2年振りの投稿になります。
楽しんでいただけると幸いです。
このステージは、BGMが神曲だったのと、DKコインやボーナスバレルを見つけるのが苦労したのを今でも覚えてます。
それではどうぞ。
難破船を無事に越えた穹と羽入は棘の迷路に着ていた。
「見渡す限り、棘、棘、棘だらけだね……」
「なのですう……」
四方八方、見渡す限り全てが茨の棘で囲まれており、まさに天然の迷路だった。しかも危険極まりない。
「……他に入口はないのかな?」
「あうあう、でも僕達が来た入口はここだけみたいなのです」
「そうだよね……」
溜息を吐く穹。
「あうあう。でも、この迷路を越えないと先に進めないのです!」
そうなのだ。
実際、羽入の言う通り、この棘の迷路を越えないと、先に進めないのも事実なのだ。
「でも……どうやって進めばいいのさ? 普通に進んだら、全身がサボテンになっちゃうよ?」
「穹、あそこに鉱山にもあった樽があるのです」
「…あ、ほんとだ……」
羽入が指をさした方に目を向けると、そこにはマグマの洞窟の鉱山にもあった樽があった。
「まさかまたこの樽の中に入って、ドッカンドッカン進んで行くの?」
「どうやらそうみたいです。あそこにある足場を見ていただくと……」
「? うわー……あんな場所に足場があるって事は、樽を使って進んでくださいって事か……」
中間地点と思われる板でできた足場の近くには、樽が無数に配置されており、穹と羽入が居る場所にも同じ樽が配置してあった。ご丁寧にあの場所まで進む看板も配置してある。
「とりあえず羽入ちゃん、鉱山の時みたいに小さくなってくれない?」
「分かったのです。へ~ん~し~ん♪」
鉱山の時と同じように、身長を約30cm程まで縮ませた羽入。
「肩に乗せてあげたいけど……僕の
「ふ、服の中ですか!?」
申し訳なさそうに言う穹の言葉に、羽入は顔を赤くしながら、目を見開く。
「正確には、内ポケットの中にだけど……」
「へ? あ……内ポケットの中ですか……そうですよね、冷静に考えて、服の中と言ったらそこですよね。期待した僕がバカだったのです……」
「えと、あの……は、羽入ちゃん?」
何故か急にがっかりした表情になる羽入。あまりの落ち込みようになんて声をかけていいか分からなくなる穹。
「…この棘の迷路の中間地点に着いたら、魔法でシュークリームを作ってあげるから、元気出してよ」
「シュークリーム!?」
穹がそう言うと、今度は先程から一変して目を輝かせる羽入。ひとまず彼女の機嫌がなんとかとれそうなので、羽入が内ポケットに入ったのを確認した穹は、樽の中に入り、導火線に火を点けた後、この先何があるのかなと考えるのであった。
読んでいただきありがとうございます。
これからは、この作品もちょいちょい投稿できたらなと思っています。
他の作品と並行しながら書いてるので、相変わらずこちらの投稿が遅い時もありますが……(苦笑)
次回からも頑張りますので、よろしくお願いいたします。
本日はありがとうございました。