ソードアート・オンライン〜Visitors from Arks〜   作:ドゥドゥユ゙ル゙ザン゙

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(◞≼☉≽◟◞౪◟◞≼☉≽◟)
少々寝不足でございます。

なんか話を重ねる毎に自分の文章力が下がっていってる気がします(´・ω・`)


第四話『Complete first layer 』

2022.12.3

 

ピピピッ…ピピピッ

 

午前9時、部屋に目覚ましの音が鳴り響く

 

「んんん〜朝か…こっちに来てから目覚めが比較的良くなったんだがゲームの中だからか?うん、多分そうだ。」

 

朝っぱらから自問自答をする中、隣も目が覚めたようだ。

 

「おはよう、キリト」

「…おはよう、サイカ」

「起きたばっかのとこ悪いが、準備するぞ」

「あぁ、分かった」

 

服を着替え、昨日買っておいたアイテムを再確認し、武器を装備すると宿を出て集合場所である昨日攻略会議があった場所に移動する。

集合場所に着くと既にたくさんの人が集まっておりそこにアスナの姿もあった。

 

「よう!アスナ、昨日はしっかり寝れたか?」

「サイカさん、キリト君、おはようございます。お陰様で気が楽になりましたしよく寝れました。」

「おはよう、俺もサイカのおかげで久しぶりにゆっくり寝ることが出来たよ。改めてありがとう。」

「困った時はお互い様だからな、解決できたんならよかった。今日は大事な日だ気合い入れてくぞ。」

「「「えいえいお〜」」」

 

そこにディアベルからの合図がかかる。

 

「みんな準備は出来たかな?…これより第一層攻略を開始する。第一班から俺に続け、それじゃあ、移動開始!」

『おーーーー!』

 

ん〜この大人数の感じ、アークスでは体感できない爽快さを感じるな。あっちの頃は多くて12人だったからな、30人以上は初めてだ。

 

「俺たちは七班だから最後尾だな」

「そうみたいだな」

「ボスは逃げませんし、安全第一でいきましょう」

「うっす、了解」

 

~団体移動中~

 

道中とダンジョンでは数十体モンスターが出てきたものの大人数でかかればどうってことは無い苦戦はほぼない状態だった。

そして、今現在俺たち攻略組はボス部屋前で最後の休憩をとっていた。

 

ガヤガヤガヤガヤ

 

「ようやくだな」

「えぇ、そうね」

「これを突破できれば、始まりの街に残っている者達の道になるはずだ。」

 

休憩も終わりディアベルら第一班によってボス部屋の扉が開かられた。それと同時に真っ暗だった部屋の中に火が灯りボスが姿を表したのだった。

しかし、攻略組の1人がその異変に気づき声を上げた。

 

「あ、アレなんなんだよ。情報と違うぞ!取り巻きはコボルトじゃなかったのかよ!」

 

全体に同様が走りざわめきだした。

それは、キリトとアスナも同様だった。しかしサイカだけは違ったのだ。

 

「なんでいるんだよ…ダーカー!」

「なんなのあれ!」

「サイカ、あのモンスター知ってるのか?!」

「知ってるも何も俺と関係していることなんでな…この戦いが終わってから必ず話す、でも今は手伝ってくれないか?」

「分かった、必ず話せよ」

「そうよ、必ず話してよね」

「分かった…ディアベルさん、あのモンスターは俺たちにやらせてくれないか?」

「だ、だが未知のモンスターに3人では…」

「パターンを知ってると言ったら?」

「な?!そ、そうか、なら任せた。」

「ありがとう、ディアベルさん」

 

キリトたちに近づき詳細を説明する。

 

「あの黒いモンスターの名前はダガン、前足の鉤爪での斬撃が主な攻撃だ。弱点は中心の赤いコア、今回はエルだから攻撃力が普通と比べて高いはずだ。しっかり見て避けるように。俺が一体やるからもう片方を二人でやってくれ」

 

2人とも分かったようで頷いてきた。

 

「じゃあ、始めようか。OKです、ディアベルさん」

「分かった。全員位置につけ作戦通り行くぞ、戦闘開始!」

 

合図と共に皆一斉に走り出した。

 

「俺らも行くぞ。」

「「はい」」

 

ボスに釣られ前線と交戦しそうになったダガンを透明なフォトンで引き寄せ戦闘を開始する。

 

数ヶ月ぶりのダーカーとの戦闘だ。武器は違えど戦えることには変わりない。他はボスに必死だから最悪PAを使えばいいさ、緊急事態だモンクは言わんだろう?

 

ダガンの攻撃に合わせてパリィを入れつつ的確にコアを攻撃していく。

いくら身体能力が現実より低いからと言っても重いのを食らうことは無いな、ダガンくらいならこんなものか、流石にディカーダ辺りが出てきたら苦戦しそうだがな。

カスリはするものの体力ゲージはまだ緑のまま、それに対してダガンはゲージが赤になっていた。

 

「これで終わりだ…絶空」

 

振り抜いた攻撃はコアにクリティカルヒットし、ダガンは光になって消滅した。

こんなものか、お。キリトたちにも終わったようだな

 

「どうだった2人とも?」

「一撃で1/10持ってかれた時は焦ったけど問題なかったぜ。」

「動きが虫みたいで気持ち悪かったです。」

「そりゃそうだろう、こいつらモデル蟲なんだから」

「「やっぱり」」

「それよりボスだ、もう体力1/4切ってるけど油断出来んからな加勢するぞ。」

 

3人はボスへと走り出し、ディアベルらと合流する。

 

「待たせたなディアベル、今終わったところだ。」

「君たちもう倒したのか、しかしありがたいもう少しなんだ。よろしく頼む。」

 

一つ一つ相手に隙を見せないようにして技を打っていく。

しかし、最終ゲージ終盤に差し掛かると状況は一変する。

ディアベルが武器切り替えのタイミングで単騎特攻をしたのだ。

しかも、切り替えた武器はタルワールではなく刀(ノダチ)だったのだ。同時に技を出す体制に入っている。

 

「タルワールじゃない?!サイカ!早くディアベルを」

「クソっ!あいつ何やってんだ!間に合うか…」

 

皆が情報との食い違いに混乱している中、キリトの判断によりサイカはディアベルを範囲外に逃がすべく走り出した。

 

うおぉぉぉぉ!間に合えぇぇぇ!……よし掴んだ!

 

ディアベルの襟を掴むと横に投げて範囲外に逃がす。

と同時にサイカはパリィの体制に入った。

 

この技ならタイミングは分かる。あとは決めるだけ!

 

キィーンッ

 

パリィが決まりコボルトロードは体制を崩し膝をついた。

 

「キリト!アスナ!スイッチ!」

「あとは任せろ(任せて)」

 

2人がサイカの横を通り過ぎボス前にいくと、アスナはパラレル・スティング、キリトはバーチカル・アークを放った。攻撃は全て当たりコボルトロードは光の破片となって消えていった。そう、俺たちは勝ったんだ。

 

『うおぉぉぉぉぉぉぉ!!!』

 

プレイヤーの大半が一斉に勝利の雄叫びを上げた。

 

「おつかれ、2人ともよくやった。」

「お疲れ様、お前こそあそこでの行動があったからこそ死者が出ずに済んだんだ。賞賛されるのはお前の方だよ。」

「そうですよ、サイカさん。ディアベルさんを救えたのは貴方のおかげなんですからもっと堂々としてていいですよ。」

 

そこに負傷気味のディアベルが近づいてきた。

 

「あ、ディアベルさん。さっきの事だが焦ってて投げるしか思いつかなかったんだ。本当に済まない」

「いやいや、謝るのはこっちの方さ。1人で先行してしまってリーダー失格だよ。あと、さんはやめてくれないか?」

「じゃあ、お言葉に甘えてディアベルと呼ばしてもらうよ。」

「私もサイカと呼ばしてもらおうかな。」

「HAHAHAHA…」

 

そんな中キリトが口を挟んだ。

 

「一つ気になってたことがあるんだが、アンタが飛び出した理由ってなんなんだ?まさかラストアタックボーナスか?」

「よく分かったね。君もβtesterなのかな、実はβ時代の癖でねつい先走ってしまった。命がかかってると言うのになんとも情けない話さ…」

「分からなくもないさ、でも今度からは気をつけろよ。大事なリーダーを失いたくないからな。」

「あぁ、肝に免じておく!」

「じゃあ、話も済んだみたいだし。第二層のアクティベートを済ましてしまいましょ」

「そうだな行こうか」

「僕は全体の指揮もあるしまだ残るよ」

「ディアベルとは一旦お別れだな、またどこかで会おう!」

 

サイカ、キリト、アスナの3人は上層へ続く階段を登り扉を開け次なる舞台へと足を踏み入れた。

 

この世界にはまだ見ぬ戦いが待っている。




次回、真実のお話
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