続けての投稿になります。
このステージはトンボのフリッターを踏み台に
しつつ、ワニの頭を踏んでいくステージです。
慌て過ぎてジンガーに当たってミスしたのが懐かしいなぁ……
それではどうぞ。
グリマーを仲間にし暗闇の船底から抜け出した
僕と羽入ちゃんは沼地に来ていた。
「ここは完全に沼地みたいですね」
「そうだね。落ちたら抜け出すのは難しそう……」
桟橋を渡りながら、
池……というよりは沼を見ながら思う。
うっかり落ちてしまったら抜け出せないような気がする……
「……あ、蔦がある」
「これに使えば向こう側まで行けそうですね」
「そうみたいだね。それじゃ早速……」
羽入ちゃんを抱えながら空いてる手で蔦を掴むと……
「ちょ、ちょっと待つのです!!」
「……えっ? どしたの?」
「どしたの?じゃないのです!! ま、まさか……この態勢で行くのですか!?///」
顔を真っ赤にしながら僕に抗議するオヤシロ様がいた。
「そうだけど……」
「せめておんぶにして欲しいのですう!!」
「ダメ」
「あう!? 何故なのですか!?」
「……羽入ちゃんをおんぶしたら、僕の理性が持たない」
いやさ、別にね?
彼女をおんぶしてもいいんだよ?
でもそんな事をしたらさ、彼女のふくよかなお胸様が背中に当たっちゃうじゃない?
だからさ、お姫様抱っこみたいな感じの方が僕的には楽なんだよ。はい。
「……それは僕が重いからなのですか?」
何やら勘違いをしてしまったようだ。
彼女からしてみれば僕の理性が持たない=自分の体重と思い込んでる。
「いや、違うから」
「じゃあなんなのですか……ちゃんと言ってくれないと僕も拗ねるのです」
「……別に羽入ちゃんが重いからって理由でおんぶが嫌な訳じゃないよ? た、ただ……」
「…………?」
「そ、その……羽入ちゃんの……む、胸が背中に当たるからで……///」
これなんていう羞恥プレイ?
すっごい恥ずかしいんだけど……
「あ、あうあうあう~……///」
「だからまぁ…落ちないように掴まっててね? お姫様?」
「~~~っ!?///(コクコク)」
……すっごい身悶えてるんだけど。
耳の辺りから蒸気が噴き出てるし……
そういうところも可愛いんだけどさ……
気を取り直して蔦を掴み、振り子のように体重をかけて揺らす。
そして次の蔦へと渡っていく……
(この調子なら、なんとか向こうまで渡れそうだな……)
そして最後の蔦に差し掛かろうとした瞬間だった。
(な、なんか首筋がヌメってするんだけど……)
なんていうかこうゾワってする……
恐る恐る視線を首筋付近に向けるとそこには……
「はむ……んちゅ……」
何度も僕の首筋を舐め続ける羽入ちゃんがいた。
「ちょっ!? 羽入ちゃん!? なにやってんの!?」
「何って……? 穹の首筋を舐め続けてるのです♡」
「うん今しがた見たからね!? 問題はなんで舐めてるの!?」
「…穹は僕を抱えて気づかなかったかもしれませんが、さっき僕の胸を揉みましたのです。その仕返しなのです♡」
揉んだ!? 羽入ちゃんの胸を!? いつ!?
……ま、まさか……さっき蔦を伝って渡った時!?
「それにあんなに情熱的に揉まれたら……僕だって興奮しちゃうのですよ♡」
「……オッケー。とりあえず落ち着こう? ちょっと待とうか?」
「あう♡ 軽い放置プレイなんて……穹もマニアックですね♡」
目をトローンとさせながら、
ぎゅ~っと僕に抱きつく彼女。
あの……首がすごく強く締まってるんですが……
しかも羽入ちゃんって意外にも力が強いし……
「という訳で向こう岸に着くまで頑張ってくださいなのです♡」
「…まぁ頑張るけどさ? その間、羽入ちゃんは何してるの?」
「あうあう♡ 穹に抱えられたまま色々と堪能させてもらうのですよ♡」
「……ちなみに色々ってまさか……さっきみたいな?」
「ひ・み・つ♡ なのです♡」
そして案の定、
向こう岸に着くまでの間、羽入ちゃんに色々された。
何をされたのかは……ご想像にお任せします……
読んでいただきありがとうございます。
本日はありがとうございました。