ウルトラマンパワード ~蒼き目の巨人と9人の女神達~ 作:カイザー01
~秋田県・八郎潟~
ここは秋田県でも有数のお米の産地でもある八郎潟、もとは湖だった場所を人間の手によって干拓し埋め立てて土地にしたところである。しかしここも
マジャバ「ガァァグルゥゥ!」
オルガノPCBによって突然変異したイナゴの怪獣マジャバによってこの地域はイナゴの軍団に制圧されようとしていた・・・。
希「イナゴがたくさん、それにマジャバまでいるやん・・・」
海未「肥料ひとつでこんなことになるなんて・・・」
真姫「どうなってるのよ・・・」
賢一「最低でも三万匹はいるんじゃないか・・・」
賢一達はこの状況を見て開いた口がふさがらない状態になっていた。
そして四人は恐ろしい光景を目にする。
それは
真姫「肥料をを食べてる・・・」
肥料を主食としている肉食イナゴの姿だった。
その姿はもう稲科の植物を喰らいつくすイナゴではなく、
希「緑の悪魔やん・・・」
文明を喰らいつくす悪魔とでも言っても良かった・・・
そしてさらに恐怖のどん底に落ちそうになる知らせが・・・
ミナ「マスター大変です!マジャバが2体しかも雄と雌の2体がいます!」
海未「に、2体・・・」
そして悪い知らせは続く
ミナ「さらに雌の居る位置に孵化しかけてる卵がたくさんあります!このままではマジャバが大量に増える可能性が!」
賢一「まさか、ここまで適応進化しているのか・・・、希、海未、真姫、俺は今からパワードになって卵を破壊してくる、あとは頼んだぞ!」
希「賢一君気を付けてね」
賢一「パワード!」
賢一は再びウルトラマンパワードへと変身した!
マジャバ「ガァァグルゥゥ!」
パワード「シュワッ!」
【BGM 光の戦士】
マジャバ「ガァァグルゥゥ!」
パワード「ヘアッ!」
マジャバは高速でパワードに頭突き攻撃を仕掛け、それをパワードが受け止めた!
パワード「ダアッ!」
マジャバ「ガァァグルゥゥ!」
そしてパワードは受け止めたマジャバを地面へと投げつける!
マジャバ「ガァァグルゥゥ!」
だがマジャバはすぐさま起きあがり、今度はかまをかまえてパワードに切りかかろうとする
パワード「ヘアッ!」
だが、パワードは前回の戦いでマジャバの行動パターンは見切っており、見事交わすことに成功する。
マジャバ「ガァァグルゥゥ!」
そしてマジャバは攻撃するのに失敗をし、頭から地面へと衝突した!
パワード「ヘアッ!」
パワード(パワードボム!)
パワード「ダアッ!」
そしてパワードは両手の平を突きだしエネルギー光球を放つ技、パワードボムをマジャバに向かって放つ!
マジャバ「ガァァグルゥゥ!」
パワードボムを浴びたマジャバはからだ全体が燃えてその場に倒れた状態となった!
そしてそれを見た肉食イナゴ達は親玉のマジャバを守ろうとパワードへと列を編成して飛びかかってくる!
パワード(狙い通りだな、これなら)
希「今卵を守っているのはメスのマジャバだけやから攻撃するチャンスや!」
海未「パワードが作ってくれたこのチャンス・・・逃しはしません!」
真姫「早く終わらせるわよ!」
実は最初から賢一は肉食イナゴの大群をパワードの方に引きつけ、その間にもう一匹の卵を守っているマジャバを希達に破壊して貰う作戦だったのだ!
パワード(エナジーナックル)
パワード「ヘアッ!ダアッ!」
そして肉食イナゴ達を引き付けたパワードはエナジーナックルを連続で放ち、なれた手つきで次々に群れを壊滅させて行く!
海未「ではこちらも!」
3人はメガ・ウルトライザーを卵を守っているマジャバに向けて構える!
マジャバ「ガァァグルゥゥ!」
メガ・ウルトライザー『パワードの力をロードします!』
真姫「これで終わりよ!」
卵を守っているマジャバは羽がないためかわすことができず、メガ・ウルトライザーの攻撃をまともに受けて巣から少しはなれたところで息絶えたのでのであった。
パワード「ヘァッ!」
そしてパワードは現在肉食イナゴを半分ほど駆逐したところであり、順調にいけばすべてを倒せるはずだった・・・
だがしかし予想外のことが彼らを襲ったのである・・・
卵『ピキ、ピキパキ』
希「な、なぁ、この音ってもしかして・・・」
卵『ピキパキ、ピキパキ』
真姫「いや、希、これは一番最悪なことが起きようとしているわよ・・・」
卵『ピキパキピキパキピキパキピキパキピキパキ!』
海未「二人とも構えてください!来ますよ!」
卵『パリーン!』
予想外のこと、それはマジャバの卵から大量の
子マジャバ「ガァァグルゥゥ!」
子マジャバが放たれることだったのである。彼らはすぐに餌を求めて巣から飛びだったののである、そしてすぐさま向かったのが・・・
親マジャバの死骸である。ハサミ虫が生まれてからすぐに親を餌として食べるように、彼らも親を食べて成長するのである。
パワード(このままでは希達が!)
子マジャバ「ガァァグルゥゥ!」
希「こ、こんなのきりがないやん・・・」
希達は襲いかかってくる子マジャバ達に対してスーパーガンで応戦するが、数が多く、3人では対応できるはずがなかった・・・
パワード「ヘアッ!・・・アァァ!」
パワードは3人を助けようとするが肉食イナゴと子マジャバによる集団攻撃によってそれどころでは無くなったのである!
真姫「まずいわね・・・、ここで食べられるのだけはいやわね・・・」
海未「怖いことを言わないでください!」
子マジャバ「ガァァグルゥゥ!」
子マジャバ達は希達の方へと刻々と迫ってきており、希達の命も後僅か・・・
と思われたそのときであった!
ミナ「みなさん、地底から高熱反応を探知しました!警戒を!」
ミナの声が流星バッジから聞こえたその瞬間
ゴゴゴゴゴゴゴ
突如として地面が揺れ始めた!
希「今度はいったい何が起こるっていうんや!」
そして地面が盛り上がり、なかから
???「グァァァァーアー」
新たな怪獣が出現した!
【BGM 戦闘母艦 スカイハンター】
???「グァァァァーアー」
そして新たな怪獣は空を飛んでいる肉食イナゴを見ると・・・
???「グァァァァーアー」
角から熱線を放ち!一瞬にして大半のイナゴを焼き付くしたのである!
そして
子マジャバ「ガァァグルゥゥ!」
子マジャバ達は仲間のピンチをしり肉食イナゴ達を従えてパワードや希達ことは後回しにして怪獣へと向かっていった!
海未「ミナさん!あの怪獣は!」
ミナ「あれは・・・、ありました、あの怪獣の名はパワードザンボラー、依然パワードと戦ったことのある怪獣です!そしてあの怪獣もどうやら地球にいた怪獣のようです!」
真姫「なんでこのタイミングでやって来るのよ!意味わかんない!」
パワードザンボラー「グァァァァーアー」
子マジャバ「ガァァグルゥゥ!」
子マジャバ達はパワードザンボラーを囲むように飛び回り、そのあとパワードザンボラーへと突撃していったのだが・・・
パワードザンボラー「グァァァァーアー」
突如としてパワードザンボラーの咆哮が辺り一面に轟いたかと思うと
子マジャバ「ガァァ・・・グルゥゥ・・・」
子マジャバ達、そして肉食イナゴ達は突如として自然発火し、燃えはじめて地面へと落ちていた!
真姫「私たちが苦戦していた相手を一瞬で・・・」
そしてパワードザンボラーは残りの肉食イナゴ達すべてを、自らの放つ熱線で、打ち落とし、その力を周りのにいる者達へと見せつけると
パワードザンボラー「グァァァァーアー」
希「まずいやん!こっちに来る!」
希達の方向へと進行し始めた!
海未「!、スーパーガンが当たりません!」
海未は先程からスーパーガンをパワードザンボラーに向けて放つが、すべて軌道がそれてしまう!
ミナ「海未さん、いくらやっても無駄です!怪獣の放つ熱が空気をあたため、光屈折が起きているのですから!」
海未「そ、そんな・・・」
パワード「シュワッ!」
とっさにパワードは希達の前へと跳び移り、パワードザンボラーの動きを止めようと向かっていく!
ミナ「皆さん、あの怪獣の近くは500℃近くあって危険です!パワードが足止めをしてくれている隙にULTRABASEへ帰還してください!」
海未「5、500℃もあるんですか!どおりでイナゴ達が自然発火するわけですね・・・」
真姫「感心している場合じゃないわよ!逃げるわよ!」
希「けど賢一くんが!」
ミナ「マスターなら大丈夫です、先に帰還をしてください、命が大事ですから。」
そういわれて希達はULTRABASEに通じる地下エレベーターに乗って先に撤退をする!
パワード「ヘァッ!」
パワードザンボラー「グァァァァーアー」
パワードはパワードザンボラーを押し、止めようとするがパワードザンボラーの力も同等のもので、両者一方に力負けする気配がない。
パワードザンボラー「グァァァァーアー」
パワード「アアッ!」
だがパワードザンボラーは自らの体温を急激にあげ、パワードが触れられない温度にして、パワードを突き放した!
そして、周りの気温も上昇し、周りの木々や草花、民家などが自然発火し、ガソリンが入った機械類などは爆発する!
パワード(暑いのに対抗するにはこれだ!)
パワード(ウルトラフロスト!)
パワード「ヘァッ!」
パワードはての先から放つ冷凍光線、ウルトラフロストを放ち、パワードザンボラーの体温を下げようとする・・・が!
パワードザンボラー「グァァァァーアー」
パワードザンボラーには全く効いておらず、逆に体温をあげていく!
パワードザンボラー「グァァァァーアー」
パワード「アアッ!」
そしてパワードザンボラーは再び角から熱線をパワードに向けて放ち、熱線を受けたパワードはその場に倒れてしまう!
ピコーンピコーンピコーンピコーンピコーン・・・
そしてパワードのカラータイマーが赤く点滅し始める!
パワード(このままでは大きな被害が出てしまう・・・ここで食い止めないと・・・)
パワードは再び立ちあがり、そこからメガスペシウム光線の撃つ体勢に入る!
その光景をULTRABASEのモニターから見ていた3人は
海未「あの怪獣に光線は効かないのでは!」
真姫「賢一も何か考えがあって放とうとしているはずよ!」
希(お願い賢一くん、勝って!)
パワード(今だ!)
パワード(メガ・スペシウム光線!)
パワード「ヘァッ!」
パワードは右に少しずらしてメガ・スペシウム光線を放つ!
海未「何をやっているんですか!このままでは外れてしまいます!」
真姫「いや、これでいいわ」
海未「何をいっているんですか真姫!正気ですか!」
真姫「よく見なさいよ、あれを!」
するとメガ・スペシウム光線の軌道が左に曲がっていき、パワードザンボラーへと命中する!
海未「始めからパワードと賢一はこれが狙いだったんですね・・・」
真姫「これで、終わったわね、すべてが!」
そう思った次の瞬間!
希「あ、あれは・・・!」
パワードザンボラー「グァァァァーアー」
何事も無かったかのようにパワードザンボラーはその場にいた!
パワード(き、効いていない!)
パワードザンボラー「グァァァァーアー」
パワード「アアッ!」
そしてパワードザンボラーの熱線が再びパワードに命中し、エネルギーが残り少ないパワードはその場に倒れてしまう!
パワード「アアッ・・・」
そしてパワードの姿はそこから消えていった・・・
希「そ、そんなパワードが負けた・・・」
パワードザンボラー「グァァァァーアー」
そしてパワードザンボラーは再び進み出したのであった・・・
~数分後・ULTRABASE~
パワードの敗北後、賢一はULTRABASEへと無事に帰還してたが、体はボロボロだったため真姫の応急処置を受けていた。
賢一「す、すまないな真姫、手厚く治療してもらって・・・」
真姫「別にいいわよ、賢一が戦ってくれたお陰でこうして無事に帰ってこれたわけだし・・・にしてもあの怪獣はいったい何なの!強すぎるわ!」
海未「そうですね、今回の怪獣も、バルタン星人のものではないらしいのですが、あの怪獣はなぜこのタイミングで出現したのでしょうか・・・?」
賢一「俺もそれを調べているが分からずじまいなんだ・・・すまない」
希「賢一君は悪くないんや!やけど、あの怪獣のことを知る手掛りはないしな・・・」
???「それは違いますよ、スピリチュアルお姉さん」
希「ヒッ!」
突如として希の肩に男の顔が乗っていた!
海未「希から離れなさい!」
???「おっと、危ないですね、レディが暴力を振るものじゃないですよ」ニヤリ
謎の男は海未の攻撃を見切っていたかのように避けた!
賢一「ハァッ、相変わらず闇のしぐさをするんですね・・・」
真姫「賢一、何か知ってるの!」
賢一「知ってるよ、俺と前、一緒に戦ってくれた人だからね・・・自称紳士のジャグラーさん」
ジャグラー「6話以来だな・・・賢一」ニヤリ
希「どこが紳士や!ただの変態紳士や!」
ジャグラー「失礼ですねお嬢さん、せっかくあの怪獣達に関するものを持ってきてあげたというのに、今回はなかったことにしましょうかね」ニヤリ
賢一「ジャグラーさん、何かあの怪獣について知っているんですか!」
ジャグラー「知ってるも何もちゃんと手掛りはこの世界にあったからな」
賢一「!、それってまさか!」
ジャグラー「そう、お前もよく知っている・・・」
ジャグラー「大平風土記だ!」
その頃マリアナ海溝の奥底ではとある者の封印が解かれようとしていた・・・
???「ゲォォォ、ゲォォゲォォォ」
そして木星の付近では・・・
???「ガァァァ」
とあるものが高速で地球に接近してきていた・・・まるで、
パワードザンボラー「グァァァァーアー」
パワードザンボラーに呼び寄せられるかのように・・・
To be continued ・・・