自由への飛翔   作:ドドブランゴ亜種

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第26話 【弾罪乙女 ■■■■】

 □□□

 

 

 

 

 

 それはヴィーレ達が“氷冷都市”<グランドル>を訪れる3ヶ月ほど前の事。

 

 

 

 

 

 【魔導狙撃手】に就いたばかりのアインは<ドライフ皇国>を旅立ち、<カルディナ>の砂漠を彷徨っていた。

 蒸し暑くない――乾ききった空気と灼熱の陽光が照らしつけ、全てを干からびさせる。

 水が生命線の無限の砂漠。

 徒歩で渡など愚の骨頂であり、自殺志願者とも言える大陸を両断する広大な砂漠。

 そんな中、彼は《念話》でひたすら愚痴垂れる<エンブリオ>の声を聞きながら脚を進めていた。

 

 

 「……想定外」

 『想定外じゃないってっ! 【脱水】でデスペナルティは流石の私も恥ずかしいからね!?』

 

 

 頭の中で騒ぎ立てる<エンブリオ>。

 唯でさえ水分不足な脳内は大声が直に響き、クラクラと意識が朦朧とさせる。

 アイン・シューターは『賞金稼ぎ』だ。

 毎日のように賞金の付いた『災害指定モンスター』や『盗賊クラン』の討伐を行っているアインは腕の立つ狙撃手である。

 しかしそれ以外の事には疎く、その度に相棒に文句を言われるのはよくあることだった。

 だけど……今回の事ばかりは流石に予想外。

 

 

 「――防塵対策が必要とは」

 

 

 ――《悪路走行》スキルが付いた大型バイク。

 

 彼が大金を叩いて購入した【二輪魔導車】は、砂漠の中腹付近で故障し動かなくなってしまったのだ。

 それは《防塵》カスタムをし忘れたツケ。

 バイクのマフラーに砂が入り込み、砂漠の暑さと機体の熱を逃がしきれなくなり煙を上げてしまったのである。

 その結果、【二輪魔導車】は『ガレージ』の中。

 目的地である<グランドル>まで徒歩で歩くことになったのだった。

 

 そして幸か不幸か、アインは運が良かった。

 【狙撃手(シューター)】、【整備士(メカニック)】、そして【斥候】に【魔導狙撃手】。

 <カルディナ>の高レベル帯のモンスターに襲われればひとたまりもないステータスを、数日前討伐した<UBM>――【紅雷暴狼 トニトゥルス】。

 <ドワイフ皇国>の地下に潜み、あらゆる機械を暴走させてしまう機械の狼だった<UBM>を討伐し、『特典武具』を手に入れていたのだから。

 

 

 ――名を【紅雷銃 トニトゥルス】

 

 

 『対巨大モンスターライフル』であり、雷エネルギーを帯びた威力重視の魔力式狙撃銃を手に入れていたのだから。

 襲い来るモンスターを撃ち殺し、ひたすら歩くアイン。

 そんな時間が何十と繰り返された時だった。

 

 

 『そもそも<マスター>は何でわざわざ<カルディナ>の……【義賊王】の討伐のクエストなんて受けたのさ?

  相手はティアンだし、超級職なんでしょ? 何より遠いし――珍しいね』

 「……」

 

 

 おそらく暇潰しと。

 そして後半の文句が一番言いたかった事だろう質問に、アインは口を噤んだ。

 

 ――アイン・シューターは賞金稼ぎだ。

 

 しかし、ティアンを殺したことは一度たりとも無い。

 人を殺せない賞(・・・・・・・)金稼ぎ(・・・)

 彼はそれが悪いことではないと理解しつつも、どこか喉に骨がつかえたような。いつかそれで後悔するような瞬間に出会うのではないかと気掛かりでは無かったのだ。

 そして……その迷いを払拭するために選んだ選択が『【義賊王】の討伐クエスト』。

 

 ――本当に悪い奴なら容赦なく引き金を引けるだろう。

 ――もし迷いながら戦うような自分であれば相手は超級職、自分を倒してくれるだろう。と。

 

 そんな迷いと共に此処まで歩いてきてのだ。

 幾つかの都市を中継し、目前にまで迫ってきている<グランドル>。

 アインは無言で歩き続け、そして……

 

 

 

 

 

 『……<マスター>』

 

 

 その光景を見た。

 

 

 ――暑さが少しましになった砂漠にそびえる石の城壁。

 ――粉雪が降り、一部分が白く化粧された街と<厳冬山脈>。 

 ――そして、その手前で戦う蒼い怪鳥型<UBM>と1人の男。

 

 

 アインはすぐさま【紅雷銃 トニトゥルス】を構え、スコープを覗き込んだ。

 そして……理解した。

 

 

 「【蒼鋼統一 スチュパリデス】と……対象、【義賊王】」

 

 

 それは鋼鉄の身体を持つ蒼い怪鳥。

 大空を舞い、【チャージコンドル】を率いて敵へと撃ち出す『古代伝説級』<UBM>――【蒼鋼統一 スチュパリデス】。 

 

 そして身体中に傷を作り、血を流す男。

 伸縮自在、自由自在に動く鎖を足場に、無謀にも1人で戦い続ける超級職のティアン――【義賊王】シアンディール。

 しかし、同時にその光景に首を傾げた。

 

 

 「……何故? 何故誰も加勢しない」

 

 

 <UBM>があんな街の直ぐ近くに出たならば、直ぐに兵を回して加勢すべきだ。

 幸いな事に城壁上に対怪鳥用の巨大バリスタが設置されている。

 あれであればレベルの低い兵でも加勢出来るはずなのに……戦っているのは【義賊王】たった1人。

 必死に街を守ろうとしていたのは、街で暗躍するはずの【義賊王】だったのだ。

 

 ――守るべき義務があるはずの兵は怯えて街に閉じこもる。

 ――暗躍する敵が何かを守るように、傷付きながら戦う。

 

 アインはその矛盾に疑問を持った……持ってしまった。

 それは、超級職の有無ではない。

 ただ、悪でありながら正義を成す姿に。正義を成さず、腐るその正義に違和感を持ってしまったのだ。

 故に……

 

 

 「――■■■■」

 『もちろんっ、<マスター>の望みが私の望みだからねっ!』

 

 

 彼はスコープを覗き込み、狙いを定め――引き金を引いたのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ◇◆◇ 【襲撃者】ホオズキ

 

 

 

 

 

 

 「《次弾装填》-炸裂弾」

 『待ちくたびれたよ、<マスター>!』

 

 「――■■■■■■ォォォォオオオオッ!!」

 『……《血の代償》-『地竜の豪脚』』

 

 

 赤いオーラを纏い裂帛する。

 瞳の白目を黒く染め、その身体の奥底から湧き上がる狂気に任せて爆走させる《フィジカルバーサーク》。

 1トンまで増加し、歩くのも困難になってきたホオズキの体重。

 アインとの距離まで残り1キロメテルを切ったホオズキは、元々少ないSPを消費し勝負に出たのだ。

 

 

 ――加速する。

 城壁を踏み砕き猛進する狂鬼と化して。

 

 ――変態する。

 岩石の鎧と『血』の鎧を二重に重ね……戦鎧と化して。

 

 ――大太刀を構える。

 大太刀である【鬼斬大刃】の上からコーティングするように凝血した『血』。《悪鬼羅刹》で武装化できる『血』はその大きさ、そして性能を強化し、狂化しているホオズキに相応しい武器へとその姿を変えて。

 

 

 城壁を砕き割りながら爆走するホオズキの姿は、もはや人とは呼べるものでは無かった。

 その牙の生えた口からは、空気を震わす咆哮を響かせる。

 踏み砕き、散乱した瓦礫を絶えず吸収し、【タロース・コア】の岩石鎧を巨大化させ続けていた。

 目の前の敵を倒すことだけを考えて走るホオズキの裏で、その補助をし続けるシュリちゃん。

 『地竜の脚力』を。

 『猛牛の腕力』を。

 『怪鳥の鋭爪』を。

 《血の代償(ディール・ブラッド)》で投下し続け、そのステータスを際限なく上昇させ続けていた。

 ……それだけではない。

 血と岩石鎧の二重鎧が本来は無い部位を――棘の生えた尾や鋭い爪を。目の覗き穴だけを残し、強靭な顎を再現させる。

 ホオズキは姿を人から戦鬼へ。

 そしてそれ以上の何かへと姿を変え続けながら二本の鬼角と、そして牙が生えた口で咆哮した。

 

 ――『伝説級モンスタ(・・・・・・・)()

 

 AGIとSTRは18000オーバー。

 ENDも5000を超えるモンスターと化したホオズキ。

 有限ではあるが《戦鬼到達》による『再生』と【タロース・コア】の《山岳装甲》による復元し続ける『岩石鎧』。

 出し惜しみなしの全力。

 動きを制限していた重力の重りを無視し、戦鬼(ホオズキ)はアインへと向け走り出したのだ。

 

 

 『うわぁ~~ッ! もう、完全にモンスターだよ、<マスター>!! 昔倒した【トニトゥルス】より全然強そう。――凄い速さで突撃してくるし……』

 「――セットだ」

 

 

 しかし、そんな眼前に迫りくるホオズキにもアインは一切取り乱さない。

 その砲口をホオズキの頭があった場所へと正確に狙い。

 

 

 「シュート、《一撃必殺(ワンショットワンキル)》」

 『来ないで~~!』

 

 

 轟音と共に赤い雷光を纏い放たれた弾丸。

 魔力式狙撃銃による高殺傷力な炸裂断が、【狙撃手】の基本スキル――確率で【即死】を引き起こす《一撃必殺》と共に放たれた。

 超音速機動で爆走するホオズキだが、その道のりはほぼ一直線。

 弾丸は威力を落とすこと無く……むしろ加速し続けなが(・・・・・・・)()頭への軌道にそって飛んでいく。

 そして……

 

 

 「無駄だァ!!」

 

 

 振り抜かれた凝血の【鬼斬大刃】。

 真っ二つに叩き切られた炸裂断は辺りで爆発を引き起こし、ホオズキの二重鎧を一部弾け飛ばしただけで終わった。

 対巨大モンスターライフルである【紅雷銃 トニトゥルス】で放たれた巨大な銃弾をホオズキは力技で叩き切ったのである。

 

 

 「――不発、化け物か?」

 「ハッ! イモリ狙撃野郎なんかに言われたくねぇぜッ!!」

 

 

 僅かな時間。

 その間にも二人の動きは止まらない。

 ホオズキはその距離を詰め続け、アインは冷静にボルトを引いて空薬莢を飛ばし、リロードし直した。

 構えた【トニトゥルス】の狙いを定め直す必要も無い。

 ホオズキは既に500メテルまで近づき、『スコープ』を除いて狙いを定める必要も無い程に近づいていたからだ。

 指は常にトリガーへ。

 もう狙いは澄まされている。

 

 

 「セット――特殊弾」

 『アイアイ・サー、<マスター>!』

 

 

 ホオズキとアインの戦闘が始まり、丁度10発目の銃弾。

 それは先ほど放たれた炸裂弾とは違う――唯の普通の弾丸だった。

 もちろん当たれば亜竜の装甲など軽く貫通するぐらいの威力を誇る規格外の銃弾ではあるが、今のホオズキにはあまりに弱い。

 効果が無いだろう銃弾である。

 

 (……)

 

 その事に一瞬、疑問が頭を過ったホオズキだが。

 ……直ぐに考えるのを止め、【鬼斬大刃】を構え爆走し続ける。

 

 

 「……何を考えてるかは知らねぇが、取り合えず叩き切るッ!!」

 

 

 先ほどと変わらない頭を狙った軌道。

 叩き切るのは遥かに簡単であり、あまり技量がないホオズキでも間違いなく叩き切れる。

 ホオズキは勢いよく【鬼斬大刃】を振りかぶり、切り下ろそうとして――

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 『KIIIiiiiiiiii!!』

 

 「――ッ!!」

 『……ホオズキッ!?』

 

 

 眼前に迫りくる魔法弾。

 

 ――目の前で瞬時に『鋼鉄の鳥』へと姿を変えた弾丸に目を見開いた。

 

 『鋼鉄の鳥』型の弾丸。

 その姿は【チャージ・コンドル】の姿によく酷似している。

 鳴き声を上げながら空中で進路を変え、ホオズキの脚を貫通した鋼鉄の鳥はそのまま背後へと飛び去り……そしてUターンした。

 いや……それだけではない。

 本来ならばその威力を失い、地面へと落下するはずの銃弾。

 『鋼鉄の鳥』と化した銃弾は、地面へと落ちる気配を微塵も感じさせずに先ほどまでと同じように加速し続けているのだ。

 Uターンした『鋼鉄の鳥』は再びホオズキへと襲い掛かり、

 

 

 「――シュート」

 

 

 アインが正面から放った弾丸。

 再び『鋼鉄の鳥』と化した弾丸がホオズキへ襲い掛かった。

 

 

 

 

 

 ◆◆◆

 

 

 

 

 

 【魔導狙撃手】アイン・シューターの<エンブリオ>はその効果を見せつけながらも、正体をほとんどの<マスター>が知ることも無い。

 ただ、狙撃された本人が。

 狙撃する場面を見た<マスター>が知っているのは大きく分けて二つの能力があるということ。

 

 ――着弾すると対象の重力を増やす効果。

 ――法則を無視し、音速を突破する弾丸。

 

 たったそれだけ。

 それだけしか情報は無い。

 <マスター>にとって<エンブリオ>は虎の子ではあるが、アインの<エンブリオ>ほど詳細が不明な<エンブリオ>も珍しかった。

 では、その詳細不明の<エンブリオ>とはなんだ。

 

 ライフル自体が『特典武具』と言うことはType:テリトリーの<エンブリオ>だろうか?

 それともアインが身に着けている何らかの装備のType:アームズの<エンブリオ>だろうか?

 

 ……いいや、違う。

 アインの<エンブリオ>の正体、それは……

 

 

 

 

 

 ――Type:メイデンwithエンジェルカリキュレーター、【弾罪乙女 ヘカテー】。

 

 

 

 

 

 到達形態、Ⅴの『スコープ型(・・・・・)』の<エンブリオ>だった。

 保有スキルは三つ。

 

 

 ・《視界射程》:パッシブスキル

  【ヘカテー】の固有スキル。

  『スコープ』越しに見えた距離、全てが射撃の射程範囲となる。

  《ホークアイ》などのスキルを重ねて見えた場合は無効。

 

 

 そしてもう一つ。

 

 

 ・《彼方まで力を届ける者》:アクティブスキル

  【ヘカテー】の固有スキル。

  <エンブリオ>を装備時、放った弾丸があらゆる自然法則を無視し、標的に着弾するまでその銃弾のエネルギ(・・・・・・・)ーを増幅し続け(・・・・・・・)()

 

 

 それらは【ヘカテー】……太陽神アポロンの女神名である【ヘカテー】の名の意味から生まれたスキル。

 視界に敵を捕らえたならば、狙撃した銃弾は重力に引かれて地面に落ちることも無い。

 音速を超えた影響で自壊することも無い。

 ――銃弾はその威力を。

 ――その弾速を。

 ――魔力式で込められたMPを。

 全てを増幅し続けながら敵へと飛翔する。

 それはヴィーレのオリジナルスキル、《ザ・ラ()イダー()・デ()ディ()ケイ()テッ()ド・()ブロー()》の『疾走距離に比例する矢の攻撃自体の強化』に類似している。

 敵との距離に比例する銃弾の強化。

 アインが【魔導狙撃手】でありながら【狙撃名手】顔負けの遠距離射撃を可能にするスキルだ。

 そして……

 

 

 ・《贖罪は重さで払われる》:アクティブスキル

  【ヘカテー】の固有スキル。

  <エンブリオ>を装備時、放った弾丸が着弾して相手の体重を『敵との距離÷10』キロ分加算する。

  対象が生物である場合に限る。

 

 

 これも同じく【ヘカテー】にまつわるスキルだった。

 ヘカテーが司るものは数多く存在する。

 例えば、『月と魔術』や『豊穣』、『出産』。そして『浄めと贖罪』。

 様々な形でまつわれ、司るヘカテーだが……そんな中に一説としてこう推測されることがある。

 

 ――ヘカテーとは、遠くから働きかけるモノ。

 ――月や出産を司る冥府神。

 ――天界、地上、冥界で名を響かせる神。

 

 故に、こう推測された。

 

 

 

 

 

 ヘカテーとは、『月が地上に及ぼす力』……『重力(・・)』を司る神ではないかと。

 

 

 

 

 

 ◆◆◆

 

 

 

 

 

 【蒼甲銃翼 スチュパリデス】によって魔弾とかした銃弾は意志を持つゴーレムと化す。

 故に、着弾後も落ちることは無い。

 砕けるまで敵を狙い《彼方まで力を届ける者》によって加速し続ける。

 これこそアインにとっての切り札。

 

 ――初めて<マスター>相手に使うコンボであった。

 

 突然の出来事にホオズキは翻弄されていく。

 巨大モンスターをも撃ち貫く銃弾が何度も襲い掛かり、そして着弾と同時に敵の重力を加算させていくのだ。

 例え<UBM>だろうと対応できない。

 むしろ、超遠距離狙撃からの不意打ちの初弾で【即死】する。

 これこそ“蒼い羽”と呼ばれる所以。

 

 

 「――シュート」

 

 

 リロードしては引き絞る引き金。

 彼が逃した獲物はこれまでにたった一匹……一人たりとも居ない。

 ここから先はただの一方的な戦いだ。

 ホオズキも数羽だが切り落とし、何とか絶えてはいるが――遅い。

 既に『鋼鉄の鳥』は十数羽まで増え続け、ホオズキを襲っているのだから。

 アインは何にも動じず、心を動かさず、ただ引き金を引き続ける。

 そして……

 

 

 「――クッソガァァァア!! しゃらくせぇ!!」

 

 

 ホオズキが城壁を乱打し、瓦礫を砕く。

 同時に夜の闇に合わさるように砂煙が発生するが……関係ない。放たれた弾丸はすでに自分の意思を持ってホオズキを狙っているのだから。

 

 

 

 

 

 メイデンが『格上殺し(ジャイアントキリング)』の能力を持ちやすいと言うのなら、【弾罪乙女 ヘカテー】のジャイアントキリングは、

 

 

 ――『敵が認識できない程遠くから、敵が認識できない程の弾速で吹き飛ばせば勝てる』

 

 

 というもの。

 ……あぁ、そうだ。

 改めて言おう、【弾罪乙女 ヘカテー】――それは超遠距離狙撃特化型<エンブリオ>であると。

 

 

 「――セット」

 

 

 故に、その銃口は微動だにせずに砂煙内のホオズキと向き続け……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「――動くな」

 

 

 銃口を砂煙へと向け続けるアイン。

 その背後に突然姿を現したホオズキによって、【鬼斬大刃】が付きつけられたのだった。

 

 

 

 

 




【紅雷暴狼 トニトゥルス】
紅の雷を纏い、機械を暴走させる荒れ狂う機狼の概念を具現化した狙撃銃。
紅雷によって銃器を暴走させ、限界を超えた力を引き出す。
形状:対巨大モンスターライフル。
装備攻撃力:1500
装備防御力:0
装備補正:DEX-50
装備スキル:《紅雷暴走(オーバーロード)
所有者:【魔導狙撃手】アイン・シューター
備考:伝説級<UBM>【紅雷暴狼 トニトゥルス】の特典武具
   機械を狂わし、暴走させるためマジンギアなどが主流の<ドライフ皇国>では手を出せないでいたがアインによって討伐された。
   使っていた狙撃銃が機械で暴走する機構が無かったため、比較的簡単だった模様。



【蒼甲銃翼 スチュパリデス】
鋼鉄の鋼羽をもって狙撃する鉄の怪鳥を具現化した武具。
鋼鉄の如き硬さを与え、狙撃に必要なスキルの補助をする能力を与える。
形状:頭・左腕・左足を保護する蒼銀の半身軽装。
装備補正:装備防御力+100、DEX+30%
装備スキル:《射撃補正・空》《撃滅の蒼翼(スチュパリデス)
所有者:【魔導狙撃手】アイン・シューター
備考:古代伝説級<UBM>【蒼鋼統一 スチュパリデス】の特典武具。
   <グランドル>の上空付近に現れた<UBM>。
   【義賊王】が戦っている場面に出くわし、【義賊王】との共闘の末に何とか討伐成功。 
   【チャージ・コンドル】の指揮官的<UBM>であり、上空から【チャージ・コンドル】を銃弾のように撃ちだしてきた。
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