを切り裂いた!

 

だが、円盤生物はアゴを切り落とされてもなお地球へと向かおうとしていた!

 

???(この状態からでは私の技を出していたのでは間に合わない・・・、ここはあの技を使うしかない!)

 

光の巨人は最後の手段として、腕を十字架のように組み、そこから光を光線状に放つ!

 

???(スペシウム光線!)

 

???「シュワッ!」

 

UF-0「グゥゥグルゥゥ、グルルルル!」

 

光の巨人は円盤生物に光線を放ち、それは見事に命中するが、長時間放たなければ完全に円盤生物を破壊することができないので光線を放ち続ける!

 

UF-0「グゥゥグルゥゥ、グルル・・・ルル・・・」

 

そして円盤生物はついに爆発し、その残骸は大気圏内で完全燃焼していた、だが!

 

???(ここまでみたいだ・・・)

 

光の巨人は力を使いすぎたせいで力尽き、光の巨人はとある海へと落下したのである!

 

そして物語はここから始まる!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ウルトラマンパワード

 

~地球を愛した戦士達~

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(タイトル画面が爆発する!)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ウルトラマンパワード&グレート

 

~地球を愛した戦士達~

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~五時間前・内浦~

 

ジャック「今日も内浦の海は相変わらずきれいだな・・・」

 

彼の名は杉本ジャック、現在内浦の中学生である。

 

今彼は夏休みの真っ最中で、現在ダイビングを楽しんでおり、今は船の上で休憩していた・・・

 

果南「ねぇジャック、そろそろこっちに戻らない?」

 

今海から顔を出したのはジャックの幼馴染みである果南である、彼女もジャックと同じ中学生である。

 

ジャック「いや、いいよもうちょっと海を眺めていたいから・・・」

 

果南「わかった、潜りたくなったら言ってね」

 

そう言って果南は再び海に潜っていったのであった。

 

ジャック「これからどうしようかな・・・」

 

ジャックは悩んでいた、幼馴染みの千歌や曜、果南は夢をもって生きている・・・だがジャックはそんな夢が一切ないのだ・・・

 

だからこそ彼は自分の生きがい、いや夢を見つけたかった、だがそう簡単に見つけられるものではない、なのでいまこうして気分転換にダイビングをしているわけなのだが、それでも見つからずにいた・・・

 

ジャック(果南達が羨ましいよほんと・・・、はぁ、俺には一体なにができるって言うんだよ・・・)

 

そしてときは過ぎ去り、果南と別れ、家に帰っていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~夜・内浦~

 

そして時は戻り夜、ジャックは自分の部屋にいた、ちなみにジャックはとりあえずやっておこうと思ってやっているため成績は良くて運動神経もよく夏休みの宿題はすぐに終わってしまったため暇をもて余していた。

 

ジャック(なんか、おもしろいことないかな・・・、例えば空が何かが落ちてくるとか・・・まぁ、そんなことあるわけないか)

 

と思ったそのときであった。

 

ジャック「なんだあの光は!」

 

ジャックはふと外を眺めていると1つの光が海に落ちていくのを見たのだ!

 

ジャック「よし、あの場所に行くぞ!」

 

ジャックはそう心の中で決めると光の落ちたところに向かうのであった!

 

~光の落ちた場所・真上~

 

ジャック「すみませんおじさん夜遅くに船を出してもらって」

 

果南父「例には及ばんよ、まさかジャック君が光の落ちた場所に行きたいといきなり言うとは思っていなかったからな、思う存分潜ってきなさい!」

 

ジャック「すみませんありがとうございます!」

 

こうしてジャックは光の正体を探るため海へと潜っていった・・・

 

 

ジャックは懐中電灯を手に持ちながら泳ぎ、どんどんと深くもぐっていきおよそ50メートルぐらい潜って海底へとたどり着いた。

 

そこでジャックが見たものは・・・

 

ジャック「ウ、ウルトラマン・・・」

 

一人のウルトラマンであった、だが体が半透明になりかけていてのであるなぜなら

 

ジャック「彼は弱っているのか・・・」

 

彼は先程の戦闘でエネルギーを使い果たしており、まもなく光がなくなり、消滅仕掛けていたのだ・・・

 

ジャック「彼をこのままにはしておけない・・・、そうだ昔テレビで見たウルトラマンは光をエネルギーとしていると聞いたことがあったな・・・この懐中電灯を彼のカラータイマーにあてつづければ・・・」

 

そう思ったジャックはさっそく行動に出た!

 

懐中電灯の光を彼のカラータイマーに照射し、光を送りはじめた、少しずつだが彼の体が透明だったのがだんだんと姿を少しずつ取り戻しているようだった。

 

ジャック「よし、これならいける」

 

ジャックはこのまま巨人を助けることができるそう思っていた・・・が

 

ジャック「まずい、酸素が・・・でも彼を助けないと・・・」

 

ジャックの酸素はずっと潜り続けていたせいで残り少なくなっており、本来ならあがらないといけないがジャックは彼を助けるために自分を犠牲にして助けようとしていたのだ!

 

ジャック(俺には今、彼を助けることができる、彼を助けなければ絶対に後悔する!)

 

ジャックが必死にやっていてくれたお陰なのだろうかだんだんとウルトラマンの姿が半透明からもとの姿に戻りカラータイマーが点滅し始めたのだ、だがしかし

 

ジャック「しまった酸素を使いきってしまった!」

 

ジャックは酸素を使いきってしまったのである。

 

ジャック(俺はやれることはすべてやったはずだ・・・、ウルトラマンを助けるために死ねたんだ・・・悔いはない!)

 

そしてジャックは死を受け入れたのか目をつぶって考えるをやめた・・・

 

そしてジャックによって体を取り戻したウルトラマンはそんな彼をみかね

 

???「私を助けてくれた彼を死なせるわけにはいけない!」

 

彼へその手を伸ばしたのであった!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~ULTRABASE~

 

賢一「ミナ、さっき内浦で大きなエネルギー反応が一瞬おきたが何かあったのか?」

 

ミナ「いえ、分かりません、30分まえほどにも大きなエネルギーを感知しましたがそれと関連しているのかもしれませんね」

 

賢一「そうか・・・わかった」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~翌朝・内浦のとある病院~

 

???「ジャック兄、ジャック兄、ジャック兄!」

 

???「ジャック兄!起きてよ!」

 

???「ジャック!死んじゃ駄目!早く戻ってきて!」

 

ジャック「う、ううん?どうしたんだ曜、千歌、果南?そんなに慌てて?」

 

果南「どうしたもなにもジャックあなた心配停止の状態だったんだよ!」

 

曜「それでジャック兄、果南ちゃんのお父さんに意識を失っているところを急いでこの病院まで運んでもらったんだよ!」

 

千歌「みんな、ジャック兄が死にかけてるって聞いて、心配して連絡があったときは飛び上がってここまで来たんだならね!」

 

ジャック兄「そうなのか・・・」

 

ジャック(おかしい、確か俺はウルトラマンを助けるために懐中電灯の光を送り続けていたはず、そして酸素がなくなって自分が死ぬことを受け入れていたはずなのにどうして俺は生きているんだ・・・?)

 

そして果南はあることに気づく

 

果南「ねぇ、ジャック、あなたペンダントなんて持ってたっけ?」

 

千歌「あっ、本当だ~ジャック兄、これ一体どこで手に入れたの?」

 

ジャック「えっ?ペンダント・・・?あっ!」

 

ジャックはいつのまにかペンダントをしていた、だが、彼には心当たりがなかった

 

ジャック(俺、こんなペンダントつけていたっけな・・・?)

 

曜「もしかしてジャック兄、自分がペンダントをつけていることに気づいていなかったの?」

 

ジャック「あ、ああ俺も今気づいたんだ・・・、それよりもみんなウルトラマンを見なかったか・・・」

 

すると三人は笑い始めた

 

果南「なにいっているのよジャック、ウルトラマンなんて怪獣はこの前倒されているんだからウルトラマンが来るわけないじゃない」クスクス

 

ジャック「いや、それとは別のウルトラマンを見たんだが・・・」

 

千歌「たぶんジャック兄は夢を見ていたんだよ」クスクス

 

ジャック「夢じゃない!、俺は見たんだ!ウルトラマンを!」

 

曜「ジャック兄落ち着いてください」クスクス

 

ジャック「くそー、三人ともからかいやがって」

 

ジャック(俺が見たのは夢だったのか・・・)

 

だが、彼はそれは嘘ではないとは知らなかったのである!

 

そして彼は後に運命が変わることになるのだがそれをまだ知ることはなかった・・・

 


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