こちらの小説投稿も久しぶりになります。
今回は口からタマゴを吐き出し、オタケさんの愛称で慕われてる
スコークスが出てきたステージです。
それではどうぞ。
クソ熱かった溶岩から再び、
鉱山に来た僕と羽入ちゃんは中間地点で休憩を取っていた。
「だいぶ登ってきたっぽいね……」
「あうあう、でもまだ半分もあるのです」
「…あと半分かぁ、はぁ……怠い」
実を言うと、
ここに来るまですら大変だった。
何故なら、かぎ爪を投げてくるワニを避けたりしたからだ。
ほんとは攻撃してもよかったのだが、そんな事をすると足場が無くなってしまうのだ。
現に今、こうやって休憩してるのである。
「さて、そろそろ行こっか……ってあれ?」
「あう? どうかしたのですか?」
「…今気づいたんだけどさ、あの箱……なんだろね?」
「あっ! ほんとなのです。僕も今気づきましたのです」
羽入ちゃんのちょうど後ろ辺りに、
鳥の絵が描かれている大きな箱がポツンと置いてあった。
この流れだと……多分……
ーーバコンッ!!ーー
箱から現れたのは、緑色の鳥だった。
訂正。正確にはオウムだった。くえ~と鳴いている。
足に捕まればいいのだろうか?
「…この子に手伝ってもらうとしても……僕達2人運べるのかな?」
「クエ~?」
ちょっとした問題が発生した。
それは僕と羽入ちゃんを運んで移動できるのかだった……
1人ならなんとかなりそうだが、2人となると明らかにオウムに負担がかかるのは目に見えていた……
その事を羽入ちゃんに伝えると……
「あうあう♪ それなら僕にいい考えがあるのです♪」
「…例えば?」
「こうするのです♪ へ~ん~し~ん♪」
そう言った瞬間、
光が現れ彼女を包み込んだ……
うわっ!? 眩しい……!?
そして光が収まると、そこにいたのは……
「…えっと、羽入ちゃん?」
「はいなのです♪」
身長が約30cm程まで縮んだ羽入ちゃんがいた。
「実を言うとですね? とあるカケラで手に入れた力なのです(ドヤァ!)」
「そういえばそんなカケラがあったような気が……」
思考を巡らせると確かにあった。
梨花ちゃんと沙都子ちゃんが魔法少女の格好をしてたアレかな?
……うん。絶対にそのカケラだわ。
「どうですか穹? 可愛いですか?」
僕の手のひらでクルリと一回転する羽入ちゃん。
うん、これは……
「えっと…その……可愛いよ? すっごく……」
それ以外に言葉が見つかりませんでした。はい。
「あ、ありがとうなのです……その表情でその言葉はズルいのです さ、さぁ! これで準備完了なのです!」
途中、何を言ってるか分からなかったけど……ま、いっか。
羽入ちゃんを肩に乗せた僕は緑色のオウムの足に掴まった……
「じゃあよろしくね? えっと……」
「クア~♪」
「スコークスね? それじゃあ頂上までよろしくね?」
「クア~♪」
緑色のオウム改め、スコークスは、
任せろと言わんばかりの鳴き声を上げると翼を大きく羽ばたかせ、
鉱山の頂上を目指して飛んで行った……
「あうあう♪ まるで気球に乗って飛んでいるみたいなのです♪」
「羽入ちゃん? お願いだから落ちないようにね?」
道中、はしゃいでいる羽入ちゃんを落ちつかせるのが大変だった。
読んでいただきありがとうございます。
17.9のタグを後で追加をしときます(薄々思った)
次回はボス戦と艦娘の登場です。
本日はありがとうございました。