ロストワールドのなく頃に   作:ゆるポメラ

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ゆるポメラです。
今回はアンコウのグリマーの登場ステージです。
このステージはGBA版だとそんなに暗くないんですよね……
更にゲームボーイプレイヤーを使用すると、
全く暗くないんです。グリマー君の出番が……(汗)

それではどうぞ。


第14話 暗闇ダイビング

羽入ちゃんに運んでもらい船の残骸に到着。

ここから先は潜っていかなければならないので、

僕はシュノーケルを装着し水に潜ったが……

 

「暗っ!?」

「あうあう、薄暗いのです」

 

水の中がこれでもかってくらい薄暗い。

これには何か灯りが無いと先に進むのは厳しそうだ……

 

「穹、どうします?」

「……とにかく先に進めるだけ進んで灯りを探そう」

「あう、何か見つかればいいんですけどね……」

 

羽入ちゃんがそう言った時だった。

何か光る物体がこちらに接近してくる……

もしや敵かと思った僕は注意深く構えていた。

するとその光っていた正体はアンコウだった。

 

「なんか小さいアンコウだね?」

「アンコウというよりはチョウチンアンコウっぽいです」

 

アンコウは物珍しいそうに僕達を見た後、

後ろにくっついていった……

ん? 待てよ。もしかしたら……

 

「とりあえずこのまま先に進もう」

「あう? このアンコウは放置してもいいのですか?」

「……まぁ見てて」

 

前に向かって泳ぐと、

先程のアンコウがついてきた。

しかも頭にあるチョウチンで周りを照らしてくれた。

どうやら懐かれたらしい……

 

「そういえばアンコウって深海の生き物だっけ?」

「あう。基本的にはそうだと聞きます。でもこういう船の中にいるのは珍しいのです」

 

まぁ…普通は海の底とかに住んでるのが一般的だけど……

それにしてもこのアンコウは視力とかは平気なのだろうか?

深海に住む生き物って嗅覚等がかなり発達してる代わりに視力が失われてるのが殆どだって聞いた事があるんだけど……

少し疑問に思ったので、後ろにいるアンコウと視線を合わせると……

 

「?」

「視力は平気っぽいね……」

 

目をパチクリしながら体を横に傾げた。

まるで何か気になる事でもあったのかい?と言いたげだった。

 

「単なる疑問だよ。そういえば君って名前あるの?」

 

アンコウって言い続けるのもアレな気がするので、

何気なしに名前とかあるのかを訊ねてみると、何も持ってない筈なのに何処から出したのか、小さい板と鉛筆のような形をした尖った棒を取り出した。

そして器用に何かを書き、僕と羽入ちゃんに見せてみた。

 

「…グリマーね。というか君って器用なんだね?」

「…………」

「えーっと、"こういう事も必要かなと思いまして"って言ってるのです」

 

どんだけ器用なお魚さんなんだよ君は……

それと羽入ちゃん?

魚の翻訳ができる事に僕……軽くビックリなんだけど。

 

「穹、どうやら出口っぽいのです」

「ほんとだ。上に小さい光がある……」

 

近くに箱があったので、

一旦そこに上がりシュノーケルを外す。

どうやらここから登れば先に進めそうな感じだ……

 

「あうあう、このアンコウさんはどうするのですか?」

「……どうするって、グリマーも一緒に連れてくよ?」

「Σ(・□・;)」

「……グリマー、君そこは驚くところなの?」

 

そう訊くと頷いた。

まるで"まさかの連れてくパターン?"みたいな感じだった。

うん、そう言ってる気がする……

だって目が訴えてるんだもん。

そんなこんなで僕達を助けてくれたアンコウのグリマーを仲間にし、

僕と羽入ちゃんは先に進む事にした。

 




読んでいただきありがとうございます。
本日はありがとうございました。


※グリマーが仲間になった。
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