ゼロのモンスターメーカー   作:ローレンシウ

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第十五話 放課後の課外授業

 放課後になると、ルイズ、キュルケ、タバサ、ユマの四人は待ちかねたようにシルフィードに乗って、人目のない学院の近郊へ移動した。

 目的はもちろん、ユマが使えるという魔法を見せてもらうことである。

 

「……あの。私、本当に少ししか魔法は使えないし、すぐ終わるから」

 

 時間を置いたことでみんなの期待がさらに高まっているような気がして、ユマは居心地悪そうに身じろぎをした。

 

 自分は本当にわずかな呪文しか覚えていないし、使うところなんて一瞬で見せ終わってしまうものだし、そう何回も立て続けに唱えられるわけでもない。

 カードの力を使って見せたときや、『ガンダールヴ』のときのようなわけにはとてもいかないだろう。

 期待させておいてがっかり、なんてことにならないか不安なのだ。

 

「なによ、とにかく使えるってだけで十分じゃないの」

 

 ルイズが、ぶすっとした様子でそう言った。

 

「そうそう、そんなに気負いすぎなくてもいいのよ。魔法がどうだろうが、ユマちゃんがすごいのはもう十分に確かなんだから」

「見てみないとわからないし、見せてもらうものに文句は言わない。約束する」

 

 タバサはさらに、杖なしで使えるというのならそれだけであなたの魔法は私たちに対するアドバンテージをもっている、とも指摘した。

 

 どんなにささやかな効果だったとしても、少なくともその点においては自分たちよりも優れているということだ。

 実際、彼女は今回見せてもらう魔法にある程度以上の性能が認められるのであれば、自分もユマに頼んで一緒に訓練をさせてもらうだけの価値はあると考えていた。

 

(杖のない状態でも魔法が使えれば、状況によってはそれが最後の切り札になるかもしれない。それに、油断させての不意打ちにも使える……)

 

 ユマやルイズを自分の事情に巻き込んで迷惑をかけたくはないが、独学で進められる程度に手法だけでも学び取れればそれでいいのだ。

 

 そんな彼女の思惑はさておき、ユマは少し安心したように微笑んだ。

 それから少し辺りを見回して、自分の体よりもやや小さい程度の大きさの岩を見つけると、それをターゲットにすることに決める。

 

「ありがとう、みんな。それじゃあ、あの岩に呪文を撃ち込んでみるから、見ていて」

 

 ルイズらの視線がその岩に集まったのを確認すると、ユマはひとつ深呼吸をして精神を集中させた。

 それから、感覚の枝を周囲に伸ばし、影響を与える植物の生命を探す。

 

(――見つけた)

 

 深い段階の瞑想を成功させたことで感覚がより鋭敏になったのか、いつもよりも周囲を広く素早く探索することができたように感じた。

 といっても、おそらく時間にすればコンマ一秒にも満たない程度の差なのだろうが、こと戦闘中には呪文の完成は大抵の場合、早ければ早いほどよい。

 相手より一瞬でも早く撃てたかどうかによって、往々にして戦いの結果が大きく左右されるのだ。

 

「『ディア・ウィーブ』」

 

 ユマは自分の感覚が植物のそれとつながったのを感じると、直ちに『ウィップ』の呪文を唱えた。

 紡がれた古の音韻が対象となった植物を構成する事象に働きかけ、それによって急速に成長した植物たちが、ユマの指差した先の岩に向かって猛烈な勢いで蔦を伸ばしていく。

 

 この呪文はほんのわずかな量の植物でも急速に成長させて攻撃に使えるのだが、近くにまったく植物の居ない場所というのもごく稀にある。

 そういう場合には触媒としてポケットなどに持ち歩いている植物の種を蒔いたり、ヤドリギの杖などを携帯して、そこから蔦を伸ばさせて攻撃を行うのだ。

 もちろん、今この場所で使用するぶんには、そんな必要はなかったが。

 

 四方八方の肥沃な地面から迸った幾本もの太い蔦によって鞭打たれ、岩はたちまち激しい悲鳴を上げた。

 その攻撃が止むと、役目を終えた蔦は、育ったのと同じ勢いで急速に萎びて枯れていく。

 後には、あちこちが砕けてぼろぼろになった、岩の残骸だけが残っていた。

 

 ルイズはその光景に、ちょっと目を丸くしていた。

 

「今のは……、系統で言うと『土』? 生き物にはたらきかけているから、『水』との組み合わせかしら」

 

 ハルケギニアの系統魔法では、あまり見かけないタイプの呪文である。

 四方八方から相手を鞭打つという攻撃の形態は、『水』系統の『ウォーター・ウィップ』などに多少似ているが……。

 

 ユマは軽く息を整えると、首を横に振った。

 

「ごめんなさい、わからないの。これは、『木』の呪文だって聞いたけど」

 

 ウルフレンドでは、いくつもの系統を組み合わせるというような考え方はしていなかった。

 ひとつの呪文はひとつの呪文なのである。

 

「『木』? ……系統の分け方も違うのね。杖も使ってないし、やっぱり先住魔法の仲間なのかしら……」

 

 先住魔法は周囲にある自然の諸力を利用する魔法で、その中には植物を武器化するようなものもあると聞いている。

 アカデミーに勤めている上の姉ならば、あるいはもっと詳しく分析できるのかもしれない。

 もっとも、大切な使い魔をそんなところに送って実験動物扱いされる危険を冒させる気は毛頭なかったが。

 

「それもわからないけど、精霊に呼びかけたりはしてないと思う」

 

 周囲にある植物と感覚をつなげているのは確かだが、精霊に仲介を頼んだりはしていないはずだ。

 あくまでも自分自身の精神力を用いて、詠唱を通して事象にはたらきかけているのだ。

 

 とはいえ、もちろんユマには系統魔法だの先住魔法だのの分類についてはよくわからないのでなんともいえなかった。

 たぶん、そのどちらにも少し似ていて、どちらとも少し違うところがあるのだろうなとか、漠然とそんなふうに考えている程度である。

 

 キュルケはといえば、砕けた岩を見て軽く口笛を鳴らしていた。

 

(謙遜したわりに、結構な威力じゃないの)

 

 攻撃的な傾向のある『火』系統のメイジである彼女にとっては、細かい分類がどうのこうのよりもそちらのほうに関心があった。

 呪文の系統こそ違うようだが、自分の唱えたライン・スペルに迫るくらいの威力はあるかもしれない。

 少なくとも、並みの平民の戦士やコボルドのような弱い亜人なら一撃だろう。

 ユマの年齢も考えればなおさらのこと、大したことがないなどと自虐するようなものではあるまい。

 

 とはいえ、ユマが大したことがないといっていたのは主として威力に関してではなく、レパートリーの少なさと燃費の悪さについてだった気がする。

 それについては、まだ一種類の魔法を一度見ただけなのだから、なんともいえないが……。

 

「……」

 

 タバサのほうは、植物の鞭が飛び出したあたりの地面と破壊された岩をじっくりと観察して小さく頷くと、ユマのほうに向き直った。

 

「十分すごいと思う。いくつか聞いてもいい?」

「ええ。答えられることなら」

「ありがとう。まず、あなたは休憩なしで何回までこの呪文を使えるのか」

 

 ユマは少し首を傾げて考えてから、使えてせいぜいあと四、五回くらいだろうと答えた。

 

「わかった」

 

 術者の腕前にもよるのだろうが、今の呪文は威力的にはせいぜい並みのトライアングルメイジのラインスペルほどだった。

 ラインスペル程度の威力で一日四、五回しか撃てないというのなら、確かに燃費はかなり悪そうである。

 

 しかし、それはタバサにとっては大した問題ではなかった。

 

 大概の相手に対しては十分通用するだけの威力があり、杖なしの状態で四方八方から突如攻撃できるとなれば奇襲性もかなり高い。

 要するに、非常時の最後の手段や隠し玉としては有用だということだ。

 そういった用途であれば、どうせそう何発も撃ったりしないだろうから、燃費が多少悪くても大して気にはならない。

 ユマの精神力がどの程度のものかはわからないが、彼女に休息なしで数発は使えるのであれば、自分にもまったく使えないなどということはまずないだろう。

 

 この呪文ひとつだけでも、余裕があるときに彼女から教わっておくだけの価値は間違いなくある。

 しかし、もちろんレパートリーは多いに越したことはないし、ほかにも有用性の高い呪文があればなおさら結構なことだ。

 

「では、ほかに使える呪文はあるの?」

 

 続けてそう聞かれると、ユマは困ったような顔をして曖昧に頷いた。

 

「あるけど。今ここで見せられるようなものは、あんまり……」

「どんな呪文か、教えてくれるだけでも構わない」

 

 そう言われて、ユマは指折り数えながら説明していった。

 

「ええと。まず、『ヴィタル』の呪文があるわ。怪我を治したり、体力を取り戻させたりできるの」

 

 もちろん、今ここで見せられるようなものではないというのは、魔法を使って治すような怪我やひどい疲労などはないからということだ。

 見世物じゃあるまいし、わざと怪我をしてまで使ってみせるなんて気はなかった。

 

「へえ、治癒の呪文も使えるのね」

「うん。仲間の傷を治せる呪文がほしかったから」

 

 実際、『ヴィタル』はユマが最初に覚えて一番よく使っていた呪文である。

 

「……触媒に、何か秘薬は使うの?」

 

 タバサは少し考えると、そう尋ねてみた。

 ハルケギニアの『水』系統の治癒呪文は、術者の腕前にもよるが、深手を治すときには通常は高価な秘薬を使う必要があるのだ。

 

「秘薬? いいえ、そういうものは使わないわ」

 

 カードの中には傷を癒すヴィタエードという飲み物やマッスルソーマという神酒などもあったが、いずれも単独で使うもので、呪文と併用するものではなかった。

 

「わかった」

 

 タバサは頷くと、無理に使ってくれとまでは頼まなかったものの、いつか機会があったら見せてほしいとは言っておいた。

 

 自分も『水』系統の治癒呪文は使えるが、秘薬なしでは大した効果は期待できない。

 効力の大きさ次第では、やはり覚えておくだけの価値があるだろう。

 

「あとは……、『スリープ』ね。相手を眠らせる呪文」

 

 こちらは呪文の性質上、眠らせる相手が居ないと使えないので、ここでは見せることができないのだ。

 

「眠りの呪文ね……。そうすると、あなたは私たちの魔法でいえば『水』の系統なのかしら?」

 

 ルイズはそう分析した。

 

 治癒や生命・精神の操作は、ハルケギニアの魔法体系においては『水』の領分である。

 その中には、眠気を誘う気体を発生させる『スリープ・クラウド』という呪文も含まれているのだ。

 

「私を眠らせてもかまわない」

 

 タバサは、自分から呪文の実験台になることを申し出た。

 眠るだけなら害はないし、どの程度の強さがあるのか自分の体で確かめてみるのが一番わかりやすいだろうと考えたのである。

 

 しかし、ユマは首を横に振った。

 

「ごめんなさい。寝かせたら起こせるかどうかわからないから、やめておいた方がいいと思う」

「起こせるかわからないって……、そんなに深く眠らせる呪文なの?」

 

 キュルケの問いかけに、ユマはこくりと頷いた。

 

 この呪文で眠らせた相手は、たとえ殴ったり剣で斬りつけたりして傷つけても、まどろみから抜け出せなくなるのだ。

 カードから呼び出した仲間ならば、ユマはそのつながりを通してしっかりしろと呼びかけ、賦活してやることで叩き起こせすことができる。

 だが、そういったつながりのない相手でも起こせるかどうかは自信がなかった。

 

 戦闘中に敵にかけたことしかないので、もし起こすことができなかったらどのくらい眠り続けることになるのかもよくわからない。

 最悪ずっと寝っぱなしなどということもあり得ないわけではないし、危険なので試さないほうがよいだろう。

 もちろん、呪文の対象にするためだけにカードの仲間を呼び出すなんてのは論外である。

 

「そう」

 

 タバサは軽く頷いただけで今度も無理には頼まなかったし、表情も動かさなかった。

 しかし、内心ではかなり興奮していた。

 

(相手をずっと寝かせておける呪文……)

 

 ということは要するに、敵が一人ならその呪文が効けば勝ちということだ。

 もちろん、無力化して捕らえたりするのにも重宝だろう。

 

 どの程度の相手にまで効くのかはわからないが、これまたかなり使えそうな代物だった。

 ユマは戦いに使う呪文をいくつかかじっただけだと言っていたが、なるほど、戦闘に有用そうなものばかり選んで覚えたという感じである。

 

「それ以外には……、もう、ないかな。あとは、自分の体の周りだけに簡単な『シールド』を張っておけるくらい」

「その、『シールド』って何よ?」

「敵の攻撃から、目に見えない壁で身を守る呪文よ。こっちにはないの?」

 

 アインガングで一緒だったカード使いの仲間たちの中には、ユマよりも体格に優れていて、ディアーネなどの戦士のように武器や防具で身を守る者もいた。

 しかし、ユマは体格に優れておらず、体捌きで回避しきれない攻撃から身を守るのは主に『シールド』が頼みだった。

 

 ウルフレンドの魔術師は、戦闘時にはふつう敵の攻撃に対して反射的に素早く『シールド』を展開し、身を守るのである。

 ほぼどんな攻撃に対しても有効だが、もちろん受ける攻撃の強さに対して『シールド』の強度が足りない場合には防ぎきれないこともある。

 きちんと呪文として習得している者ならば他人にかけて守ってやることもできるのだが、ユマは戦闘中に自分の体の周りに展開しておくことができるだけだ。

 消耗は少なく、クエストが終わるまで戦いのたびに張り続けても問題はないが、やはり短時間にあまりたくさんの攻撃や強すぎる攻撃を受けると突破されてしまうことがあった。

 

「呪文で、風や土の防壁を張るようなもの?」

 

 タバサは、また少し考えてからそう質問してみた。

 敵の攻撃に対して素早く呪文を唱え、風の膜や土の壁などで防御することは、ハルケギニアでも戦い慣れたメイジならば心得があるものだ。

 

「わからないけど、風や土ではないと思うわ。意識で、目に見えない壁を作るの」

「……試してみても、いい?」

 

 少しためらってから、遠慮気味にそう尋ねる。

 

 試すということは、要するにユマを攻撃してみるということで、不躾な願いには違いない。

 しかし、実際に見てみないければ今ひとつよくわからなかった。

 

 攻撃に対して反射的に素早く、それを防ぐ防御壁を作れるというのは、その強度にもよるが戦闘においてはきわめて有用に思える。

 

「うーん。……少しだけなら」

 

 ユマの許可を得ると、タバサは軽く頭を下げてから地面に落ちている小さな石ころを拾って、これは大丈夫かと確認するように彼女を見た。

 そのくらいなら大丈夫だといわれてから、ぽんと軽く、彼女に向って石を放る。

 石ころはユマの体にあたる直前に目に見えない壁にぶつかり、かつんと音を立てて地面に転がった。

 

 タバサは次に、別の石を『念力』で浮かせてもう少し強く、あたれば間違いなく怪我をするくらいの勢いで投げつけてみた。

 結果は同じで、体にぶつかる直前に目に見えない壁にあたって弾かれ、ユマは少しも傷を負っていなかった。

 

「魔法も防げる?」

「ええ。あたったときに、怪我をするようなものなら」

 

 タバサはそこで、万が一あたっても軽い切り傷を負う程度の威力を抑えた風の刃を、ユマの腕に向かって放ってみた。

 それも同じように『シールド』に遮られるのを確認すると、もういいとお礼を言って頭を下げる。

 

「もう少しなら、強い攻撃でも大丈夫よ?」

 

 万が一怪我をしても『ヴィタル』で治せるからとユマは言ったが、タバサは首を横に振った。

 

「これで十分、ありがとう。迷惑をかけた」

 

 正直、どのくらいまで耐えられるのかを試してみたい気持ちはある。

 だが、さすがに万が一何か間違いがあったときに致命傷を負いかねないような攻撃を、友人に対してぶつけるなどというわけにはいかない。

 

 それに、他にもまだひとつ、おこがましいお願いをするつもりでいるのだから。

 

「最後の質問。……私もあなたと一緒に、魔法の練習をしてもいい?」

 




ウィップ(魔法):
 植物の鞭を出現させて相手を打つ魔法。単体攻撃。
ダンジョン内や砂漠などの植物が周囲にありそうもない場所でも問題なく使えるが、その理由に関する本文中の説明や詠唱の文句(『ディア・ウィーブ』)は本作の独自設定である。
ユマが使っても大した威力は出ないのでMPがもったいなく、アンチアタック状態(物理攻撃に対する無敵状態)になったモンスターを倒すのに使うかどうかといった程度であろう。

ヴィタル(魔法):
 味方一人の体力を回復させる魔法。HPが4回復する。
主人公は攻撃魔法を使っても大して威力が出ないので、MPは主にこの呪文に使うことになるだろう。
女性主人公のユマやアミは男性主人公のレイジやシュウよりも早期にこの呪文を習得できるため、ゲームの進行がやや楽な印象である。

スリープ(魔法):
 猛烈な睡魔に襲わせて、相手の動きを封じる魔法。
ゲームシステムの都合上なのか、ゴーレムやスケルトンやゴーストなどといった寝そうにない相手にも通用する。
しかも、MM4には魔法がレジストされて効果を発揮しないといったようなシステムはないため、アンチマジック状態(魔法攻撃に対する無敵状態)などでない限りモンドールだろうがネフェルーダだろうがラスボスだろうが100%寝る。
発動もかなり早く、危険な敵を素早く無力化しなくてはならない状況では大いに役立つ。

しっかりしろ!(男性主人公の場合)/しっかりして!(女性主人公の場合):
 モンスターメーカー4の主人公たちが最初から覚えているスキル。味方に呼びかけることで、様々な状態異常を解除し正常に戻す。
魔法でもないのに励ますだけでそのような効果が得られるのは、カードとカード使いとのつながりによるもの。……というのは、本作の独自解釈である。

シールド(魔法):
 目に見えない魔力の盾を作り出す魔法。詠唱の文句は、『ナルカ・シエンド』。
小説の設定によれば、腕の立つ魔術師同士の戦いでは物理的な攻撃呪文は大抵がこれによって受けられてしまうため、往々にして最後は精神と精神の戦いになるのだという。
実際、小説「ドラゴンライダー」の終盤で、ウルフとモンドールはそのようにして戦っている。
 MM4のシステムでは物理攻撃や魔法攻撃に対しては回避力の高さと、それとは別に「シールド数」というものが設定されており、攻撃を受けてもシールド数が残っている限りHPは減らない仕組みになっている。
このシールド数は毎ラウンド回復するので、全弾ヒットしてもシールド数を抜けない攻撃力しかない場合は絶対に勝てない。
これは、ディアーネなどの戦士の場合はおそらく武器や防具で受けているのだろうが、魔術師系のキャラクターについては呪文として習得はしていないまでも個人レベルの『シールド』で身を守っているもの……と、本作では設定している。
ユマはイラストを見る限りでは武器も防具も身に着けておらず、魔法らしきものを使っているので、主人公たちの中でも特に魔法が得意で魔術師と同じく反射的に『シールド』を張って攻撃を防いでいるのだと解釈した。
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