アイドルとプロデューサー。あとマネージャー   作:通りすがりのぬこ様

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ドッキリは用法・用量を守ってお使いください

 

 

やっほー♪カリスマギャルにしてアイドルの城ヶ崎美嘉だよー☆

 

アタシは今、プロジェクトルームで宿題をやってるんだ。

 

ただ、正直ここほど宿題をやるのに向いてない場所はないと思うんだよねー。今日みたいに全員が集まってる日は特に。

 

アタシは周りが賑やかでも大丈夫なタイプだから問題ないんだけどさ。

 

 

番M「というわけで、ミッションの内容は以上。もうすぐ作戦時間だ。総員、作戦準備。各隊員の健闘に期待する!」

 

フレ「総員、敬礼!ビシッ」

 

志希「ビシッ!」

 

 

今日もまた、賑やか要員が何かやらかそうとしているわけで。

 

マネージャーとフレちゃんと志希の3人はいつも通り。今回は凛と加蓮の二人も参加していた。

 

 

美嘉「ねぇねぇ。奈緒は混ざらないの?」

 

奈緒「混ざらないって。あとで怒られるのは目に見えてるし」

 

美嘉「たしかに」

 

奏「今回のは悪質な部分もあるから、ちょっと本気で怒るかもね」

 

周子「そう思いつつも止めようとはしない奏ちゃんであった」

 

 

そうこうしていると、マネージャーのスマホが一瞬鳴った。

 

 

番M「偵察隊からの連絡だ。あと30秒以内に来るぞ」

 

 

なんかもう一人、参加しているのが居るみたい。

 

部屋の中に妙な緊張感が漂い始め、大体30秒後に扉が開いた。

 

 

凛「加蓮!しっかりしてよ!加蓮ッ!!」

 

加蓮「ごめんね…凛……アタシ、もう……ダメ……みたい………」

 

番M「諦めるにはまだ早い!トップアイドルになるんだろ!?なら諦めるなよ!足掻けよ!」

 

フレ「シキちゃん!シキちゃんの力でどうにかならない?」

 

志希「う〜ん……できなくはないけど、病状を正確に把握しないことには手が出せないかなぁ。間違った薬を投与しちゃうと逆効果だから」

 

 

プロデューサーが入ってきたと同時に加蓮が倒れ、周りが騒ぎ始めた。

 

今でこそある意味元気が有り余るぐらいになったけど、アイドルを始めたばかりの頃は病弱気味だった加蓮。

 

今でも稀に倒れたりする、そんな加蓮が倒れたとなると、結構ガチめな一大事。

 

それが今、プロデューサーの目の前で‘再現’されているわけだけど、そんな加蓮たちをプロデューサーはどこか冷ややかな目でしばし見つめたあと、

 

 

ピポパ。

 

 

青P「あっ、須郷P。お願いだけどちょっと柳さん呼んd」

 

りんかれ『ちょっと待ったあああ!!!』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

青P「なるほどなるほど。北条が急に倒れたというドッキリを仕掛けて、俺がどういう反応をするか試そうとしたと。なるほどなるほど」

 

 

凛と加蓮が止めに入って数分後。

 

仁王立ちするプロデューサーの前に、首謀者を除くメンバー全員が正座させられていた。

 

ちなみに、首謀者は今、早苗さんに連れられてきらりんルームへ移送中。

 

正確には霧島Pの部屋なんだけど、きらりちゃんを担当してるからそう呼ばれてる。

 

あそこ、きらりちゃんちゃんに負けないぐらい霧島Pのキャラクターが強烈なんだよね。それにきらりちゃんと霧島P、どっちも面倒見が良くて真面目だからか、「問題起こした奴はいったん霧島班に預ける」みたいな風潮がある。

 

ちなみに、アタシの妹を担当してるのが霧島Pだから、実は顔馴染みだったりする。見た目はすごく怖いけど、実はすごく優しい人なんだよね。

 

 

青P「で、俺のリアクションはどうだった?」

 

凛「えっと……」

 

志希「予想通りでつまんなかったー」

 

青P「一ノ瀬、お前は今日から一週間嗅ぐの禁止な」

 

志希「誠に申し訳ございませんでした」orz

 

 

あの志希が土下座してる……この二人の関係ってちょっと謎なところあるんだよねぇ。

 

知り合ってまだ日が浅いみたいだけど、なんか仲良いし。プロデューサーの言うことは聞くし。

 

 

奏「でも、あまり驚いてるようには見えなかっけど」

 

 

たしかに。冷静に状況を見極めた感じで清良さん呼ぼうとしていた気がする。

 

 

青P「ん?そりゃぁ、他の奴らが慌ててないのを見ればすぐに演技だって分かるだろ」

 

加蓮「ほら。だから奈緒も手伝ってって言ったのにー」

 

奈緒「嫌だって言ったろ。怒られたくないし」

 

フレ「この中に一人……裏切り者がいる!」

 

周子「一人どころじゃないけどね。そもそも裏切ってないし」

 

青P「まったく。もし俺以外の奴だったらどうするつもりだったんだ?」

 

フレ「それならミオちゃんが連絡してくれてたから大丈夫ー」

 

青P「ほう……誰かに後をつけられている気はしたが、そうか……本田だったか……」

 

 

あー。マネージャーが言ってた偵察隊って未央のことだったんだ。

 

 

青P「お前らな、ドッキリするなとは言わんがネタを選べネタを。今回のは正直言ってタチが悪いぞ」

 

4人『ごめんなさい』

 

青P「俺じゃなくても柳さん呼ぶレベルだからな」

 

加蓮「もう。それはいくらなんでも大げさd」

 

青P「まだ身体作りの段階で無茶して病院送りになったバカはどこのどいつだ?」

 

加蓮「……私です」

 

青P「夏場のレッスンで脱水症状起こして倒れたのは?」

 

加蓮「私です」

 

青P「勝手に無茶なダイエットして倒れたのは?」

 

加蓮「私です」

 

青P「体調云々に関するお前の信用度は低いんだよ。それくらい分かれよバカタレ」

 

加蓮「ごめんなさい」

 

 

 

奏「2つ目と3つ目は知ってるけど、1つ目は初耳ね」

 

美嘉「まだアタシと凛たち3人しか居なかった頃の話だしね」

 

奈緒「トラプリが結成する前の時だよな。あの時はホント焦った」

 

 

 

青P「いいか、次また同じことやったら今度は問答無用で柳さん呼ぶからな」

 

4人『もう二度としません!』

 

 

 

周子「今の脅し方ってどうなんだろ?」

 

奏「本人が知ったら良い顔はしないでしょうね」

 

奈緒「でも効果は抜群だよな。あの人も今回の件知ったら怒りそうだし」

 

美嘉「元看護士だしね。それにプロデューサーとは違う意味で怒らせるとこわいし」




マネージャーと志希とフレデリカ
青羽班の問題児三人衆
イタズラ・フリーダム・失踪のエキスパート

須郷P
346プロのプロデューサー
担当は柳清良、森久保乃々、関裕美、白菊ほたる。元霧島班のマネージャー
グレーのスーツに花柄のシャツ、金髪にピアスとどう見てもチンピラ
口も非常に悪く、アイドルをよく怖がらせている
性格は実直で生真面目。沸点は低めだが手をあげることはしない

霧島P
346プロのマネージャー
担当は諸星きらり、城ヶ崎莉嘉、赤城みりあ、木村夏樹、向井拓海、藤本里奈
白のスーツに赤いシャツと格好が明らかにそっち系
顔も厳つい、声も低い、性格も寡黙と重みのある威圧感を放っている
某アクションゲームのあの人ではありません。

鬼竜班
いろんな意味で個性の強いチーム
周りからは収容所や更生施設のような扱いをされている

青Pと志希
この2人は他の面子と違って少し特殊な出会い方をしている
いずれ、出会いや関係性について話の中で掘り下げる予定

「この中に1人、裏切り者がいる」
お前やろ?
フッ、バレちまったらしょうがない
お前やー!

ちゃんみお
あの後、担当P経由で罰を受けました

「アタシと凛たち3人しか居なかった頃の話」
青羽班の最古参は凛と美嘉。
次いで加蓮、奈緒、奏、周子、フレデリカ、志希の順

柳清良
きよらさんこっちです
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