沖田が麦わらの一味に加わってから数日の月日が流れた。
「なぁ、ナミ俺らはどこの島に向かってんだ?」
「取り敢えずこれからグランドラインに入る前に食材や衣服を調達したいから近くにある始まりと終わりの町ローグタウンに行くわ」
「へぇ〜、そんな町があるのか〜」
沖田はナミにこれから向かう場所をナミに聞いた。そしてナミは沖田の質問に答えた。麦わらの一味が向かう町ローグタウンは海賊王ゴールド・D・ロジャーが処刑された町で有名な場所だ。因みにロジャーが処刑された死刑台はローグタウンの観光名所になっていた。
「おーい、お前ら!!ローグタウンが見えて来たぞ!!」
沖田がナミに質問し終わった瞬間ウソップの大声がメリー号内に響いたのだった。
「よしっ、じゃローグタウンに上陸だ!!」
ウソップの声を聞いたルフィは大声で叫んだ。
✝
「ウーーーーッ!!でっけー町だー!!」
ローグタウンに上陸した麦わらの一味はローグタウンの入口に居たのだった。ルフィはローグタウンを見て両手を伸ばし大声で叫んだ。
「よし!!おれは死刑台を見てくる!!」
「ここは、いい食材が手に入りそうだ」
「おれは、装備集めに行くか」
ルフィは早速ロジャーが処刑された死刑台に向かいサンジは食材を手に入れるために市場に向かいウソップは装備を集めるために武器屋に向かって行ったのだった。
「おれも、買いてェモンがある」
「貸すわよ利子3倍ね」
ゾロはお金が無いためお金を持っているナミをチラ見しながら言った。するとナミはニッコリと微笑みながら利子を付けてゾロに10万ベリーを貸したのだった。
「えーと、俺どうしよう・・・金もないしな・・・」
そう沖田は2年間島で修行をしていた為お金を1ベリーを持っていなかったのだ。
「そっか、沖田はあの島にいたからお金がいないのね、今回だけ特別に20万ベリーをあげるから何か買ってきなさい」
「ありがとうナミ」
ナミはそう言い20万ベリーを沖田に渡した。20万ベリーを受け取った沖田はナミに一言お礼を言い町の中に入って行った。
「さてと、私は服でも見ますかね」
1人残されたナミは服屋に向かったのだった。
✝
「・・・ナミから20万ベリーを貰ったけどこれ多分日本円で20万だろ多分・・・こんな大金何に使おうか・・・」
沖田は手持ちの20万ベリーを見ながら頭で日本円に直し買う物を考えた。
「・・・・・・俺も麦わらの一味になったんだから戦闘もしないといけなし何か武器でも買うか!!」
沖田は買う物を決め武器屋に向かった。
✝
「えーと、ここかな武器屋は」
沖田は何とか武器屋を見つけ出し中に入って行った。
「いらっしゃい、お客さん何の武器がお目当てで?」
────銃とか刀とかを買っても使えこなせないしナイフにでもするか・・・・・・
「えーと、じゃナイフとか売ってますか?」
沖田が店内に入ると武器屋の主人が沖田に質問をした。沖田は刀や銃だと使えこなせないと考え前世でも使ったことがあるナイフを選んだ。
「ナイフですね、なら今なら15本セットでケースもついて8万ベリーで売りますよどうですか?」
─────15本でナイフケースもつくのかそれはお得かな?
「分かりましたじゃそれ買います」
沖田は主人が自分の目の前に置いたナイフ15本とナイフケースを買うことを決めたのだった。
「まいど!!」
主人は沖田から代金の8万ベリーを受け取り沖田にナイフ15本とナイフケースを渡したのだった。
「取り敢えず、ここでナイフケースを巻くかな」
沖田は買ったナイフケースを腰に巻きそこにナイフを15本を1本ずつ入れたのだった。
✝
〜他の一味サイド〜
「・・・・・・3本あるとおちつく」
ゾロはナミから借りたお金で剣の店に行きそこで妖刀で運試しをしその行為を店主に認められて妖刀とその店の家宝の剣を無料で買い現在町をブラブラと歩いていた。
「おっ、なんだこの魚は!?」
「こいつは“エレファント・ホンマグロ“このあたりじゃ見ねぇだろ?どうやら南海から泳いできたらしいんでぇ、そこを俺が一本釣りよ!!」
「おめーが、釣ったのか!!」
「切ろうか?」
「いや・・・まるごともらう!!」
「気前がいいねあんちゃんまいど!!」
サンジは魚を売っている店でこのあたりじゃ見ない魚エレファント・ホンマグロをそのまま切らずに買ったのだった。
「おーーーーーっ!!!卵が安いぜーっ!!でもおひとり様1パックか・・・」
サンジが丸ごと魚を買っていると近くで武器屋に向かったはずのウソップがスーパーで安売りをしている卵を手に取っていた。
「これくだ・・・さいっ!!」
「これ全部!?お金はあんだろうね」
「あるわよ失礼ね」
ナミは服屋で大量の服を大人買いしていた。
「うっ!!?えっ、な・・・何だ!!?」
「よぉーし、よくやったカバジ!!これから、てめぇの“公開処刑“を始める!!ぎゃははは光栄だろう海賊王と同じ死に場所だ!!!」
ルフィは昔倒した海賊バギー海賊団により死刑台から動けなくさせられ今現在処刑されそうになっていた。
✝
「お」
「あ」
「ん」
「あ」
ルフィが処刑されそうになっている中4人はばったりと合流していたのだった。
「────で?あいつは?」
「死刑台を見るって・・・言ってたわよね・・・」
「死刑台のある広場ってここじゃねぇのか?」
「なぁ、皆ルフィのあの状況ヤバくないか?」
ばったりと合流したルフィを除いた麦わらの一味はゾロはまだ合流していないルフィの居所を聞いた。それにナミがルフィの行き場所を答えウソップが死刑台の場所を答えた。そんな中沖田が目の前に見える処刑台を指さした。
「「な!!!なんであいつが死刑台にっ!!!」」
沖田が指さした先ではルフィが処刑台の上で身動きを取れないようさせられていたのだった。それを見た麦わらの一味は驚き呆れていた。
「取り敢えず、サンジくん,ゾロ,沖田は今すぐルフィを救出。私とウソップは今から荷物を持ってメリー号に行くわよ」
ナミは4人に指示を出し沖田,ゾロ,サンジはルフィが居る処刑台に向かいウソップはナミと共にメリー号に向かった。
✝
「おれ、死刑って初めて見るよ」
「てめぇが死ぬ本人だよ!!!!」
「ええっ!!?ふざけんなーーーっ!!!」
「てめぇがフザけんなぁ!!!」
ルフィは死刑台の上で今にも処刑されそうにも関わらず隣に居るバギーとコントを繰り広げていた。
「これより、ハデに死刑を公開執行する!!!」
バギーはルフィの目の前立ち処刑台の下にいる部下と民間人に向かって叫んだ。
「麦わら、せっかくギャラリーが集まったんだ何か一言言っとくか?」
「おれは!!!!海賊王になる男だ!!!!」
バギーはルフィにそう聞いた。するとルフィは今から処刑されるにもかかわらず大声で自分は海賊王になる男だと宣言したのだった。
「な・・・・・・・・・!!!!か・・・海賊王だと・・・・・・!!?」
「・・・よりによってこの町で」
「ぷっ、なんて大それたことを・・・」
ルフィの宣言を聞いた民間人達の反応は驚いたり,呆れたり,笑ったりだった。
「いいたいことは・・・それだけだなクソゴム!!!!」
「・・・・・・ぐ!!ぎぎ・・・・・・!!!」
バギーがそう言いルフィの首に剣を振り下ろそうとしたその時
「「「その死刑待て!!!」」」
「サンジが!!!ゾロ!!!沖田!!!助けてくれぇ!!!」
沖田,サンジ,ゾロが現れた。
「やっちまいなおまえ達!!」
「「「やっちまいますアルビダ姉さん!!」
アルビダの指示でバギー海賊団達は一斉に3人に襲いかかった。
「「「邪魔だ!!!!」」」
襲いかかってきたバギー海賊団達にゾロは剣,サンジは足,沖田は能力で変えたモンハナシャコの腕で応戦したのだった。
「クソ野郎!!!勝負しろぉ!!!!」
───あの死刑台さえ蹴り倒せば
「・・・・・・・・・・・・・・・!!!」
───死刑台さえ切り倒せば
「退け、邪魔だ!!」
───あの死刑台さえぶっ壊せば
3人は処刑台を壊す為にどんどんバギー海賊団を倒して行き死刑台に近づいて行った。
「ゾロ!!サンジ!!ウソップ!!ナミ!!沖田!!」
「わりい、おれ死んだ」
「馬鹿なことを言うな!」
「馬鹿なこと言うんじゃねぇ!!!」
「まだ諦めんな!!」
ルフィは自分の仲間の名前を1人ずつ呼んでんからにいっと笑い言った。それに対して処刑台のすぐ側まで来ていたゾロ,サンジ,沖田がルフィに向かって叫んだ。
バリバリバリバリッ!!!! ポツポツポツ プスプスプス... ザァァァ・・!!
『!!?』
ルフィの首に剣が近づき首を刎ねれる1歩手前で突如ルフィとバギーが居た処刑台に落雷が直撃したのだった。そして処刑台は燃えガタッと倒れポツポツポツと雨が降り出したのだった。
「なはははやっぱ生きてた、もうけっ」
バギー海賊団や民間人達が驚いている中ゴム人間の為落雷を受けても無事だったルフィは空から落ちてきた自分の麦わら帽子を被り笑いながら言った。
「おい、お前ら神を信じるか?」
「バカ言ってねぇでさっさとこの町を出るぞ」
「何かもう一騒動ありそうだしね」
助かったルフィの周りにそれぞれバギー海賊団を倒したゾロ,サンジ,沖田が集まった。
「広場を包囲!!海賊どもを追い込め!!」
「きたっ!!」
「逃げろ!!!」
「おい、道どっちだ!?」
「道はこっちだよ!!」
ルフィの周りに集まっている広場の入口から海軍が現れた広場を包囲したのだった。ルフィ,ゾロ,サンジ,沖田はすぐさま海軍に追われながら広場を脱出しメリー号に向かって行った。
✝
「風がひどくなってきた」
「しつこいなあいつら止まって戦うか?」
「やめとけキリがねぇ、それにナミさんが早く船に戻れっつってんだよ」
「サンジの言う通りこの天気の中あの数相手に戦ってたら島から出れなくなちまうよ」
風と雨がますますひどくなる中4人は海軍から走って逃げていた。
「ロロノア・ゾロ!!!」
「「「たしぎ曹長!!!」」」
「あなたがロロノアで!!海賊だったとは!!私をからかってたんですね!!許せない!!」
4人が逃げていると4人の目の前に海軍本部曹長のたしぎが立ちはだかった。
「お前あの娘に何をした!!」
「てめぇこそ海兵だったのか」
ゾロはサンジを無視してたしぎに言った。
「名刀“和道一文字“回収します」
「やってみな」
たしぎは刀に手を掛け言った。ゾロはそう言い3人より1歩前に出た。
「先行ってろ」
「おう」
ゾロは切りかかってきたたしぎを1本の刀で止めルフィに言った。ルフィは軽く返事をしゾロの横を走って通り過ぎた。
✝
「何だ誰かいる!!」
「またか」
「しつこいなぁ」
3人が逃げていると今度は海軍本部大佐スモーカーが立ちはだかった。
「お前は誰だ!!」
「俺の名はスモーカー、海軍本部大佐だ、お前を海へは行かせねぇ」
「うわ!!何だ何だ何だ!!!」
スモーカーは名を名乗ると腕を煙にしルフィを捕まえてしまった。
「てめぇ・・・このバケモノがぁ!!」
「ザコには用はねぇ」
「ホワイト・ブロー!!」
「うわぁ」
サンジはスモーカーの首に蹴りを入れたがスモーカーは煙人間の為蹴りは通じずスモーカーの技によってサンジは壁に激突しあっという間に倒されてしまった。
「ルフィ,サンジ!!てめぇ、ルフィを離しやがれ!!モンハナの一撃!!」
「だから、ザコには用はねぇって言ってんだろ!!ホワイト・ブロー!!」
「ぐわっ」
沖田は腕をモンハナシャコに変えスモーカーに向かって右ストレートを放ったがやはり効かずサンジがやられた技でサンジとは逆の壁に激突した。
「サンジ!!沖田!!んニャロー・・・ゴムゴムの銃!!」
「お前3000万ベリーだと!?まださっきの奴の方がマシだ」
「うべぇ!!」
ルフィは拳を伸ばしスモーカーの胴体にぶつけたがスモーカーは体を煙にしルフィの背後に回り込みルフィを地面に倒し押さえ込んだ。
「クソっ!!あの野郎よくもルフィを!!」
「待ちなさい、まだ君ではスモーカーには勝てないここは俺に任せてくれ」
「・・・誰アンタは?」
「名は名乗れないがルフィの味方が」
壁に激突した沖田は起き上がりルフィを助けるためルフィの元に向かおうとするがそれを黒いマントを着て黒いフードで顔を隠した謎の男性に止められてしまった。謎の男性は一言“ルフィの味方だ“と言いそのままルフィの元に向かってしまった。
「フン、悪運尽きたな」
「そうでもなそうだが・・・!?」
スモーカーがルフィを押さえつけながら背中の武器を抜き出そうとしたがそれを謎の男性が止めた。
「政府は、てめぇの首を欲しがってるぜ」
「世界は我々の答えを待っている・・・!!!」
『突風だ!!!!』
スモーカーと謎の男性言った。すると突風が吹き海兵達やルフィは吹き飛ばされてしまった。
「ルフィ走れ!!島に閉じ込めらるぞ!!」
「馬鹿でかい嵐が迫ってる!!」
「ナミさんが言ってたのはこういうことか〜〜〜〜〜っ!!!」
そこにたしぎとの決着がついたゾロが飛ばされたルフィを掴み沖田が嵐の事を知らせサンジは嵐を見ながらメリー号に向かって行った。
✝
「ルフィ!!急げ急げ!!ロープが持たねぇ」
「早く乗って!!船出すわよ!!」
ルフィ達は何とかメリー号に乗り込み麦わらの一味は無事ローグタウンから脱出出来たのだった。