気付いたらvividはアニメ化してますし……
これを機にvivid軸の小説が増えるかもですね!!
では、クロムくんsideからどうぞ!
高町ちゃん対アインハルトさん、ティミルちゃん対ウェズリーちゃん、ミルテ対エリオ、アス対フェイトさん、スバルさん対ノーヴェさん、なのはさん対ティアナさん、アルピーノちゃん対ルシエちゃん。
アスとミルテが本来の相手とは違う相手に割り込んだのはイレギュラーだけど、まぁそこら辺はあの二人にとって些細なこと。
この戦いに戦力差はほとんどない。あるとすれば高町ちゃんとアインハルトさんの組み合わせくらいだ。あの二人の実力差は大きい。拳だけで昇ってきたアインハルトさんと魔法とストライクアーツを両立して昇ってきた高町ちゃん。聞いただけなら高町ちゃんの方が有利に聞こえるだろう。
でも、アインハルトさんには諸王戦乱の時代を拳で駆け抜けた覇王の記憶と
ここまで高町ちゃんはアインハルトさんに対して二敗。内一回は惜しくも負けてしまっている。でもあの試合は僕が煽ったことにより、アインハルトさんは本気で戦った。最初こそ拮抗していたが、一手違いでアインハルトさんが勝った。言い方を変えれば一手高町ちゃんの方が早ければ高町ちゃんは勝っていた。これは経験の差だろう。
そしてこの三戦目。魔法ありの格闘戦。魔法は器用な高町ちゃんの得意分野でもある。さて、どこまで見せてくれるかな?
「ソニックシューター・アサルトシフトッ!(この距離であの構え、まるで隙がない。なら速い弾幕で隙を作る!)」
「覇王流“旋衝破”」
アインハルトに向かって無数のシューターが飛んで行く
(あの弾幕を避けるなら左右か上に逃げるしかない。なら逃げた瞬間は隙が出来るはず! 弾幕を隠れ蓑にしてそこを狙う!)
「……」
ゆらぁっと腰を下げ受けの体勢を取るアインハルト
(よし。受けに入ってくれるなら、回り込める!)
ヴィヴィオは周り込む為に足場から逸れる
「無駄です」
アインハルトは向かって来ていたシューターすべてを素早い動きで受け止めてしまう
「いっ!?(受け止めた!?
「覇王流」
そして受け止めたシューターをそのまま、
(これって、まさか!?)
「旋衝破」
ヴィヴィオに投げつけた
「くっ」
そんな手段など考慮してるはずもなくそのまま直撃してしまうヴィヴィオ
(
直撃により煙をすぐさま払うが、一瞬のうちに接近を許したアインハルトの追撃を受けて下に落ちてしまう
「なにあれ!? すっげーっ! 弾丸反射!?」
いつの間にかメガーヌさんにシスターセインが近くに来ていた
「いえ、あれ弾丸反射でも
「ええ。ただ、
「え、いや。そんなの可能なの?」
まぁ普通では考えられないことだからね。そう思うのは仕方ない
「
「ですが、アインハルトさんの年齢を考えるとあの完成度は恐ろしいですね。どれだけ自分を虐め抜いたのか」
ともかく、これで高町ちゃんのLIFEは三桁。アルピーノちゃんなら下がらせるでしょうね。今大事なアタッカーを失うわけには行きませんし……
そして、手の空いたアインハルトさんが向かうのは
「やはりなのはさんか」
モニターにはなのはさんに向かうアインハルトさんが映しだされる
「うわー。覇王っ子の奴、大丈夫か? 格闘一辺倒であの人と戦うと」
「まぁまず捉えられるでしょうね。あのように」
一瞬にしてアインハルトさんの右腕がバインドで捕えられ、動きを押さえられる
「なのはちゃんの必勝パターンね。あれでピンクがトラウマになった子は何人いるのかしら?」
「相当な人数じゃないすっか?」
「……斬れないことないかも」
《少なくとも今のマスターでは斬れませんよ。今の、ですけど》
「「え」」
《「え」》
(読まれているようで全然通らない。でも、攻撃を続ければっ……!)
アインハルトの一撃がなのはの防御を崩す
(開いた! 右拳廻打、入る!)
「甘いよ」
確信を持って打ったアインハルトの拳は空中で止められた
(バインド!?)
(
なのはは少しだけ後ろに下がり、収束を開始する
(砲撃。避けられない。防御!? いや、無理がある―――)
その時、頭に一日目の事がよぎる
「エクセリオン―――」
(脱力した静止状態から、足先から下半身へ、下半身から上半身へ。そして――――)
「回転の加速で拳を
そう。ヴィヴィオ達が見せた水切りだ。そして
打撃の威力でバインドが砕け、その余波がなのはに当たり、ダメージが入る
「!?」
周りも驚きの表情を浮かべる
だが、なのははすぐに体勢を直し、砲撃を発射する
「っ」
一瞬の判断で横に避けるアインハルト。
だが、砲撃を避けることに専念したことにより
「ストライク・スターズ!!」
上に回ったなのはの本命の砲撃に飲み込まれた
「うわー……。覇王っ子の奴、大丈夫か? もろに入ったじゃん」
「LIFEは全損してないですね。まぁそれでも一気に戦闘続行不可まで追い込まれてるけど」
アインハルトさんのLIFEは二桁しか残ってない。これによって回復に専念させられることになる。貴重なフロントアタッカーが動けない。かく言う高町ちゃんの方は四桁まで回復した
「ティアナさんが動きますね」
アインハルトさんがなのはさんを抑えていた間に準備した弾丸を放ち、周りの敵メンバーにダメージを与える
その隙にルシエちゃんがアインハルトさんを自分の下に召喚する
「ねー。奥様。覇王っ子はさっき何したの? さっぱりなんだけど」
「脱力状態から加速と炸裂点を調整する撃ち方を極めると、いろんな応用がきくようになるのね」
「アインハルトさんがやったのは静止状態から全身を使った加速で全威力を炸裂させる撃ち方です」
昨日、ミルテに聞いた水切りってのが基盤になっているのも知れない
「そう。極めればシールドもバインドもアインハルトちゃんの前には意味を成さなくなる。
―――繋がれぬ拳、【アンチェイン・ナックル】が出来上がるわ」
「ほえー。覇王っ子の奴、そんな技を……」
まぁ一つ言えることは
「バインドされて必殺級の一撃を喰らってもそれをカウンターバインドに繋げる無茶ぶりをやってるアインハルトさんが少し無茶をする回数が減っただけですね」
《ストラトス様は若干脳筋の気がありますからねー。さらにバインドを力任せにぶち破るって言う脳筋技が増えただけかもですね》
「お前ら容赦ねぇな」
「あらあら」
状況としては数の均衡が崩れ、青組が詰めるなら絶好のタイミング。どうやら、アルピーノちゃんが何か悪巧みしてるみたいだし。これは決着ついたかな?
「ちょっと早いけど、仕方ないわね。ヴィヴィオ、行ける?」
「行けるよ! ルールー! これだけ回復してれば十分だよ!」
ヴィヴィオの言葉を聞いて満足気に頷くルーテシア。そして、青組全員に通信を繋いだ
「青組のみなさん。予定より少し早いですが、作戦発動ですッ!」
「「「「「「了解!」」」」」」
急速にルーテシアの下に向かっていたノーヴェの前にヴィヴィオが立ちふさがり、その後ろから追いついて来たスバルも応戦
ミルテと戦っていたエリオは自前の速さを活かして離脱し、アスとフェイトの下に向かう。そしてそこになのはの姿も……
キャロとアインハルトの下にはルーテシアとリオがつき、エリオを追いかけてきたミルテを離脱したアスが抑えた
「2on1!」
「ルー! あたしとコロナを無視するなんていい度胸じゃない!?」
「うっふふ? 度胸じゃなくて、知性の勝負♪」
そう言って周りを見渡すルーテシア
「前中衛は息の合ったコンビ同士! 狙った相手を一人ずつ速攻で潰す。そして、わたしとリオは中距離から
「俺はミルテの足止め……」
「これが青組必勝の策!」
意地の悪いルーテシアらしい作戦だと誰もが思うものだった
「アインハルト! 防護バリアで守るからそこでじっとしててね!」
「ですが……」
「大丈夫! 紅組メンバーはそう簡単に落ちたりしないから! そうだよね、コロナ!」
「その通りです!」
「形勢が傾いたね」
「うお!? 紅組ピンチだぞ!? ティアナとコロナ、フォローに行かねぇと!」
「そうよねぇ。でも、ティアナの考えは違うみたいよ?」
「みたいですね。ここからがティアナさんの腕の見せ所ですね」
執務官でありセンターガードであるティアナさんはよく頭が回る。アルピーノちゃんが何か仕掛けてくるのは重々承知のはず。ここで終わるわけない
(開始12分。戦闘空域の
ティアナは立っていたビルから飛び降り、路地裏へと身をひそめる
(数の均衡が崩れ、向こうが固まってくれている今が逆転の一撃のチャンス!)
そう思考を巡らせる中。やはりこの人は気付いていた
(ティアナが姿を消した!? どこかで一撃を狙ってるかもしれない。まぁこれだけ固まってるからね。でも、それならこっちも)
「紅組各員、作戦通達!」
「青組各員! 作戦通達!」
「防戦しながら戦闘箇所をなるべく中央に集めてください」
「「
その様子を防護バリアの中から見ているアインハルトはいち早く、この気配を察知していた
(怖い気配がする。この乱戦、意外と早く決着がつくかも知れない。
こんな後方じゃなく前線に立っていたい。さっきの一撃、私の覇王流
もっともっと確かめたい―――!!)
前回のあとがきで模擬戦と合宿を終わらせると言っていたんですが、あまりにも長いと思ったので、分割させていただくことになりました!
もしかしたら、あと二話くらい合宿の話が続きます
早くIM組を書きたい……!!
次回は模擬戦の合間と模擬戦終了。IMの事について触れれたらいいなーっと思ってます!
感想、評価、誤字報告、指摘待ってます
では次のお話で……