ここに一つ、WarThunderというゲームがある。
第二次大戦を題材にしたウォーシミュレーションゲームだ。
つい70年前まで 争いをもたらし、人を殺め、人を守り、己が信じる正義を貫き、平和をもたらす
そんな任務についていた鉄の機械 --飛行機や戦車、艦船を操るゲームである。
現代、平和の中にある人々にとってこのゲームは命を懸けるようなものではない。
画面を通して世界中の人と、一つのゲームができるという平和を感じる事ができる手段である。
―――しかし、たかがゲームだと思っていたWarThunderに…詳しく言えばWarThunderの中にいるパイロット…人間たちに意識、記憶、そして壮絶なドラマがあることが発覚した。
以前よりプレイヤ―から 『惑星WarThunder』等と言われていたが、彼らにも歴史と呼べるものがあることが発覚したのである。
この小説は、そんな彼らが付けたであろう日誌を記している。
惑星WarThunder 戦時日誌 1日目
今日、私は混成軍 ”ウナラーナ”第6混成部隊に入隊した。 この混成軍とやらはいわば傭兵集団である。
この世界の国は単純な歩兵や牽引可能な比較的軽装の兵器のみを軍事力として持っている。
したがって我々傭兵が正式な軍隊として機能しているのだ。
とはいっても我々は傭兵。一つの国に留まるをしらず、雇い主によって仕事が変わる。
今日爆撃機に乗って、イギリスの街を爆撃する任務に就こうが、明日戦車に乗ってノルマンディー上陸作戦に参加することだってある。 どうやらこの世界の『国』は戦争の結果にさほど興味がないらしい。が、やるからにはしっかりと仕事をするのが我々傭兵の役目だ。
…偉く口を叩いてみたがいいが、私は戦争等知らない。基礎訓練を終えるまでは戦車に乗れと言われても、どこを掴んで登ればいいのか… 飛行機に乗ってみろと言われても、タラップが無ければ乗り降りできないほどのひよっ子だった。 祖父の書籍で学んだ無駄な知識だけはあるのだが。
そんな私でも傭兵になれたのは理由がある。
この第6混成部隊は新規に開設された小隊であるからだ。
分隊長「英国軍からの依頼だ。今すぐ戦闘機に乗って出撃する! 今日は新人もいるが、大事な機体を敵地で 落としてくるなよ!」
分隊長のジョーク交じりの声が響き渡る。 初日からパラシュート降下なんて考えたくもない。
分隊長「さて…貴様!マツムラ! 複翼機の訓練は終えたな?」
書き忘れていた。 私の名前はマツムラである。
マツムラ「はっ! 終えています!」
分隊長「よし 今日はグラディエーターに乗って出る!」
ビック「”ひよっ子”、俺の足を引っ張るなよ?」
分隊長「そう苛めるな、ビック。お前だってな…」
ビックは私より2つ上の先輩である。我らがウナラーナのエース部隊とやらから来たらしいが、なぜ”ひよっ子”第6部隊にいるのかが疑問だが。
分隊長「よし、いくぞ!」
今日から私の傭兵稼業が始まる。
wt戦闘日誌、連載スタートです!
このサイトにたどり着くまで紆余曲折色々とありましたが…
趣味の範囲で、精一杯書きたいと思いますのでよろしくお願いします!
追記
一ページ1000字以上必要との事で一つ一つが長くなります。
読んで疲れないようにわかりやすく纏めていきたいですが、もともとチマチマ上げるつもりだったのである程度は許容してください(笑)